<52>
**************************************************
オレ的メモ
SS:神話級。神の如き御業
S:伝説級。人外の御業
A:民話級。天才の領域。人類の頂点。
B:高級品。才能が有れば余裕。無くても努力でなんとかなる。
C:普及品。一般人のプロフェショナル
D:量産品。単なる一般人
E:劣化品。単なる○゛○
S超級魔法:天災クラスの影響。
A上級魔法:戦略級魔法。局地的な天災クラスの影響。
B中級魔法:戦術級魔法。普通の魔法使いならコレが限界。
C下級魔法:基本魔法。学びさえすれば大抵の人がコレくらいは使える。
D汎用魔法:生活魔法。日々の生活で使われる。女性なら使えて当たり前レベル。
**************************************************
肩書き:黒髪の勇者“アレン”
クラス:勇者
:野伏
攻撃力:S- 総合的な火力
防御力:B+ 総合的な守備力
技巧力:B- 総合的な技量
機動力:A+ 総合的な速さ
魔法力:A 総合的な魔法の技術
思考力:B- 総合的な頭の良さ
知覚力:A 総合的な察知能力
武技:勇者必殺剣:A
術技:回復魔法含む全系統:A
:特質系魔法:サンシャイン:A+
:継承魔法:光翼飛踊:A+
魔力内包値:3106
特殊装備:緋緋色金之御劔:S-
:真銀の胸当て:A-
特殊能力:万象の魔 (全属性使用可):S
:魔王の祝福 (笑):S
**************************************************
肩書き:拳撃の尼僧
クラス:武僧
:修道女
:|巡礼者
攻撃力:B+
防御力:B
技巧力:C
機動力:B+
魔法力:B+
思考力:C+
知覚力:C+
武技:聖天業拳:A
術技:回復魔法:A+
魔力内包値:796
特殊装備:聖者の杖:S-
:祝歌の礼服:A-
特殊能力:魔王の祝福 (笑):S
:光適正:A
**************************************************
肩書き:七色の魔道士
クラス:魔道士
:魔術士
:錬金術士
:従騎士
:弓兵
:学者
攻撃力:C+
防御力:C
技巧力:B-
機動力:C
魔法力:A+
思考力:B+
知覚力:B
武技:未習得
術技:火、水、風、土、理、光、闇の七属性。
:構成魔法:A
:変異魔法:B+
:創造魔法:B+
:継承魔法:星食ノ牙
魔力内包値:1304
特殊装備:精霊弓:S-
:真銀霊糸の魔衣:A-
特殊能力:魔王の祝福 (笑):S
:七属性の適正:A
**************************************************
肩書き:黒衣の剣士
クラス:剣士
:盗賊
:暗器使い
攻撃力:A-
防御力:B-
技巧力:A+
機動力:B+
魔法力:C-
思考力:A-
知覚力:A+
武技:|二刀流 :A-
:|暗器術 :A-
:|黒衣闘術:B+
術技:汎用魔法:C
魔力内包値:174
特殊装備:素材不明の黒衣:S-
特殊能力:魔王の祝福 (笑):S
:闇適正:B-
**************************************************
肩書き:|影武者“サーたん”
クラス:生体兵器
:小魔王
攻撃力:A-
防御力:A-
技巧力:B
機動力:B+
魔法力:S-
思考力:A
知覚力:A+
武技:未習得
術技:回復魔法含む全系統:S-
魔力内包値:7803
特殊装備:生体装甲
特殊能力:万象の魔 (全属性使用可):S-
:魔王の眷属
:魔性の肉体
勇者一行のステータスが、こんな感じならば、邪神の御子は―――
**************************************************
肩書き:巨人の堕慧児“ロイ・ガミューサ”
クラス:狩人
:漁師
攻撃力:SSS
防御力:SSS
技巧力:A-
機動力:A+
魔法力:B-
思考力:A
知覚力:A-
武技:槍紺絶招:B+
術技:虚神方術:C
魔力内包値:240
特殊装備:超巨大な銛
特殊能力:超巨大な身体
―――こんな感じだろう。
エーテル量こそ大したこと無いが……身体能力が桁違いに高すぎる。
客観的に考えて……コイツと戦おうと考える方が間違いだと断言しよう。
ちなみに、吸血皇は―――
**************************************************
肩書き:吸血皇“アルト・ノワール”
クラス:暴君
攻撃力:S-
防御力:S-
技巧力:S
機動力:S
魔法力:S-
思考力:S-
知覚力:S
武技:未習得
術技:未習得
魔力内包値:24680
特殊装備:不死王の禁輪
特殊能力:支配の紅玉眼
:不死性
:誘惑の媚声
:吸精
:紫爪
:事象結界
:血粧操技
:月齢転調
:夜の帝王
:眷属支配
:変化:蝙蝠
:黒狼
:夜霧
:人化
:悪魔化
――――こんな感じで、勇者一行より遥かに強いが、それでも巨人の堕慧児には勝てないだろう。
ちなみにオレは、こんな感じだろうか?
