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どうも。先日助けていただいたダークドラゴンです  作者: 紅井止々(あかい とまと)


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88話 オードゲオルの渓谷

 空は快晴。

 絶好の旅立ち日和だ。

 俺たちは旅立ちの準備をして、カジャの街の入口へと来ていた。

 最長老のタルコットが俺たちに馬車を提供してくれることになり、俺たちはそれをありがたく受け取った。

 今、ルゥシールとテオドラが御者に手綱の使い方を教わっているところだ。


 随分と長くカジャの街に滞在してしまった。

 しかし、思いがけずにいい剣が手に入った。フランカの魔法もレベルアップしたし、テオドラも仲間になった。

 ルゥシールは…………鍛冶を頑張ってたな。あと、ダウジングと。

 とにかく、全員揃ってレベルアップだ。有意義な時間だったといえるだろう。


「ワもついて行ってやれればいいんじゃがの」


 見送りに来てくれたオイヴィは申し訳なさそうに言う。


「ワがこの街を離れると色々問題が起こるのでの。堪忍してくりゃれ」


 オイヴィは、スラムに滞在する腕の立つ連中と提携して、この街を影から守っていたらしい。スラムの連中は、隠密部隊というわけだ。

 ただでさえ旨みの多い街であるにもかかわらず、住民はみな若い。かつてのカジャ乗っ取り事件が再び起こらないとも限らない。

 そこでオイヴィは秘密裏に集めた腕の立つ者たちをスラムに住まわせて、裏からこの街を守っていたのだ。


「ワが表立って街を守ると、統治してくれという話が出かねんからの。ワは寿命のない、時を凌駕する存在じゃ。そんな者よりも、今という時間を生きる者が治める方が、街にとってはよいじゃろうて」


 そうオイヴィは言っていた。


「四天王は運河を越えるところまで見送ったら戻ってくるのじゃぞ。はっきり言って、ヌシらでは足手まといになるからの」


 俺たちの旅に同行したいと申し出てきた四天王だったが、オイヴィがそれを止めた。

 俺も、やめた方がいいと思っていた。

 四天王の力は確かに凄い。が、それぞれに弱い部分が多分にあるのだ。

 それは、想いという部分に大きく影響している。

 事実、【魔界蟲】を失った今の四天王相手なら、フランカは一人で圧勝してしまうだろう。

 まぁそれは、フランカの成長速度が驚異的だということもあるのだが……


「【魔界蟲】さえいれば、どこまでもお供したんですが……残念です」


 バプティストが悔しそうに言う。

 その気持ちは嬉しいが、グレゴール戦において、完全に戦意を消失していたこいつらでは、きっとすぐに命を落とすだろう。

 絶望的な力を持つ敵など、五万といるのだから。

 戦闘中にマジ泣きをしたグレゴールもしかりだ。


 ま、フランカも俺との戦いで泣いたことがあったが…………女の子の涙は綺麗な涙だからセーフだ。決してダブルスタンダードではない。これは世の理なのだ。


 馬車に荷物を積み、オイヴィと、見送りに来てくれた街の連中やタルコットに挨拶を済ませる。


「フランカさん! いつでも戻ってきてくださいね!」

「カジャの街は、いつまでもフランカさんを思っています!」

「…………考えておく。極めて後ろ向きに検討する」


 町民の視線が胸に集中しているのを察して、フランカは胸を隠すように腕を組んだ。

 世界で唯一、フランカの胸に視線が集まる街。それがカジャだ。


「……【搾乳】……心の声、聞こえているから」


 おぉッと、そうだった。

 こいつとエイミーの前ではうかつなことを考えられないんだった。

 ……胸がない分、センサーが敏感なのかな? 余計な肉がないから。


「……【搾乳】……?」


 フランカの目がマジで怖い。

 俺は急いで思考を切り替え、町民の方へと視線を逃がす。

 目が合うと石にされそうだ……


「メイベルちゃん! 俺、君の巨乳だったら好きになれる気がするんだ!」

「満点のロリっこフェイスは、やっぱり最強だ!」


 絶対つるぺた主義国であるカジャの街が、変革の時を迎えているようだ。

 ついに町民の中に巨乳容認派が誕生したらしい。

 後十年もすれば、この街も大きく変わるかもしれないな。


 ただ、そう言われたメイベルは嫌そうに顔を歪め、身長と釣り合いのとれない育ち過ぎの巨乳をギュッと抱き寄せ毒を吐いていた。


「変態ばっかりなのぉ! 男は全員変態なのぉ!」

「ちょっと待てメイベル。男がみんな変態だってのは聞き捨てならないな!」

「まったくだ! 僕のように清い男性もいるということを忘れてもらっては困る!」

「私も、姉たま一筋の純情オヤジだぞ!」


 と、変態の四天王どもが抗議をする。


「変態が反論しても説得力ねぇよ」

「「「お前が言うな、王子!」」」


 変態どもの総突っ込みだ。


「ここにおるのは、皆こぞって変態な者ばかりじゃわ」


 オイヴィが楽しそうに笑う。

 俺をこいつらと同じカテゴリーに入れるんじゃねぇよ。平らな胸を揉んで育てるぞ!


