表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おかあさんの献立  作者: 木出花ククリ
6/7

大ちゃんへ

大ちゃん


大ちやん


大介


ごめんね


こんなことしてごまんね


赤ちゃんも連れて行くけどごめんね


大ちゃんはたふんなにも死ぬことないだろって言うと思う


そんなのただの気持ちの問題だつて


いつか忘れるよて言うと思う


でも無理


あたし無理だ


あの手紙読んだから


ファンレターにまぎれてた


読まなきゃよかた


あたしが死ぬ理由


あのてがみ


大ちゃんが頑張ってプレゼントくれたバーキンの中に入れておくね


読んで


ほんとは大ちやんに1番読んでほしくないけど


あたしがこんな事する理由わからなかったら大ちゃんあたしのことなかなか忘れられないでしよ


だからよんで


読んだら火をつけて燃やして


お願い


誰にも見せないで


誰にも言わないで


お願い


お願い


大ちゃん


大介


ありがとう


ごめんね


ごめんなさい


いつもハゲハゲっていじってごめんね


ほんとはそんなはげてないよ


はじめ会ったときよりちょとおでこが広くなっあのは事実だけどね


へへへ


大介


大介


大好き


大介に出会えただけで生まれよかつたと思えらぐらいしあわせだったよ


大介の奥さんになりたかた


大介の赤ちゃんを産みたかった


でも無理


あたしは耐えられない


あの手紙読んだから


もうあたしこの子を愛せない


でもこの子1人でいかせるのかわいそうたからあたしも一緒にいく


大介


大ちゃん


あいしてる


さよなら


しあわせなってね








梨々香


















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