97話 ブレンドレルの深い森の中で
「……荷物係、遅れないで」
「はい、フランカさん!」
俺は大きな荷物を背負い、笑顔で応える。
「少し喉が渇いたな。給仕係、水をくれまいか?」
「はい、テオドラさん!」
差し出されたテオドラの手に、俺はさっと水筒を手渡す。
「……そろそろ休憩をしましょうか。メイド!」
「はいはい、ただいまです!」
フランカがパンパンと手を叩くと、すかさずルゥシールが駆け出し椅子とテーブルを用意する。その上にランチョンマットを敷きテキパキと新鮮なフルーツを並べていく。その間にお湯を沸かすことも忘れない。
「ワタシは緑茶がいいな」
「はいはい、ただいまです!」
「……私はアールグレイ」
「はいはい、ただいまです!」
「お世話係、椅子を引いてはくれまいか?」
「はい、テオドラさん!」
「……こちらも、お願い」
「はい、フランカさん!」
俺もルゥシールも、フランカとテオドラに命じられるまま忙しなく動き回る。
強制奉仕一週間の刑だ。
河原で行われた早朝裁判の結果、俺とルゥシールは有罪。
重要参考人のシルヴァネールも、覇気を放つフランカとテオドラに恐れをなし、「な……何も知らないです」と不干渉を決め込む始末。
かくして、動かし難い状況証拠により、俺たちは有罪となり、強制奉仕一週間の刑に処せられた。……今日でちょうど一週間だ。
「なぁ、もう十分だろう? いい加減勘弁してくれよ」
「そうですよ。やましいことなんて何もなかったんですから」
あの裁判のあった日、俺たちはポリメニスのゴーレム馬車でオードゲオルの渓谷を越えジオガドス運河へたどり着いた。そこから船に乗る予定だったが、ポリメニスの馬車は水の中も進めるということでそのまま馬車で運河を渡った。
あ、俺とルゥシールは馬型ゴーレムの背に乗ってな。
風が気持ちよかったぞ~、頬を切り裂くような冷たさで。……あいつら、鬼だ。
そして、俺とルゥシール以外は無事に運河を渡りきり、……俺とルゥシールはびしょぬれでぐったりしていたが……何事もなかったかのようにその場で解散。ポリメニスと四天王はいまだ治まらぬフランカとテオドラの怒りに触れないようそそくさと退散していった。
唯一、シルヴァネールだけが、ポリメニスの魔道具で『ごめんね』と声を届けてくれた。その一言で頑張れるよ。どんな苦行も乗り越えてみせる! ……まぁ、証言を偽装したのはこいつなんだがな。
つうわけで、メンバーは四人に減り、俺たちは大荷物を抱えて……もとい、俺が荷物を抱えてブレンドレルを目指しているというわけだ。
運河の周りには大きな街が広がっていたが、そこには滞在せずにすぐに北東へ向かって歩き出した。
運河を渡れば、そこはもうブレンドレルの影響を色濃く受ける敵地も同然だ。魔導ギルドも幅を利かせているし、どこに敵が潜んでいるか分からない。
俺を危険視しているヤツも多くいるだろう。
あまりのんびりは出来ないのだ。
それに、ルゥシールの成人も近いらしいしな。
街を抜けて歩き続けると、三日目に深い森へと入った。
ブレンドレル王国の周りには広大な森林地帯が広がっており、森が深くなってくると「あぁ、ブレンドレルが近いんだなぁ」と思わせられる。
森には魔物が生息し、危険な獣も多数跋扈している。
しかし、森を切り開く行為はブレンドレル王国ではあまり歓迎されておらず、最低限の街道を整備して、多くの森は手つかずになっている。
森には精霊が住み、そこを荒らすと天罰が下ると考えられているのだ。
国の権力者のどれほどがそんな話を信じているのかは疑問だが、国民感情的にも、森を切り開く行為は大々的には行えない。
魔法信仰が招いた副作用というところか。
国民は、神秘的なものをとても神聖視し、それらを軽んずる行いを酷く嫌う。
国も頭を悩ませていることだろう。
森を開発すれば畑は広げられるし、軍事的にもいいこと尽くめだ。
