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颯太と6つの宝石/A○tR○i○er2Remake  作者: R.K
第1章 シルティ大森林編
9/10

3.ラングスバーン国-3-

【まえがき】

タイトルを変更しました。

タイトルの名の通り、A○tR○i○er2のリメイク小説となります。原作と多々違うところがありますが、ご了承ください。


2025/01/13 文章訂正。

<ハリディア泉山へ>



 眩しい朝日で目を覚ました、颯太は、顔を洗って1Fに降る。


「おはよう、リオさん、ローグさん、ミヤちゃん。」


「おはよう、フウタさん。」


「おはようございます…。」


「朝食は出来てます、お席の方へどうぞ。」


 3人がこちらを見て、挨拶をしてきた、お辞儀をして昨日と同じテーブルに付き、朝食を食べる。今日は、お肉と野菜の炒め物、サラダ、スープ、ライスだった。


「今日は、依頼のためにハリディア泉山まで行ってきます。夕方には、戻れると思います。」


「分かったわ、気をつけて行ってらっしゃい。」


 リオさんに、挨拶し、一度部屋まで戻り支度をする。これから行く、ハリディア泉山は、シルフィ大森林より、手前にある山で、山の頂上には、大きな泉があり、常に湧水が噴き出している。


 その関係で、所々の斜面が川みたいになっており、水系の魔物の住処になってることが多い。


 山の反対側は、普通の森のようなところもあり、そちらは、陸系の魔物が多い。水系の魔物が多いところを水の森といい、陸系の魔物が多いところを陸の森という。


 今回は、陸系の魔物なんで、山の入り口にある別れ道を陸の森方面に向かう。


(ホーンラビットは、入り口付近いるとのことだったが。)


 別れ道を歩いて10分ほどだろうか、木が密集しているしたの草むらで、2匹のホーンラビットを発見した。


(逃げられても困るし、スキル使うと、キズが大きすぎるかもしれない。そっと近づいて仕留めよう)


 武器屋で買ったロングソードを鞘から引き抜き、忍び足で近づく。ホーンラビットが反対側を向いた瞬間、首の付け根に向けて、剣を一振り。「ピャ!」という声をあげ、倒れた。もう1匹が逃げようとしたが、次の瞬間、首に剣が突き刺さる。


「まずは、2匹。次を探そう」


 倒した2匹をアイテムボックスにしまい。次の目標を探しに歩き出す。


 しばらく歩いていると、「ピャー」という鳴き声が聞こえた。そっと近づいてまると、3匹仲良く草を食べている。

 3匹を1回の狩る方法は、ないだろうかと考えてたところ、ヘイトスキルのことを思い出した。ヘイトスキルを使って、引き寄せて、1匹をシールドバッシュで転倒させ、その間に2匹を仕留め、転倒させた1匹を仕留める。


(よし、これでやってみよう。)


 素早く、ホーンラビットに近づき、視界に3匹が入ってることを確認する。


「行け、ヘイト!」


 その瞬間、3匹ともこちらに向き、襲いかかってきた。


「シールドバッシュ!」


 ジャンプしてきた1匹にシールドバッシュを当てて転倒させる。その隙に、2匹を仕留める。最後に、転倒した1匹を仕留めた。3匹仕留めた時、「レベルアップしました。」と頭の中に響いた。ステータスプレートを確認すると、以下のようにステータスが変動していた。


名前:フウタ・ミヤマ

職業:勇者

LV:2

HP:1200(一般的なLV1の数値20)

MP:550 (一般的なLV1の数値10)

攻撃:850 (一般的なLV1の数値20)

防御:1100 (一般的なLV1の数値15)

竣敏:550 (一般的なLV1の数値10)


魔法:鑑定LV3、アイテムボックスLV3

技能:聖剣スキル、言語理解スキル、言語記入スキル、スラッシュLV1、シールドバッシュLV1、ヘイトスキルLV1。


 全体的に、ステータスが向上していた。


(納品分の狩りは、終わった。しかし、干し肉用に、もう何匹か、ホーンラビットかっておくか。あと、この当たりに他の魔物が居ないか確認しとかないとな。)


 ホーンラビットを探し始めて、5分ほど、新たに2匹見つけ仕留めることに成功。調子がついてきたところで、日陰にもう2匹居たので、サクッと仕留めた。レベルが上がって、LV3となった。


(干し肉分も、もういいかな。血抜きしなきゃ。)


