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節酒しようか考え中?

ああ、空が青い。

光がまぶしい。


「おはよう、五穂ちゃん。」

事務員で同期の立山(タテヤマ)真理(マリ)ちゃんが言った。

「おはよう。」

私は言った。

「ねえ、光田君と井上さんってどっちがウケとセメなんかな?」

おい、朝からいう台詞かい。

いくらロッカールームとはいえ。

真理ちゃんは腐女子です。

「知らんわ、そんなの。」

私は言った。

第一井上さんと光田はできてないもん。

たぶん...わーん。

「光田君と五穂ちゃんはどっちがウケとセメなの?」

おい、この妄想腐女子、私は女だよ。

「私、女、それから光田とだけはそういう関係になりたくない。」

私は言った。

「光田君に五穂ちゃんの下の名前聞かれたのに。」

真理ちゃんが言った。

「光田のやつに教えたんだ、へぇ~。」

そういや、私もあいつの下の名前覚えてないや。

「教えたよ。」

腐女子はニヤニヤ言った。

「ちなみに光田君の下の名前は大夢ヒロムだからね、五穂ちゃん。」

腐女子が余分な事を教えた。

「別にいいのに。」

私は言った。


「おはよう。」

私は愛竜五郎に挨拶した。

『今日も酒臭いな、お前。』

相変わらず五郎は鼻がいい。

「ちょっと飲み過ぎただけだよ。」

私は言った。

仕事に支障はない。

『事故るなよ。』

五郎が言った。

よけーなお世話だ!


「五穂さん、おはようございます!」

いつも元気な白ウサギ…。

おい、白ウサギなんで人型なんだよ。

でかい図体 (ってほどでもないが)五郎と私の間に入れるんじゃない。

「耳としっぽでて可愛いですね。」

光田のやつが赤い目で見つめた。

…耳?しっぽ?

…あれ?ああああ。

『酒の飲みすぎだ、隠せないなんて。』

五郎が言った。

…やばい隠せない、本当に。

いつから出してたんだ?

「光田、ありがとう。」

まあ、耳としっぽが出てても業務に支障はない。

「可愛いね。」

井上さんに言われた。

むしろラッキー?


「今日は、明正和学園地区か。」

予定表をチェックしながら呟いた。

「耳がピコピコしてるね。」

井上さんが触りたそうに言った。

...井上さんもしかしてもふもふ好き?

「五穂さん、使ってください。」

光田がタオルを渡した。


何に使うんだ?


「可愛い耳をかくしてください。」

光田は言った。

自分の可愛さが半減するから隠せっていうわけかい。


「よけーなお世話、いってきます。」

私はタオルを光田に投げ返した。


「違うのに。」

誤解された~って光田がいってるよ。

何が誤解だよ。

あー、酒のみたい。


『よいどれワンコついたぞ。』

五郎が駐竜場におりだ。

明正和学園地区営業所の前だ。

「うん、いってくるよ。」

私は営業所の中に入った。


明正和学園地区は

明正和学園を中心に放射状に広がる学園都市だ。


「こんにちは~。」

私は声をかけた。

「いらっしゃい、犬神さん。」

西田さんが言った。

「今日は一日よろしくお願いします。」

私は言った。

「可愛い耳としっぽですね。」

西田さんに笑われた。


酒控えようかな?

でも、ストレスがね。


「こんにちは~ドラゴン急便でーす、お荷物お届けに参りました。」

私は言った。

「ああ、ありがとう、サインでいいかい?」

金髪の男性が出てきた。

「結構です。」

私は言った。

「先生~、なにが届いたんですか?」

高校生くらいの男性が出てきた。

「本だよ、水の石碑の真実って言う本で希少本なんだ。」

先生と呼ばれた人が言った。

「そうですか。」

キラキラした目で高校生?は先生?を見ていった。

「歴史に興味ありますか?」

なんかこっちにふられたよ!