何より、森に潜む魔物の討伐に人員を割く必要がなくなる。
が、国民の手前、それが出来ずにいる。
国民の中には、「森に住む魔物は神聖な生き物だ」と言い切る者までいるのだから。
そんなわけで、森の中はブレンドレル王国に近しい土地であっても比較的影響力は低い。というか、見つかりにくい。
なので、俺たちは森の中を進んでいくことにした。
国家転覆でもしない限り、この森がなくなることは無いだろうな。
国民、頭にお花が咲いている平和主義者が多いから。魔法があればこの国は平和だと思い込んでいるのだ。
その象徴たる国王さえいれば、自分たちの生活は安泰だと。
……今ここに、国家転覆を企てている者が潜んでいるとも知らずに。
「……【搾乳】、おかわり」
「はい、フランカさん!」
国家転覆の前に、この上下関係を覆さなくては……
「って! だからもういいだろって! もう十分だろう?」
一応、フランカのカップにおかわりのアールグレイを注ぎ、俺は抗議する。
だいたい、この一週間まともに会話をしていないのだ。気疲れが酷い。
「イライラしてんのは分かるが、こうもあからさまな態度を取られると堪えるぜ。敵の懐に飛び込んだってのに、意思の疎通も出来ていない。このままじゃ俺たち全滅するかもしれないぞ?」
「……まぁ、そうかも、ね」
「うむ……確かに、少々意地を張り過ぎた感はあるかもしれんな……」
フランカとテオドラも、少し自省の表情を窺わせる。
「それに、もっと普通にお前たちと話してぇよ。折角仲良くなったんだからよ」
「……仲良く…………」
「うむ……そうだな。もうそろそろ終わりにするか」
「そうそう。いつまでもギスギスしてんのはよくねぇよ。お前ら、笑ってる方が可愛いんだからよ」
「「「――っ!?」」」
三人の顔が一斉にこちらを向く。
小動物が肉食動物の気配を察知した時のような反応だ。……正直、それを見てちょっと「ビクッ!」てなった。
「……可愛い………………ふひ、ふひひひひひひ」
「か、かわ……可愛い、のか? ワタシが…………ぅへ、ふへへへへへへ」
「いや、そんな邪悪な笑いじゃなくて…………つか、怖ぇよ!」
笑顔を履き違えた二人が不気味に笑う。
そうじゃないんだけどなぁ!
俺が、『伝わらないもどかしさ』に頭を掻いていると、服の袖が引っ張られた。
振り返るとルゥシールが頬をパンパンに膨らませて俺を睨んでいた。
「ご主人さんは……わたしには『可愛い』って言ってくれませんよね?」
「え、そ、そうか?」
バッカお前!
……軽々しく言える相手とそうじゃない相手がいるんだよ…………とは、言えないな。
「いや、お前だってその……かわ…………か…………かわい…………乾いてる、な。なんか」
「どこがですか!? わたし、どこかカサカサしてますか!?」
ルゥシールが自分の頬をぷにぷにと押さえ始める。
だから、そういう仕草がいちいち可愛いんだよ、お前は! ……まぁ、口には出さないけども。
「……ふひひひひ」
「ふへへへへ……」
「ぷにぷにぷにぷに」
……なんだ、この森の中の光景?
「……分かった。では、最後の任務を遂行出来れば釈放とします」
最後に何かやらせんのかよ……まぁ、いいや。
「で、なにをすればいいんだ?」
「……褒めて」
「は?」
「うむ、それはいいな。主よ、褒めてくれまいか?」
「褒めるって……何を?」
「……何でもいい。普段あなたが私たちをどう思っているのか、それが知りたい」
「褒めるところがひとつもないというのなら……まぁ、無理にとは言わんが……」
「いやいやいや、褒めるところくらいいくらでもあるけども!」
「では、よろしく頼むぞ!」
「……遠慮せずに」
う~ん……どうしたものか。
「フランカの魔法とテオドラの剣技は大したもんだよ。いつも助かってるぜ」
「「………………」」
無反応!? おまけに、すっげぇ無表情っ!