**************************************************
肩書き:|魔王“サタン”
クラス:魔王
攻撃力:S-
防御力:S
技巧力:A+
機動力:A-
魔法力:SSS
思考力:A+
知覚力:S-
武技:未習得
術技:回復魔法含む全系統:SSS
:遠隔術式
魔力内包値:1037340
特殊装備:遠見の水晶球:SSS
:魔王の王衣:S-
特殊能力:万象の魔 :SSS
:魔性の肉体
:超再生能力
:漆黒の波動
:闇の帳
:両手の魔爪
:海竜から奪った魔眼
:常闇の玉角
:魔力操作適正
我が事ながら反則としか思えないが、魔王と考えるならドコモオカシクはない……と思う。思いたい。
魔力内包値は言わばMPであり、魔力の総量を意味する。
高ければその分魔法の使用回数は増えるが、威力にはさほど影響しない。
一応、魔力を過剰注入することで―――
今のは極大火炎呪文ではない……火弾だ。
―――とか、どこぞの完全体に成らない方が良かった魔王様の真似も出来る。
ただし、効率は極めて悪い。
例えば初級呪文の火弾の威力が10で、消費が5だとしよう……。
魔力を倍込めても11。十倍の魔力である50を込めても……威力は20しかならない。
されど、低級呪文の炎弾だと、威力は20なのに、消費は12で済む……。
つまり、わざわざ無理して弱い魔法を強化するくらいなら。素直に強い魔法を使ったほうが良い。
まあ、技量の関係で使えないのに火力が少し足りない!? とか言った限定的な場面では使えるが……基本ムダでしか無い。
同じ50消費するなら、20より、10を10回ぶつけた方が効率良いから当たり前だろう……。
そんなわけで、魔力内包値の差が、決定的な差になるとは言い切れないが……それでもここまで差があれば圧倒的優位に立てることは間違いない。
ましてやオレは、その魔力を十全に使いこなすだけの技量もある。
―――やっぱ無理ゲーだ!?
先に述べたゲームチックなステータス表記は、独断と偏見と観察結果を踏まえてオレが創ったものだ。
そのため、魔力内包値を除けば、客観性および公平性に欠けるため鵜呑みにしてはいけない。
だがまあ、それなりに良い線いってるだろうから、参考には成るはず……しかし解せぬ。
―――差があり過ぎないか?
祝福を受ける事で勇者がどのくらいパワーアップするか分からんが……多少のパワーアップじゃ、負ける気満々の魔王にも勝てんぞ?
ましてや手加減する必要も、理由もない。巨人の堕慧児相手に勝てる見込みは0だ……0%だ! 0.0001%の可能性すらない!!
どうすりゃいいんだ? いやマジで!
作中で述べてる通り。魔力内包値以外は主人公の推測ですので、正確では有りません。
ちなみに常人の魔力内放値は100前後です。
女性はやや高めで、エルフなど妖精種は300~1000。亜人は低めで10~50程度。魔族は最低でも1000。魔将クラスは1万前後です。
勇者と吸血皇と、特に魔王がドレだけ異常か分かりますか?
ちなみに神々は3万前後です。主神クラスでも10万以下です。天使は下っ端で500。大天使クラスでも1万程度です。
ついでに云うと、元勇者は2万前後。歴代の魔王は、5万くらいです。
10万超えは、自然神でもある龍神を除けば、初代魔王と……今の魔王だけです。




