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やさぐれワンコは勝負をかける。

大夢の家族と会うことになった。

食事会だし

酒ぐせの悪さをアピールして

嫌われて結婚回避だぁ。


「五穂ちゃん、あーんして。」

なのにどうしてこうなる。

目の前の上品そうな女性がお母様らしい。

なぜか、前菜の生ハムを食事介助されてます。

食うけどさ。

「かーわいい、お兄ちゃん!どこであったの~。」

妹の愛結(アユ)さんが言った。

「会社の同僚だけど...五穂、美味しい?」

私の隣は準正装の大夢だ。

「美味しい、酒のみたい。」

よし、柄の悪さアピールできたぞー。

遠慮いらん反対してー。

「お人形みたいに可愛いのになかが...ギャプモエだわー。」

二番目の大巨(ヒロコ)お姉さんは言った。

なんかすごいガン見されてますが。


「ワインリストを持ってきてくださる?」

一番上の大花(ヒロカ)お姉さんがウェーターに言った。

「はい。」


いいの?飲んでも?

私は癖で大夢を見上げた。


「飲み過ぎたらお仕置きです。」

大夢が私に囁いた。


お仕置きってきついからいや。

そこそこにしとこう。


「ずるい、大夢ばっかり、五穂ちゃんたんのうして!」

二番目の大巨お姉さんが言った。


嫌だよ、家族で弄ばないでください。


パスタの漁師風スパゲッティを

今度は三番目の大実(ヒロミ)お姉さんが食事介助してくれた。


高級ワイン美味しい。


「五穂さんとお兄ちゃんはいつ結婚すんの?」

大夢のすぐしたの妹

優衣(ユイ)ちゃんが言った。

「なるべく早く...ハレタスカパレスで上げようと思ってる。」

大夢がカルボナーラを私に食べさせながら言った。


ハレタスカパレス?

今話題の貸し切り式場じゃんか。

そこまで決めてるんかい?


「いいわね、コネは好きなだけ使いなさい。」

お母様がほほえんで

カニクリームペンネを私に

食事介助してくれた。

「自分で食べられます。」

私は言った。


よーし、かわいくないぞー。


「いいこねー、お母様が食べさせたいのよ。」

お母様は言った。


あーん、ダメージだよー。


「五穂さんもドラゴン急便に勤めてるのよね。」

大華お姉さんが言った。

「はい、でも前は本国の竜の右目隊にいました。」

よーし、無駄に強いのアピール!


竜の右目隊はラシュルドの

近衛騎士の隊の1つです、もう一つが

竜の左目隊です。


「おお、勇ましいねー。」

大夢のお父様が言った。

「可愛い子が竜騎士...萠過ぎる。」

大巨お姉さんがナプキンで鼻を押さえた。


どうでも良いけど、小柄の

ウサギ獣人一家にうもれる

私、小さすぎ。


「群馬産、赤城牛のフィレのグリル、赤ワインソースでございます。」


メインの肉料理が運ばれてきた。

美味しそう。


「はい、どうぞ。」

一番上のお姉さんの旦那さんが

切り分けてくれた。


私、子供扱いー?


美味しいなって食べてたら

温かく見守られてました。


「あのー、私、一人娘なので婿入り希望です。」

よし、めんどい条件付き。

「いいわよ、でも、しばらくはあそこのアパートですむんでしょう?」

お母様が言った。

「うん、子供ができるまでくらいはね。」

大夢が言った。


そこまで考えてるんかい!


「インテリアコーディネーターと相談して五穂さん好みのインテリアにしなさいね。」

お母様が言った。

そういや、不動産系のお仕事だっけ家業。

「うん、そうするよ。」

大夢が言った。


「はい、ティラミスよ。」

三番目の大実お姉さんに食事介助された。


デザートのケーキの盛り合わせを

食べながら最後の抵抗を

してみることにした。


「私、犬神一族の五の一族の当主の最有力候補なんでもしかしたら継ぐかも知れないんですが。」

どうだ面倒極まりないだろう?


「五穂!よく言った!さっそく手続きするぞ!」

五多じいちゃん?が立ち上がって言った。

別のテーブルで変装した犬神一族の五の一族連中がいた。


わー、墓穴ー。


「なんでいるのさ?」

私は言った。

「五穂が心配でね。」

お祖母ちゃんが言い訳した。

「婚約者さん可愛いー。」

五華が言った。

「小柄な五穂姉ちゃんにぴったりだな。」

五国が言った。


悪かったな。


「あのね、別に五穂ちゃんが五の一族の当主でもいいの、大夢の嫁にさえなってくれればね。」

お母様が言うと。

光田家みんながうなずいた。


「やっと解放じゃー。」

五多じいちゃんが言った。


あとつぐのも、結婚も

どうしても、さけられそうにないや。

腹くくるしかないか。

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