そういうことじゃない感じか?
「あ~っと…………フランカは、よく気が利いて、優しいよな。一緒にいるとホッとするっていうか、女性らしい柔らかさがあるんだなって最近思うようになったよ」
「…………ずきゅん」
フランカかが胸を押さえてテーブルに突っ伏した。
え、なに、今の音?
「主よ、ワ、ワタシは!?」
「えっと、テオドラは……」
がっつくように身を乗り出し、テオドラが褒めてほしい犬みたいな目で俺を見てくる。
「テオドラの飯は本当に美味いよな。あれを食ったら、他の味じゃ満足出来なくなるよ。それに、掃除や洗濯も上手いし……テオドラのおかげで毎日が過ごしやすくなったよ。頼りっぱなしで申し訳ないけどな」
「もっと頼ってくれて構わないっ!」
謎の雄叫びを上げて、テオドラもテーブルへと突っ伏した。
フランカもテオドラも、突っ伏した状態でプルプルと細かく震えている。笑いを我慢しているのか?
時折、「むふぁー!」とか、「むふっ!」とか、不思議な息を漏らしている。……大丈夫か、お前ら?
「あと、ルゥシールは……」
「え、わたしもですか?」
目を丸くして、自分を指さすルゥシール。
俺と目が合うと、両手を胸の前で組んでもじもじとさせ始める。
……だから、いちいち仕草がさぁ…………まぁ、言わないけどね。
「ルゥシールは……いてくれないと困る、かな」
「ほぇ……」
「いや、もはやいるのが当たり前っていうか……」
もしこいつが突然、俺の前から姿を消してしまったら……
河原でのシルヴァネールみたいになっちまうかもしれないな……なんて。
「いつも、ありがとうな」
「こっ…………こちらこそっ、あ……あぁ…………あじがどうごじゃぃましゅぅぅぅううっ!」
うっわ、泣き顔酷いなっ!?
もうちょっと可愛く泣けないものかね!?
大口を開けて、両手で目をこすり、上を向いて「びぇぇ~!」と声を上げて鳴いている。
………………アホの子がここにいる。うわぁ、どうしよう。
「…………格差を感じる」
「うむ。越えなければならない壁は果てしなく高い……」
ジトッとした視線が背中に突き刺さる。
うわぁ、どうしよう……振り向きたくな~い。
「……給仕係、おかわり」
「はい、フランカ……って、おい! もういいだろ!?」
俺は、フランカのカップにおかわりのアールグレイを注ぎながら抗議する。
森の中でおしっこ行きたくなってちょっと困るがいい! 照れながらもじもじしやがるがいいわ!
と、その時――
ガサガサッ……と、そばの草むらが揺れた。
…………何かいる気配がする。
「…………野ションか?」
「なんで真っ先にそんな最低な可能性が浮かぶんですかっ!?」
「いや、今ちょうどそのことを考えてて……」
「何を考えていたんですかっ!?」
「いや、だから……野ション……」
「説明しなくて結構です!」
聞かれたから答えたのに……ルゥシール、理不尽だ!
「……何か、いる」
フランカの声に、俺たちはみな息をひそめてそちらを注意深く窺う。
ガサガサッ! と、一際大きな音が鳴り、目の前の草むらが葉を揺らす。
そして――
ゲァァアアアッ!
