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2045.  作者: みつ
2/11

2

妻は、娘を連れて公園に出てくれていた。

家内は、

「来週のプレゼン、ファイト♪」と僕に告げ、

娘と公園に行った。


妻は僕が自宅で仕事に集中できるよう、

気を配ってくれたのである。

そのお陰もあって、

寝起きから取りかかったプレゼン資料は、

昼頃には完成した。


そのタイミングで、

妻から電話があり、

「愛と、まだ外で色々、お出かけするから昼、テキトーに食べてくれる?」と言われ、

「オッケー♪」と僕は電話を切った。


冷蔵庫に昨晩のカレーがあったので、

僕は御飯を焚き、そのカレーを全部、食べた。


すると、

今度は友人の井出 剛から電話があった。

今日、夜に彼と、

外食する予定だった。


電話は案の定、その件で、

井出に時間を繰り上げ早く会えないか?

と言われる。

僕は少し考えて、

「今、妻と娘が出掛けているから、うちに来なよ♪」と言うと、

「なら、すぐ行く!」と僕は、

電話を切られた。

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