「ご主人さん! 馬車の準備が整いました!」

「これでいつでも出発出来るぞ、主よ!」


 馬車の扱いを覚えたらしく、二人が自信に満ちた表情で言う。


「よし! それじゃあ、行くか!」


 俺の呼びかけに銘々が返事をし、俺たちは街を出た。

 馬車は豪華絢爛八人掛けで、二頭の馬が巨大な荷台を牽引する。

 車輪の軸はオイヴィが手掛けた特別製で、動作はスムーズ、おまけに頑丈だ。

 しかも、車体の下にサスペンションという物が入っているらしく、悪路による激しい揺れを車輪と車体が分散し吸収してくれるという優れ物だ。

 これで、フランカの乗り物酔いも多少は軽減されるだろう。


「……修業したからもう平気」


 キモ男との特別訓練で、フランカは三半規管を鍛えたのだそうで、もう乗り物には酔わないと豪語している。……の割には、進行方向を向く席を我先に確保していたように思うが。


 今回の馬車は、三人掛けの長椅子が二つ、客室の側面と平行に並び、進行方向に向かって二人掛けの椅子が設置されている。コの字の開いている方が進行方向だと思ってくれればいい。


 ちなみに、進行方向を向くいい席には俺とフランカが並んで座り、右手側の長椅子にはバプティストとキモ男が、左のフランカ側にはメイベルとグレゴールが座っている。フランカに一番近い席はメイベルが勝ち取っていた。

 ルゥシールとテオドラは御者台に座っている。

 どちらか一方が運転をすればそれで済むのだが、覚えたばかりの知識を忘れないうちに経験しておきたいと、二人揃って御者台へと向かったのだ。

 きっと今頃、交代で手綱を握っていることだろう。


 客室は全面壁で囲まれているが、側面右側と、前方の御者台に面した壁に窓があり、そこから外の様子が窺える。

 左手側には出入り口があり、ドアの上部も窓になっている。

 左右両方の窓を全開にすれば、心地のいい風が吹き抜けていく造りだ。


 馬車は現在、オードゲオルの渓谷を形成する崖の上を進んでいる。

 切り立った崖が長く続き、崖の下は濃密な霧によって確認出来ない。とても深いことだけは確かだ。


「みんな、乗り心地はどうだ?」


 ふいに、御者台との間の窓が開き、テオドラがこちらを覗き込んでくる。


「あぁ、快適だ。そっちはどうだ? 疲れたら交代するぞ」

「ありがとう。だが心配にはおよばんよ。今もルゥシールと手綱の取り合いをしているところだ。しばらく順番は回ってこないと思うぞ」


 まぁ、楽しんでやっているようなのでよかった。

 こっちばかり寛いでいては申し訳ないからな。


「このままオードゲオルの渓谷に沿って進めばジオガドス運河に出る。急げばすぐだが、霧が濃いので安全運転で行こうと思う」

「そうだな。馬車ごと谷へ真っ逆さまではシャレにならんからな」

「四日ほどかかる見込みだ。それまではゆっくり寛いでいてくれたまえ」


 そう言って、テオドラは顔を引っ込めた。

 窓の向こうから「交代の時間だぞ、さぁ、手綱を渡すんだ」という、楽しげな声が聞こえてくる。

 と、すぐさま今度はルゥシールが小窓から顔を覗かせてきた。


「みなさん、乗り心地はいかがですか? 今、オードゲオルの渓谷に沿って進んでいるんですが四日ほど行くとジオガドス運河に……」

「あぁ、それもう聞いたから大丈夫」


 二度目の説明をキャンセルすると、ルゥシールは分かりやすく頬を膨らませ、「こういう説明をするのも御者の大切な仕事ですのに……!」と、文句を垂れた。どうもそういうマニュアルをもらったようだ。

 なんだ、ルゥシール。鍛冶師は封印して、今度は御者を目指すのか?


