~神真市に引っ越してきました。~
ー第1章ー
嫌だな。せっかく仲良しの友達がいっぱい、いるのに。
私はそう思いながら、車の外を見た。
今日は3月13日木曜日。
私は今日、日奈市から神真市へ引っ越して来た。
「そろそろ新しい家に着くよ。降りる仕度して。」
父さんが私と兄に言った。
『は~い』私達はだるそうに言った。
私達は家に着いたらすぐに引っ越しのダンボールを
運んでいった。
「なぁ俺の部屋あそこでいい?」兄は、そう言いながら
リビングの次に広い部屋を指差した。
「え~、ずるい。うちもその部屋がいい。」
私はブーブーと不満の声を上げた。
「お前は、あそこのちっさい部屋でいいだろ。」
「なっ!あそこは、物置部屋だよ。あんな所で寝ろと言って
るのかな?このカワイイ妹に!!」
「何がカワイイ妹だ。お前は地下に住むヒゲ男爵と
一緒だ!」
私と兄が、ぎゃーぎゃーケンカしていると
「落ち着いて、あそこは私とお父さんが
使うから。二人はあそこの二つの部屋を
別々に使いなさい。」
母さんが同じくらいの大きさの二つの部屋を
指差しながら言ってきた。
『はーい。』
私と兄は仕方なくそう言って、自分の部屋に
荷物を運んでいった。
「よしっこれで終わり。」
私は荷物を運んでかたずけが終わり、
伸びをしていると
「おい!そういえば明日から二人共
学校だからね。」
お父さんが私と兄に言ってきた。
『え~~~!!』
私と兄は急な事にびっくりして、
叫んだ。
今は、夜の10時53分
明日起きられそうにない...。