地を這う巨大な爬虫類……ドラゴンが姿を現した。
「ドラゴンッ!?」
テオドラが椅子から立ち上がり剣を抜く。
その動きに反応したドラゴンが、テオドラに向かって牙を剥き威嚇をする。
「生意気な。一瞬で片を付けてやる!」
「あっ!? ダメです、テオドラさん!」
テオドラが踏み込むのと、ルゥシールが叫ぶのと、そしてドラゴンが口から何か分からない液体を吐き出すのはほぼ同時だった。
「 ―― ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ―― 」
謎の液体がテオドラに浴びせられる直前、テオドラの目の前に土の壁がせり上がってきた。
フランカの魔法だ。
「うぉっ!?」
前進する力を殺せなかったテオドラが土壁に衝突し、壁の向こう側ではドラゴンが吐き出した液体が壁にバシャッと浴びせられた。
途端、厚さ5センチはあった土の壁がみるみる溶かされてしまった。
テオドラは慌てて壁から体を放し、その場を離れる。
高さ2メートルにも及んだ土壁は一瞬で溶解させられてしまった。
土壁がそびえたっていた場所には、悪臭を放つ水たまりが出来ていた。……土が溶けた。
「それはドラゴンではありません」
ルゥシールが、突然現れたドラゴンを見つめながら言う。
ドラゴンじゃない?
「それは、龍族の遺伝子を微かに持つだけの別種、レッサードラゴンです!」
別種……レッサードラゴン。
見た目は小柄なドラゴンだ。全長は2メートル弱、翼は無く、手足は短い。
硬い鱗に鋭い牙、爪は黒々としていて長く鋭い。
しかし、ドラゴンのような知性はまるで感じられない。ドラゴンによく似た獣。そんな感じだ。
「レッサードラゴンは溶解液を吐き、牙には毒があります。気を付けてください」
「そうか……危なかった。フランカ、助かった」
「……いい」
フランカの詠唱はさらに速さと精度を増している。
俺に加担していなければ、魔導ギルドでふんぞり返っていられる地位に就けるだろう。
それをフランカが望むかどうかは知らんがな。
「溶解液に毒か……他に気を付けることはあるか?」
「いえ。少し厄介なだけで、決して手強い相手ではありません……ですが…………」
ルゥシールの表情が曇る。
寂しげに、レッサードラゴンを見つめる。
「ドラゴンを殺すのは躊躇われるか?」
「え?」
なんとなく思ってみたことを口にしてみる。と、ルゥシールは遠慮かちに頷いた。
「人間に危害を加えるのであれば、処罰は仕方ないとは思うのですが……」
なるべくは殺したくない。ということらしいな。
そう言われてみれば、ルゥシールはいつも人間側に付いていてくれた。
ドラゴンを狩る【ドラゴンスレイヤー】という人間もいるというのに、いつも人間を守る側にいてくれた。
こいつの中ではどのように割り切られているのだろう?
まぁ、俺も人間であっても悪党なら平気で殺せるが……
逆に、ドラゴンでもルゥシールやシルヴァネールは絶対傷付けられないし……
…………うん。このドラゴンくらいはいいだろう。
「俺たちが勝手にテリトリーに入っちまったのかもしれないな」
「ご主人さん……?」
「縄張りを荒らされれば、そりゃ牙を剥きもするさ」
「ふむ。なるほどな。一理あるか」
「テオドラさん?」
「……なら、平和的にお引き取り願うのが望ましい」
「フランカさんも……いいんですか?」
「別に、俺たちは魔物狩りをしているわけじゃない。害がないなら気にしないさ」
「みなさん…………ありがとうございます。では、ここはわたしにお任せください」
ぺこりと頭を下げると、ルゥシールはレッサードラゴンの前へと立つ。
そして、首だけをこちらに向けて、少し恥ずかしそうな表情を見せる。
「あの……これから少し怖い顔をしますので…………出来れば、見ないでください……ね?」
言うなり、レッサードラゴンの方へと向き直り、大きく息を吐いた。
そして――
「ん~~~~~…………っ!!」
――梅干を20個くらい一気食いしたかのような、物凄く酸っぱそうな顔をした。口が「キュォォ!」っとすぼまり、放射線状のシワが口の周りに寄る。……なに、その面白フェイス?
「がぁぁおぉぉぉぅぅぅぅぅううっ!」
そして、思いっきり「が・お・う」と聞き取れる咆哮(?)を発する。
……えぇ……なに? 新しいギャグ?
