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2045.  作者: みつ
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本日、外は晴れていて、

僕の妻子は外出中で、

友達の井出が僕の家に話をしに来ていた。

早急に僕と二人だけで話をしたい!

と彼は来たわけであるけど、

そんな彼が、

『本題に入るか…!』のような顔で僕に語り出した。


「反町のことは俺も反町本人から色々と聞いていて、おまえは近年、反町と疎遠みたいだが俺自身、実は、かなり今も反町と交遊があるんだ。

高2高3でも同じクラスだったし大学時代、俺と御前、二人で会うよりも俺は反町と二人で会う機会が俄然あった。

……つまりだな、おまえ以上に俺は反町を知っているということだよ。」


僕は聞いていた。

井出は続けて話す。

「反町の両親はタバコ屋をやっていて、あいつは、それを継ぎ、そのまま店の羽振りは良かったらしい…。

それで普通の若手会社員よりも収入は、あったようだ。加えて、まぁ、反町は俺に話してくれたんだけど、なんかさぁ…彼の両親が亡くなって反町に入った遺産もあったらしいんだわ…。

あのさ…まぁ、心穏やかに聞いてほしいんだけど、世間では一億、二億って大金だろ?

でも、ある人に言わせたら、はした金額と言う…。」


「使うに使ったら、あっという間だからね…。」


僕が、そう言うと、

そんな僕に井出は続けた。

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