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片想い

キミと出会った日

作者: 深瀬 月乃

キミと出会ったのは、二年前の今日。


初めてキミを見た時には、大人しくて真面目そうな人だな…と思っていた。


それから、キミとは少しずつ話したんだ。


一緒に作業をしたり、勉強をしたり。


今思うと、あの頃から好きだったのかもしれない。


だけど、キミが新しい店舗に異動する事になった。


あの時は、とても悲しかった。


お手伝いで少しの間いたけど、ずっといられないのは悲しかった。


それからは、あまり会えなかった。


私も、自分の生活が忙しくてキミの記憶が薄れていった。


そして、昨年に驚きの事を聞いた。


キミが、戻ってくる…と。


私は、その話を聞いて嬉しかった。


だけど、キミが変わってしまっていたらどうしよう…とも思っていた。


久々に会ったキミは、変わっていなかった。


笑顔で、『お疲れ様です。』と言ってくれた。


キミが戻ってきて、一緒に仕事をしたりキミを見ている内に好きになってしまった。


私は、キミとお話出来るだけで幸せだった。


キミは、優しくて少し抜けていて、面白い人だった。


私は、キミが抜けている事を助けるのが好きだった。


キミも、私が困っていると助けてくれていたから…。


だけど、幸せだった日々は終わりを迎えた。


今度は、私が異動になったんだ。


キミと離れるのは、嫌だった。


まだまだ知らない事ばかりだったし、たくさんお話したい事もあった。


キミに、私の想いも伝えていないのに。


想いを伝えたら、今までのようにいられなくなるから言えなかった。


今も言えないから、ここで想いを伝えるね。


キミと出会った事、感謝しています。


私は、キミとお話するのが大好きだった。


いつも、困っていると助けてくれてありがとう。


迷惑かけて、ごめんね…。


最近は、様子がおかしいけど…私何かしたのかな…。


今度会う時には、笑顔で話せるといいな。


最後になってしまったけど、ありがとう。


私は、キミの事が好きです…。

読んで下さった方、ありがとうございます。



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― 新着の感想 ―
[良い点]  私とちょっと似ています。 [一言] 一緒にいたい人ほど、傍にいられないです。
2016/04/08 23:37 退会済み
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