ホント頼りになります
突如告げられる衝撃の真実(仮定)
平穏なる日々は霞の如く儚く消え失せた
友を巻き込み荒ぶる運命は二者を弄ぶ
次回 バジ◯スク ~甲賀◯法帳~ 諸行無常
ンノォ~~~~ッ!完☆全☆に俺のせいじゃねぇかぁ~~~ッ!事故?俺だって被害者?フザケンな!完全に加害者じゃねぇかぁ~~~ッ!
確かに召喚されまくってるのも偶然だし向こうじゃ死ぬような目にいくらでもあってきたけどさ!だからって幼馴染が自分のせいでこんな状況に巻き込まれるなんてあんまりだろうがぁ~~~ッ!
突き付けられた現実に1人悶えていると
「あんまり気にするな、別に確定した訳じゃないんだぞ?ただそれらしい事を口にしただけで検証することも出来なければ確証に繋がる物が在るわけでも無いんだぞ?第一本当に関係のない人間が突然こんな状況に陥ってみろ、下手すると今頃地球なんて無くなってたかも知れないんだぞ?それが偶々偶然にもこの状況に対応可能な人間にこの現象が起きたことに感謝すべきだろ?それに、状況的に二人揃ってこうなってるのは幸運な方だとおもうぞ。」
しまった。こんなこと何が原因なのかなんて気にしてる場合じゃねぇよな。1人でウジウジなんかして申し訳ない。しかし気ぃ使わせちまったなぁ。
「いや、慰めてくれてるんだろうが幸運ってのはないだろう?俺が巻き込んだせいでお前にまでこんな面倒事押し付けちまって、どう責任とればいいんだって話だぞ?」
「別に慰めてる訳じゃないぞ?それにさっきもいっただろ?お前が原因だなんてあくまで仮定の話だ。それに幸運ってのも間違いじゃない。さっきもいっただろ?もしお前1人か知らない人間がこんな状況に陥ってみろ、確実にヤバい方に話が転がるぞ?俺はお前が真剣に答えてると判断したから一応は冷静に判断出来ていると思うし、もしもの時は互いにカバーしあえるだけの親しさはあると思ってるんだが。それとも1人きり、もしくはなんとも知れないヤツと危ない橋でも渡りたかったか?」
「そうだな、確かにそう言われると幸運かもしれないけど、事故何て会わないに越したことは無いってどうしても思っちまうよ。不幸中の幸い何て言ったって多少マシなだけで不幸なことに変わりはないんだからさ。」
「まぁ、無い物ねだりってのは仕方ないもんだ。ただ、今より好転するようにどうにか動くってのは最優先事項だと思うし、しなきゃならんと思ってる。お前の見込みでは同じ位の力を俺が持ってるんだろ?なら、片方がヤラカシた時に相殺出来るように早い段階でお互い何かしらの備えはしとかないといけないだろ?だからあ~だこ~だ言うのは無しだ。タラレバ話なんぞ何の役にもたたんぞ?そんなことより現実問題備えを確実にして余裕が出来てからそっちに時間を割くようにしないと、何か起きてからでは取り返しがつかんかもしれんからな。」