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魔力量が半端ないっす  作者: 九条
第1章 miaka~転生~
4/51

魔導書読んでみました

説明文っぽいです。


目をほっそーくしてお読み下さい<(_ _)>


地道にもハイハイして、ようやく本棚の前に到達した私。


しかし、新たな壁が私に立ちふさがった!

本(魔導書?)に手が届かねぇ‥‥‥!!


仕方ないから揺らしてみる。


ガタガタ


ガタッ、ガタガタガタッ

ガタッ‥‥‥‥バサッ


落ちた!!

無理かなぁと思ってたけど、出来ちゃったよ。ラッキー


早速、落ちてきた本を拾う。都合のいいことに魔導書っぽい。

なになに、題名は‥‥『魔導書基礎〜分からなかったらお前はバカだ〜』

‥‥‥うん、サブタイトルはアレだけど中身はまともな筈だ。たぶん。

ていうか今気づいたけど、この世界の言葉読めるんだね〜。

ホッとしたよ。知恵遅れとか言われたくないしね!


ペラッとページをめくってみる。


『1.まずはじぶんのなかにあるちからをかんじましょう。それがあなたのまりょくです。』

全部平仮名だった。読みずれぇよ。バカにしてんのか。


一応、魔導書にしたがってみる。ふむふむ、自分の中の力‥‥‥

意識を自分の中に向けると何か暖かいモノが、ほわほわと身体を満たしているのがわかった。これが魔力なのか。


続きをみてみる。

『2.まりょくをかんじることはできましたか?できたら、つぎはまりょくをいっかしょにあつめてみましょう。さいしょはてにまりょくをあつめるといいです。まりょくがあつまるとあなたのぞくせいと、おなじいろになります。‥‥‥‥‥‥』


ふーん、このほわほわを1ヶ所に集めるのか。

手にググーッと魔力を集めると手にポワンと光が灯った。


ん?これって何色?


ていうか本当に私、魔法使っちゃってるよ。すげー

超ファンタジーだー


というよりこれって本当に何色?

私の手は今、赤、青、緑、白、黄、黒、と順番に光っている。

強いていえば、虹色?あ、一色たりない。惜しいな〜


ん?まだ続きがあったんだ。ページをめくらなかったから分からなかったのか。

何だろう?

『‥‥‥と、いってもじぶんのまりょくだけでぞくせいのいろがでるひとは、ほとんどいません。いたら、いますぐおうきゅうにいきましょう。まほうつかいとして、いっしょうたべていけます。』

‥‥‥‥知ーらないっ


『なので、ふつうのひとはまわりにながれているちからにてつだってもらいます。まわりにあるちからをかんじて、じぶんのなかにとりこんでみましょう。それをつかって2.をやりましょう。』


そうか、普通はそうやるんだな。まあでも、神様が私の魔力量が多すぎるって言ってたしな〜。いっか


とりあえず、この方法もやってみるかな。

周りにあるという力を意識してみる。お、これかな?

なんだか、冷たかったり、暖かかったりする流れがあるのがわかった。


へぇ〜、これのことか。

で、こいつと私の魔力を混ぜ合わせてっと‥‥‥

おぉ〜、おっきくなった!

私の魔力と周りを流れている魔力をまぜまぜさたものは、私の手から溢れ出て大きなスイカくらいの大きさになった。

色は変わらないけど。でもちょっとだけ、赤と青が濃くなってる気が‥‥‥

まあいっかな。


で、次は?

『3.じぶんのぞくせいのいろがわかりましたか?ぞくせいはわかっているだけで6しょくあります。ですが、すべてのけんぞくをつかえるわけではありません。せいぜい2しょくが、げんどです。ぜんしょくみえるひとは、いますぐびょういんか、おうさまにえっけんをもうしこみましょう。いっしょう、あそんでくらせます。』

どっちも行かねぇよ!

目がおかしいって言いたいのか!


『これが、ぞくせいのひょうです。

あか‥‥「火」のけんぞくです

あお‥‥「水」のけんぞくです

みどり‥‥「木」のけんぞくです

しろ‥‥「風」のけんぞくです

きいろ‥‥「光」のけんぞくです

くろ‥‥「闇」のけんぞくです』


『これらのぞくせいのうち、きいろの「光」のぞくせいと、くろの「闇」のぞくせいはあまりいません。』


そーなのか。でも、自分の属性わかったらどうなるんだ?


『じぶんがなんのぞくせいかわかりましたね?つぎはじぶんのぞくせいで、できるまほうをおぼえましょう。ここでちゅういですが、わたしたちはじぶんのぞくせいいがいのまほうはつかえません。むりにつかおうとすると、いろいろなところがふっとぶので、きをつけましょう。』


怖いっ((((;゜Д゜)))

無理なことはしないようにしよう‥‥‥

しかも、挿し絵の人間がイロイロなところがもげ飛んでるし。


『ぞくせいのなかで、できるまほうです。

「火」‥‥ファイアーボール、ドラゴンブレスなど

「水」‥‥霧、蛟など

「木」‥‥蔓、ゴーレムなど

「風」‥‥飛翔、鎌鼬など

「光」‥‥治癒、神の矢など

「闇」‥‥闇の手、侵食など

さいしょにかいてあるまほうはきそまほうで、つぎにかいてあるまほうがこうとうまほうです。ですが、ここにかいてあるまほういがいにも、まほうはあります。なれてくると、おりじなるのまほうをつくってみてもいいですね。とくに「木」のまほうはおもしろく、木かんけいのまほうだけじゃなく、つちまほうもあつかえます。もうめんど‥‥ごほん、おしえることはおしえたのであとはがんばってきださい。

おわり』


おいぃぃぃー!?めんどくさかったんだろ、この作者。

終わりかた雑すぎんだろー

とりあえず、読み終わったことだし実践は明日からにするかー。


メイドさん来ちゃうし。

‥‥‥ハイハイでベビーベッドまで戻らなきゃなのか。


道のりは長かった。

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