 木が2本ある所を見つけ、1本にロープを括り付け、ホーンラビット9匹の足をロープで縛り、ロープのもう一つの先端をもう1本の木に縛り付ける。1時間くらい逆さまにして、血抜きをする。その間に、昼食を作る。焚き火台を作り、その上に鍋を置き、水を入れ、細かく割った薪の下に藁を敷き詰め、火をつける。鍋のお湯が沸いたところで、解体用ナイフで、干し肉を薄く切り、塩とコショウ、乾燥ハーブで味をつけ、隠し味程度に辛けわ味スパイスを加えて、一煮立ちさせる。


 出来上がったスープに、硬いパンを浸して食べる。スープの味は薄めだけど、パンを浸して食べるには、丁度いい味だった。


 昼食が終わり、ホーンラビットの血抜きも終わったのて、納品分の5匹は、アイテムボックスに収納して、干し肉加工分を解体用ナイフで捌いていく、魔石を取り捌いた肉は、まとめて袋に入れる。皮とかは、地面を掘って埋めることにした。


(掘る物が欲しいな。あと、捌いた肉包むシートだな。帰りに道具屋に行くか。)


 その後、周囲の魔物を確認するために1時間くらい歩いてみた、スライム、ゴブリン、コボルトなどが確認出来た。奥に行けば、オークなどもいるだろうか。


 今日は、初日なのでこのくらいで帰ることにした。帰り支度を済ませ、ゆっくり1時間ほどかけて王都に入り、道具屋へ向かう。道具屋に入ると、店主のナハトに声をかけた。


「穴を掘る道具、捌いた肉を干し肉に加工するために漬け込む容器、肉を包むシートを50枚くらいほしいのだが」


「穴を掘る道具は、これなんてどうでしょうか?」


 ナハトが持ってきたのは、小型シャベルだった。


「これで大丈夫だ、シートの方はあるか?」


「紙に、撥水加工をした物だよ。これでいいかい?」


「ああ」


「容器は、金属製の蓋付きのがある。」


「それで、大丈夫だ。」


「小型シャベル、金属製容器、包みシート50枚。合計、70zlだ。」


 銀貨7枚を支払う。


「まいどあり」


「買う物ができたら、また来る。」


 その足で、冒険者ギルドへ。


「依頼の品の納品をしたい、血抜きは済んでいる。」


「はい、フウタさん。ホーンラビット5匹を血抜きして納品ですね。確認しますね…品質に問題なし、OKです。報酬の75zlです。」


 リルファから、報酬を受け取る。


「確かに受け取った。今は、依頼が少ないだろうから、また明日の朝に来る。」


「はい、お待ちしてますね。」


 冒険者ギルドを後にし、春風の宿に向かう。宿の入り口で、リオに合った。


「おかえりなさい」


「あぁ、少し庭を借りたい。干し肉を作りたいんだ。」


「はい、大丈夫ですよ。まな板、使いますよね?水場も使っても大丈夫です。」


「ありがとう。」


 水場に移動して、捌いた肉を洗う、塊を3つに切り、両面に塩、コショウ、ハーブを塗り込む。これで、容器に入れ、2日間漬け込み、天日干しで5日くらい乾燥させる。これで、干し肉の完成だ。


 周りを片付け、水場を後にした。


「リオさん、ありがとう、助かった。」


「はい、また使う時は遠慮なくいってくださいね。」


 颯太は、お礼を言って、容器を部屋に持ち込む。お風呂を沸かし、入った後、部屋でゆっくりしていると「夕食が出来ました」と呼ばれたので、下に降る。


「今日は、ラグー肉と芋の煮物と卵焼き、スープ、ライスです。テーブルに置いてあるんで、どうぞ。エールは、ミヤに持って行かせます。」


「ああ、分かった。」


 テーブルに着いて、夕食を食べ始める。ラグー肉の芋の煮物は、肉じゃがみたいな味で、卵焼きは、柔らかくて美味しかった。


「エールです…」


ミヤから、エールを受け取り一口。夕食を完食し、3人にお礼を言って、部屋に戻る。明日の支度をし、寝支度をする。


(今日は、充実した日だった、明日もいい日になるように頑張ろう。)


 蝋燭を消し、布団に入って眠りについた。

【あとがき】

お読みにいただき、誠にありがとうございます。

マイペース投稿になりそうですが、

頑張って投稿していきたいと思います。

応援よろしくお願いします。

カクヨムでも連載しています。

誤字脱字がありましたら、

コメントにてお知らせください。

自分のほうでも、シナリオ内容を

訂正させていただく場合がございます。

ご了承ください。

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