しかし、そんなルゥシールの顔芸一発ギャグを聞いたレッサードラゴンに変化が現れた。
開いていた口を閉じ、腹を見せて地面に転がったのだ。
服従のポーズである。
「よし。楽にしていいですよ」
ルゥシールが言うと、レッサードラゴンは体を反転し、元の体勢へと戻る。
しかし、目は驚くほど穏やかになり、太い尻尾をゆっくりと地面にこすりつけるように振っていた。
「もう大丈夫です」
「……何をしたんだ?」
「これでも、わたしは正統なドラゴンですからね。別物になり果てたといえどドラゴンの遺伝子がわたしを上位の者と認識したのでしょう。言うことを聞いてくれるようになりましたよ」
「へぇ……」
あの顔芸にそんな効力が……
「意外と凄いんだな酸っぱシール」
「なんですか酸っぱシールって!?」
「……ドラゴンの威厳があるのね酸っぱシール」
「やるではないか、酸っぱシール」
「ルゥシールですよっ!? みなさん、なぜそこまで酸っぱいを推すんですか!?」
レッサードラゴンには威厳を示せるかもしれんが……あの顔は人間相手には威厳を失墜させる効果しかないと思うぞ。
面白かったもんなぁ。
「ってわけで、レッサードラゴンは俺らを攻撃しなくなったぞ」
と、俺は割と大きな声を上げる。
声を向けた先は、レッサードラゴンが出てきた茂みの更に向こう。この位置がよく見渡せそうな高い木の上だ。
「そこにいるヤツ、もう降参して出てきたらどうだ?」
フランカとテオドラも、同じ場所へ視線を向ける。
ルゥシールはしゃがんでレッサードラゴンの喉をかりこりと掻いてやっていた。
……協調性持てよ。今はみんなで「隠れてんのはバレバレだぜ」って視線を向けるシーンだろうが。「いい子ですねぇ~」じゃねぇよ。「お手~」とか後にしてくれるかな!?
いい加減、ルゥシールに突っ込みを入れようかとしたところで、木の上の『ソイツ』が動いた。
4メートルほどもある、かなり高い木だったにもかかわらず、枝からポンと飛び降り、平然とこちらに向かって歩いてくる。
茂みをガサガサと掻きわけて現われたのは、尖った耳が印象的な、息をのむほどの美女。
森のハンター、エルフの美少女だった。
「………………綺麗……」
フランカが思わず呟いてしまうほどに、整った顔をしている。
知性に溢れ、冷静さと慈愛を内包したような奥の深い美しさがそこにはあった。
彼女を見た瞬間に、呼吸するのを忘れてしまったほどだ。
静まり返る森の中で、俺たちは対峙する。
そして、もう一歩こちらに近付いてきたエルフの美少女が、ゆっくりと口を開いた。
「まんず、オラとこの子がご迷惑さおかけすてしまって、すまんこってすだなぁ」
め……………………メッチャ、訛ってるっ!?
ご来訪ありがとうございます。
ファンタジーと言えば、エルフ!
遂に、今作にもエルフが登場です!!
訛ってますが!
さて、このエルフの訛りは「どこの方言」というものではなく、
北や西のあらゆる方言を取り入れて、
「なんかめっちゃ訛ってる!」感を出そうと思います。
ですので、「~だっちゃ」とか、「~だべな」とかが混ざりますが仕様です。
とにかく「聞き取れないくらいの訛り」という方言だと思っておいていただければまず間違いありません。
森の中に棲んでいる閉鎖的な民族ですので、
言葉もどくとくなんじゃないかなぁ、と考えた結果です。
でも、絶世の美少女ですよ。
ご主人さんに「可愛い」と言ってもらえないルゥシール。
……まぁ、酸っぱい顔とかしますからね。
でもその分「アホのルゥシール」っていっぱい言われてますし、
変な名前も一番持ってますもんね!!
まぁ、…………今後、がんばれ!
今後ともよろしくお願いいたします。
とまと