私、歴史にがてなんだよね。

「あははは、ないです。」

私は言った。

「歴史は素晴らしいです!楽しいです!」

金髪の男性は力説した。

「ありがとうございました。」

私は退避した。

歴史なんてわかんないよ。

社史ですらうろ覚えなのに。


「こんにちは~ドラゴン急便でーす、お荷物お届けに参りました。」

私は言った。

「あらー、悪いわね。」

可愛いお婆ちゃんが出てきた。

「中まで運んでくださる?」

お婆ちゃんが言った。

「はい。」

私は玄関まで運んだ。

「黒芝ちゃんなの?」

お婆ちゃんが私のくるくるしたしっぽを見ていった。

「はい、そうです。」

やっぱり酒控えるか?

「私の幼馴染みにもいたわ...もしかして五穂ちゃん?」

....はて?お知り合いでしたか?

五奈(イツナ)ちゃんの孫の?」

五奈は確かに祖母ですが。

「えーと?」

お祖母ちゃんの幼馴染み?

「五穂ちゃんじゃないの?」

お婆ちゃんが悲しい目をした。

「い、五穂です。」

私は言った。

「そうよね、こんなに小さかったのに、大きくなって。」

わー、手のりサイズ時代の写真が端末に出された。

お祖母ちゃんがワンコ姿の私を抱いてる写真だ。

「五奈ちゃんはお元気?」

お婆ちゃんが言った。

「ハア、毎日元気に護衛の後進を育てております。」

元気過ぎだよ。

「五奈ちゃんも、五穂ちゃんも数字名持ちだものね、忙しいわよね。」

お婆ちゃんが言った。

犬神の一族は九つあってそれぞれ役割が違うんだけど基本的に要人の護衛を家業にしている。

数字名持ちって言うのは一族の長になりうる能力の持ち主と認められた事で。

私もお祖母ちゃんも持ってるけど、別に長にはなる予定はない。

つまり、五の一族なんだ。

五の一族は護に通じていて護りの一族なんだ。

私みたいに外で仕事をするのは普通、数字名を持ってない人なんだよね。

まあ、いいけど。

「五奈ちゃんに明里(アカリ)がよろしくといってたってつたえてくださいな。」

お婆ちゃんが言った。

「はい。」

私は言った。


『よいどれワンコ時間かかったな。』

五郎が言った。

「うん、ごめん。」

お祖母ちゃんの知り合いじゃね。

むげにできないし。

『じゃあ、いくぞ。』

五郎が言った。

「うん、いこう。」

私は五郎に乗った。


酒飲んで耳としっぽが出たお陰で

お祖母ちゃんの知り合いにあったよ。

酒飲み万歳!


『よいどれワンコは飲みすぎだ。』

五郎に突っ込まれたよ。


『今日は飲みすぎるなよ。』

五郎に言われた。

仕事が終わって五郎の世話中です。

「わかったよ。」

私は言った。

「おー、いつ~お疲れ~。」

ガルフィードさんが帰ってきた。

ガルフィードさんの愛竜のセレンさんが五郎と挨拶してる。

雌竜は華奢だな。

「おつかれさまです。」

私は言った。

「せっかく会ったんだ、酒飲みにいこうぜ♪」

ガルフィードさんとは飲み友達だ。

「いえ、今日は。」

飲みすぎは禁物、五郎に最近

よいどれワンコとしか呼ばれてないし。

「おつかれさまです。」

光田が人型でかけてきた。

「光田、可愛いな。」

ガルフィードさんが光田の頭を撫でた。

ガルフィードさんもかい。

もう、飲まずにやってられるかい。

「ガルフィードさん、飲みいきます!」

私は言った。

「お、おお、いこう。」

ガルフィードさんが言った。


もう、よいどれワンコでいいや。


ん?光田も行くの?

なんであんたと一緒に?

ストレスのもとと飲み会

むなしい...、

でも、酒はやめられないや。

のみにいこっと。

訂正いたします。

犬神一族の五の一族の役割。

育成→護りです。

飛人参よりそちらが正しいとのことです。

ご迷惑お掛けします。

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