 その後、順調に馬車は進み、俺は少し暇を持て余し始めていた。

 フランカはメイベルにリンゴを剥いてやっている。キモ男とグレゴールは、滑らかに動く指先を、キモくもイヤらしい眼差しで見つめている。……犯罪者ここに極まれりだな。

 唯一、バプティストだけが「姉さん、指を切らないでくださいよ? たまに揺れますからね? 気を付けてくださぁああっ!? 危ないですって!」と、フランカの身を案じていた。バプティストは将来気苦労ではげそうだな。心配性過ぎる。


 にしても、室内が暑苦しい。外の霧が濃いのもあるが、ヤロウ率が高過ぎるのが問題なのだろう。


「うん、やっぱ四天王邪魔だなぁ。お前らなんでここにいんの?」

「サラッと酷いこと言ってんじゃねぇよ、王子!?」


 四天王の視線が一気に俺に集まる。


「いや、だってよ。護衛にしたって頼りないし、運転もルゥシールたちがやってるし、飯の用意はテオドラだし……お前ら、フランカと一緒にいたいだけじゃん」

「それのどこが悪い!?」


 グレゴールが半ばキレ気味に叫ぶ。


「姉たまラブ!」

「……そこの髭、黙りなさい」


 一緒にいる時間が一番短いせいか、グレゴールはいまいちフランカと馴染めていないようだ。


「……バプティストはオイヴィに私たちが運河を越えられるか見守るように言われている」


 なんだかんだで、オイヴィはバプティストを買っているようで、個人的な頼みをいくつか申しつけているらしい。


「……メイベルは、私の癒し」

「ふへへぇ……お姉~ちゃんっ!」


 フランカの膝に飛びつくように、メイベルがじゃれついている。

 癒しね。まぁ、必要かもな。


「……ジェイルとグレゴールには、まだ教わりたいことが残っている。だから、私から同行をお願いした」

「そういうことだよ、王子。僕たちは必要とされているんだ」

「貴様の力になるつもりは、微塵もないがな」


 得意げに、キモ男と髭オヤジが言う。


「……っつうか、ジェイルって誰だよ?」

「僕だよ! 魔導ギルド四天王改めフランカお姉さま四天王、水のジェイルとは僕のことだ!」

「お前、キザ男改めキモ男じゃないのか?」

「そう呼んでいるのは貴様だけだ!」

「両親が、世界で一番キモく育つようにと願いを込めた名前ではなかったのか?」

「どこの世界に愛おしい我が子にそんな願いをかける親がいる!?」


 なんだよ。だったら最初に名乗っとけよ。初耳だよ…………ん? そういやどこかで耳にした記憶が……まぁ、いいや。引き続きこいつはキモ男だ。


「おい、キザッキモ」

「どこのマスコットキャラだ!?」


 何をいい風に解釈してんだよ。

 キザでキモいヤツがマスコットになるかよ。


「グレゴールはともかく、お前は何を教えるつもりだ?」

「三半規管のトレーニング上級編だよ!」

「マスターしてなかったのかよ?」

「……修業とは、終わりのないものよ」


 なぜ視線を逸らす。

 もしかしてフランカ、今ちょっと酔ってたりしてないよな? 我慢してるだけで、実は……みたいな?


「そんなに嫌ならぁ、変態が馬車を降りればぁ」


 メイベルが腕を組んで小生意気なことを言う。

 組んだ腕にたっぷりと重量感のある胸が乗っている。……お見事っ!


「メイベル……腕を上げたな」

「何の話よぉ!?」

「そうか、そうだな。上げたのは腕じゃないか…………メイベル、寄せて上げたな」

「もう黙れよぉ、変態ぃいっ!」


 そんな、楽しくもぷるんぷるんとした雰囲気の中、それは突然起こった。


「きゃあっ!?」

「……なにっ!?」


 メイベルが盛大に悲鳴を上げ、フランカも身をすくませる。

 突然、客車が大きく揺れたのだ。悪路によるものとは桁が違う、突き上げるような激しい揺れだった。


「ルゥシール、テオドラ! どうした、何かあったのか!?」


 外では馬が嘶き、暴れているようだった。


「それが、こちらでも状況が分からなくてっ! とりあえず馬を沈めます!」


 ルゥシールが小窓から顔を覗かせ、早口で説明する。その後すぐに顔を引っ込めてしまった。

 馬車は停止している。

 四天王は身構えて辺りを窺っている。


 フランカは俺にしがみつくように体を寄せてきている。不安が表情に表れている。


「……敵、かしら?」

「どうかな……俺の目に魔力の反応が無……」


「無い」と言おうとしたまさにその時、燃え上がるような激しい魔力の反応を、俺の目は捉えていた。


「来るぞ! 何かに掴まれ!」


 俺の指示に、全員が椅子にしがみつく。

 その直後、客車が浮き上がるほどの突き上げを食らった。

 外は見えないが、軽く1メートルは飛んだと思う。


 垂直に突き上げられた客車は、激しい音と共に地面へと激突した。


「外へ出るぞ!」


 これ以上喰らうとやばい。

 馬車にちょっかいをかけているヤロウをどうにかしないと。


 外へ飛び出すと、ルゥシールが馬車の下を覗きこんでいた。


「何かいたか?」

「それが……何もいないんです」

「そんなバカな!?」


 何もないのに勝手に馬車が浮かび上がったとでもいうのか?

