社畜騎士、冒険者の頂点を目指す。~冒険者になれば週休二日って聞いたので、伝説のアーティファクトと共に冒険者ライフ始めました~
社畜騎士、ヴァン・イスルギ。
彼の務めている王国第九騎士団は平民のみで構成された騎士団だった。
貴族出身の騎士たちからは見下され、重労働な仕事ばかりをまわされる日々を送っている。
そんなある日、ヴァンは嫌っている上司から騎士団の慰労会に同席するようにと要請を受けてしまうのだった。
いたしかたなく参加した王城での慰労会では、気分を良くした上司に無理やり酒を飲まされる始末。
「あー…あの豚野郎…。しこたま酒飲ませやがって…!」
泥酔してしまったため、一度酔いを醒まそうと会場を抜け出すヴァンだったが王城の中で迷ってしまう。
ふと見つけた一室で少し休ませてもらおうと入っていくのだが…。
そこには月明かりに照らされた、黒縁のメガネが飾られていた。
「なんでこんな、仰々しくメガネなんて飾ってんだ??」
『おう、メガネなんてとは随分な口きくじゃねえか』
どこからか声が聞こえる!
よく聞けばその声は目の前のメガネからするではないか!
『こんな世界だぜ、メガネだって喋るくらいするわ!』
ホルスと名乗る喋るメガネと出会い、ヴァンの人生は大きな岐路を迎えることになる。
果たしてヴァンは、晴れて社畜を卒後業できるのか!?
彼の務めている王国第九騎士団は平民のみで構成された騎士団だった。
貴族出身の騎士たちからは見下され、重労働な仕事ばかりをまわされる日々を送っている。
そんなある日、ヴァンは嫌っている上司から騎士団の慰労会に同席するようにと要請を受けてしまうのだった。
いたしかたなく参加した王城での慰労会では、気分を良くした上司に無理やり酒を飲まされる始末。
「あー…あの豚野郎…。しこたま酒飲ませやがって…!」
泥酔してしまったため、一度酔いを醒まそうと会場を抜け出すヴァンだったが王城の中で迷ってしまう。
ふと見つけた一室で少し休ませてもらおうと入っていくのだが…。
そこには月明かりに照らされた、黒縁のメガネが飾られていた。
「なんでこんな、仰々しくメガネなんて飾ってんだ??」
『おう、メガネなんてとは随分な口きくじゃねえか』
どこからか声が聞こえる!
よく聞けばその声は目の前のメガネからするではないか!
『こんな世界だぜ、メガネだって喋るくらいするわ!』
ホルスと名乗る喋るメガネと出会い、ヴァンの人生は大きな岐路を迎えることになる。
果たしてヴァンは、晴れて社畜を卒後業できるのか!?
第1話 社畜、喋るメガネと出会う
2021/09/09 19:05