第一話
「はぁぁ…ダルいなぁ」
俺は今、学校に来ている。机に向かって空を眺めている。周りのクラスの奴らは馴れ合っていて、さっきからゲラゲラとうるさく笑っているのがイライラする。
「ちっ…ムカつくな」
学校のチャイムが鳴った。先生が教室に入ってくると一人の女が一緒に入ってきた。
(誰だ?…見たことない奴だな)
転校生が来た。ショートカットのいかにもスポーツ女子といって風貌の女だ。
「私の名前は泉 美羽です。よろしくお願いします」
彼女は挨拶を終えると先生が言った席についた。めんどくさいことに俺の隣だ。
(あの糞教師…なんで俺の隣なんだよ!)
女は隣に座ったあと、俺に声をかけてきた。
「よろしくね?」
「ふん…」
俺はずっと窓を見ていた。俺は人と仲良くするのが嫌だった。昔の色々あって人といるのが嫌になったのだ。
HRのあと、泉は周りに集まってきた子達に聞いた。
「なんでつばさ君は一人なの?」
クラスの子は関わらない方がいいと言ってきた。噂で、いつも他の学校の生徒と喧嘩をしているらしい。他にもたくさんのひどい噂があり、告白してきた女の子に手をあげた噂なんかもある。それでも、クールな性格等から結構人気らしい。まぁ、告白しようなんていう強者は少ないらしい。
「何言ってんだよ…あいつはいい奴なんだぞ!変なことを言うなよ」
青髮の男の人が声をかけてきた。美羽は首をかしげて聞いた。
「あの…誰でしたっけ?」
「え?…ごめんごめん。奏 隼だよ!よろしくね?」
奏ではつばさの友達らしい。いつも昼食を一緒に食べたり、二人一組を作るときにはいつも一緒らしい。
「あ…よろしくお願いします。」
奏ではつばさとは対照的に明るい性格で学校の人気者である。美羽はもう一人の女子の名前を聞いた。
「あなたは?」
女子生徒は慌てて自己紹介をした。
「えっと…南 葵です。よろしくお願いします。美羽ちゃん」
「よろしくね。葵ちゃん」
授業の始まりのチャイムが鳴った。
「放課後またお話ししようね?二人とも」
美羽はそう言うと授業の準備を始めた。
放課後…美羽は葵と隼と一緒に屋上に来ていた。隼が屋上の扉を開けるとそこにはつばさが寝ていた。隼はつばさのお腹に缶ジュースを投げた。
「つばさ…起きろよ!風邪引くぞ」
「痛てっ!…何すんだよ!」
つばさは隼に抗議した。隼はつばさを軽く受け流して美羽を紹介した。美羽はあることを聞いた。
「三人はいつも一緒なの?」
「まぁ、そんな感じかな?」
つばさは眠そうな顔をして屋上から出ていこうとした。すると、上級生の不良みたいな人達五人が現れて美羽を指差して告白してきた。美羽は戸惑っていると不良たちは美羽に近づいていった。隼は美羽が困ってるのを悟って間に割って入った。
「美羽さんが困ってるじゃないか!」
不良は喧嘩を売ってるのかと言って隼を殴った。上級生が弱すぎと言って笑っていると告白した人が美羽の手を掴もうとしたとき、つばさがその手を掴んだ。
「お前らさ、相手の気持ち考えて行動しろよ。それと、隼に謝れ!」
不良がゲラゲラ笑ってると、つばさは笑みを浮かべて顔面を殴った。不良の一人が怒ってつばさに殴りかかろうとしたとき、つばさが鳩尾に蹴りを入れた。次に来た奴を投げ飛ばして、残りの二人に言った。
「まだやる?やるなら別にいいけど…容赦しねえぞ…」
不良の二人が伸びてる三人を引きずって屋上から出ていった。つばさは隼に手を貸した。
「まったく…体が鈍ってるんじゃないか?」
「お前みたいに暴力は振るわないよ…」
「あっそ、ならかわすぐらいはできるだろ?しっかりしろよ」
つばさは「じゃあな」と告げると屋上を出ていった。美羽はつばさの出ていった方を見てぼーっとしていた。
今回の作品では半分本当の話です。どこまで本当かは言いませんけどね?wとりあえず、見てくださるかたがたくさんいれば嬉しいです。さて、皆さんは高校で恋をしたことはありますか?私はありますねwけど、まだ卒業してない… とりあえず、これから頑張るので応援よろしくお願いします_(._.)_