 ルゥシールの隣に寝転がり、俺も馬車の下を覗きこむ。しかし、本当にそこには何もいなかった。そればかりか、何の痕跡もなかったのだ。

 爆発物が仕掛けられていた風でも、地面の中から魔法を放った風でもない。そのようなことをすれば必ず残ってしまう、微かな痕跡すら、見出すことが出来なかった。

 濃霧にまぎれて掻き消えてしまったとでもいうのか?


「運転中はどうだった? 御者台から何か見なかったのか?」

「ふむ……これと言って怪しいものは何も……」


 テオドラが眉根を寄せて考え込む。

 どんな些細なことでもいいから思い出そうと思考を巡らせているようだ。

 だが、導き出された答えは「……やはり、何も見なかったと言わざるを得ないな」というものだった。


 さて、どうする。

 この付近を探してみるか?

 それとも、気にせず先へ進むか?


 とはいえ、馬車を進めても、また妨害に遭ってしまうだろう。

 選択肢は一つだ。

 こんなふざけたことをしでかしたヤツを見つけでぶっ飛ばす。

 それしかないだろう。


「姿の見えない敵……か」


 テオドラがアゴに指を添えてぽつりとつぶやく。


「まるで、オイヴィが誘拐された時のような状況だな」

「それだっ!」


 俺が発した大声に、テオドラが肩を震わせる。


 そうだ。

 俺たちはこういうヤツと一度出食わしているじゃないか。

 気配も魔力も、その体を構成する質量さえも掻き消して移動することが出来る、神出鬼没の魔物と。

 こいつは、あのミスリルゴーレムとか、それに近しい魔物の仕業だ。


 そうと分かれば……


「フランカと四天王!」


 俺が名を呼ぶと、フランカ達の表情が引き締まった。

 よしよし、いい顔だ。


「こそこそ隠れてやがる卑怯者を、引き摺り出してやれ」


 ヤツ等は土に同化する。

 ならば、バプティストの土に干渉する魔法であぶり出せるはずだ。

 フランカも土の魔法が使えるし、グレゴールは土を溶かしてやればいい。

 キモ男とメイベルもこの付近の地面を滅茶苦茶に引っ掻き回してやればいい。

 息を殺して潜んでいるヤツは、そういうあぶり出しに弱いからな。


 俺の指示を聞くと、フランカと四天王たちは一斉に魔法を発動させた。

 自然界に干渉する魔法が辺り一面に広がり、静かな渓谷が一瞬のうちに大騒ぎになる。


 そして、俺の読み通り姿を現しやがった。

 見覚えのあるミスリルゴーレムが……何体も何体も……


「…………え?」


 魔法の一斉攻撃により、二十体以上のミスリルゴーレムがあぶり出されてきたのだ。

 ……いや、多過ぎるだろ、これ。








いつもありがとうございます。


オードゲオルの渓谷を臨む切り立った崖の上で、厄介な敵に遭遇です。


と、いうのは置いておいて。

渓谷です、つまり谷です、それ即ち谷間です。


ご主人さんが谷間を行く!!


出会った当初から、ご主人さんのちょっとした荷物は徹底してルゥシールが持ち続けています。

それに伴い、専用のカバンなども購入してあります。

動きやすさを重視してリュックタイプにしようかと考えたルゥシールですが、

そこは流石のご主人さん、

リュックタイプを却下して、

肩掛けの鞄を購入し、ルゥシールに与えました。

ルゥシールは大喜びで、毎日この肩掛けの鞄を肩から斜め掛けにして持ち歩いています。


そうです。



パイスラです!



本文にこそ明記はしていませんが、

ルゥシールはいつだって、どんな時だってパイスラだったのです!

あの時も、あのシーンも、あんな場面でも!!


ただ、ルゥシールはご主人さんの目論見にまだ気が付いていません。

フランカもテオドラも、何の疑問も持っていないのです。


ご主人さんの密かな楽しみ。

殺伐とした世界に落ちた一滴の清涼剤。



それが、パイスラ!!



これは、そんなパイスラに人生をかけた男の物語なのだ…………




いや、そこがメインではなかったです。

すみません、熱くなってしまいました。



次回は戦闘ですかね。



次回もよろしくお願いいたします!!



とまと

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