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魔力量が半端ないっす  作者: 九条
第1章 miaka~転生~
3/51

ハイハイは非効率でした

短いです。

‥‥‥ん

あたたかいなぁ


ぼんやりとしていたら、人の顔がなんとなく見えた。


優しい顔してる‥‥


この人が新しいお母さんかな‥‥‥?


再び強烈な睡魔に襲われた私は、あっけなく敗北した。













どうも、こんにちは。佐藤美朱あらため、ミアカ・バーデルです。


「ミアカ様、おしめの時間ですよ〜」


現在、2ヶ月。表向きはやっと首が据わったところ。え?裏はどうなのかって?‥‥‥‥‥猛練習したらハイハイ出来ちゃいました☆

さすがに、2ヶ月の赤ちゃんがハイハイ出来たらおかしいと思うので自重してるけど。


「はい、おまたキレイにしましょうね〜」


‥‥いまだに、この作業は恥ずかしい。流石にまだ1人じゃできないし。しょうがないんだけどっ。

あ、気付いてるかもだけど私のお世話をしてくれているのはメイドさんです。

すごくね?生メイド初めてだよ。見るのもお世話になるのも。


あーそれと、これまたもう気付いてそうだけど、私は貴族の生まれです。名字があるのは貴族だけなんだったて。でも、貴族の結婚にありがちな政治結婚じゃなくて恋愛結婚っぽい。ものすごくラブラブだし。ええそりゃもう、見てるこっちが砂はきそうなくらいラブラブですとも。


そんな両親であるお母様は、普通のお母さんだ。強いていえば、のほほんとしている婦人だ。そして、美少女。なぜかお母様は、そのオーラのせいか美女というよりも美少女にしか見えない。

お父様は宰相という役職らしい。たしか宰相ってかなり高い位じゃなかったか?しかも、お父様は魔法使いとしてもトップクラス、剣の腕もかなりあるらしい。つまりチート。顔も、涼やかといった感じのイケメンだし。

二人とも美男美女の夫婦なのに、私は以前と同じ顔。つまり平凡。なぜだ。




それはともかく、今日は‥‥‥‥魔法の練習をしようと思います!

お父様とお母様がいないしね〜。

二人ともかなり私のことを溺愛してるので、結構私の部屋覗きにくるし。油断も隙もない。ふぅ。

ってことで、メイドさんが居ぬ間に本棚へ行きたいんだけど‥‥‥

まずはこの憎々しいベビーベッドをなんとかせねば。柵とかついちゃってるよ。

なんとか柵に掴まり立ち、柵のところに扉らしきそれの鍵を開け(これは楽勝だった。17歳ナメんな)、ベビーベッドという難関を突破した私はハイハイで本棚へ猛進した。


よちよち


よちよちよち


よちよ‥‥‥進まねぇぇぇ!!


‥‥‥‥ハイハイの非効率さを知った


これって見てる大人は微笑ましくても、やってる本人はイライラすんだな。

1つ賢くなったぜ。

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