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第六話

隼は明日の学校を休むか悩んでいた…つばさには気にするなと言われたが隼は怖かった。もしかしたらまたつばさを傷つけるかもしれない…いや、つばさだけではない他のひとを傷つける気がして体が震えていた。そんなとき、インターホンが鳴った。

 「ん?お母さんかな?でも、まだ帰ってくる時間じゃないし…」

隼はそんなことを考えながら玄関に向かった。隼は玄関のドアを開けた。すると、そこにはさっき帰ったはずの葵がいた。

 「あれ?どうしたの?忘れ物でもした?」

葵は最初モジモジしていたが、吹っ切れたように隼に言った。

 「隼君…つばさくんではない人も傷つけると思ってない…?」

 「え?」

 「隼君のことだから、隼君は優しすぎるから…もしかしたら怖がってるかもしれないと思ったの…私はつばさくんみたいにケンカが強くない…美羽ちゃんみたいに思ったことを言えない…だけど!」

 「あ…お…い?」

 「自分の身は自分で守るから…だから、明日は学校で会って話そうね?」 

隼はいきなり自分が悩んでいたこと、恐怖してしまっていたことを言われてしまって絶句した。葵が言ったことは隼が恐れていたことだ。隼は手を握りしめて葵に

 「明日は学校に行くよ…そしたらまた話そう…?」

 「うん!絶対だからね?」

 「ああ…もうすぐ暗くなるから帰りなよ」

 「うん…また明日」

葵は笑顔で帰っていった。隼は玄関のドアを閉めると壁に背中をつけて崩れ落ちた。 ー俺はなんて弱いんだろう…女の子を泣かせて、心配させてー 隼はずっと考えていた恐怖を葵に気づかれた、その事実に情けなくなった。

 「明日は学校に行こうかな…」


次の日、葵と美羽が学校でおしゃべりをしているとつばさが声をかけてきた。

 「おっす」

すると、つばさの後から隼が出てきて教室に入ってきた。隼が教室に入るとクラスのみんなが隼に声をかけてきた。隼はみんなに事情を話したあと、つばさと美羽、葵のところに行くと笑顔で

 「おはよう!今日からまたよろしくね?」

美羽とつばさが笑顔でそれを見ていると葵が

 「おはよう!隼君…来てくれたんだね♪」

 「うん…昨日葵に言われたからね…ありがとうね?」

四人で話していると教頭先生が入ってくると、つばさを見つけて歩いてきた。

 「つばさ…職員室に来なさい…」

 「は?なんでだよ?」

教頭はつばさの質問に答えずに教室を出ていった。クラスにいたみんながつばさを見ると声をかけた。

 「行かなくていいんだぜ?俺たちがいるから安心しろよ!」

つばさは ー本当にこのクラスは良い奴が多すぎるー と思いながらみ声をかけてきたみんなに向かって言った。

 「ありがとうな…でも、行かなきゃみんなに迷惑がかかるよ…だから行ってくる!気にすんなよ…」

そう言うとつばさは教室を出ていった。クラスのみんなは「行ってこい!」と言って笑っていたが隼だけが険しい顔をしていた。それに気づいたのは葵だけだった。


みなさんこんにちわ~…なんか久しぶりに投稿しました!!!みなさんはいかがお過ごしですか?私は色々と忙しく大変ですwさて、今回の話は隼が主体となって話を進めていました。

ところで、話が変わりますが、私は今カラオケに行くことにハマっていますwみんなと騒いだりするのを楽しんでいます!あまり行けてないんですけどね?みなさんも息抜きを見つけて頑張っていきましょう!それでは!さいならさいならー

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