79話 天才ダウナー・ルゥシール
「こっからこっちには入らないでねぇ」
砂漠の砂に、ざりざりと長い線が引かれる。
メイベルの『陣地』らしい。
「空中セーフ!」
「子供みたいなこと、しないでよねぇ!」
子供がムキになって怒っている。
ふふん、参ったか。
「……年齢がやっと二桁になったばかりの子と同レベルで競い合わないで」
フランカが物悲しそうな顔で俺を見ている。
憐れむんじゃねぇよ。
朝食を終え、テオドラが後片付けをし、ルゥシールがテントに戻ったので、今ここにいるのは俺たち三人だけだ。
「しかし、最近の子供は魔法の才能があるもんなのかねぇ」
今年十歳になったばかりというメイベルの頭をテンテンと撫でながら言う。
オルミクルのちびっ子たちも驚くような成長を見せていたし……人類は進化したのか?
「あたしは特別性なんだよぉ! まっ、あたしくらい魔法が使える十歳児はいないだろうねぇ!」
いや、かなり惜しい感じの奴がいるぞ。少なくとも三人ほど。
あいつらがあの速度で成長したら……世界がひっくり返るな。
いっそのことちびっ子魔法団とか作ったらどうだ? 一部に熱烈なファンが付くかもしれんぞ。ドーエンとか、ドーエンとか、あと、ドーエンとか。あ、デリックも。
「……それで、メイベル。あなたに頼みがあるのだけれど」
「ん~? なぁに~?」
「……私に魔法を教えて。今よりもグッとレベルアップするために」
フランカが真剣な眼差しでメイベルを見つめる。
メイベルは一瞬真顔になったが、すぐにはぐらかすように表情を崩す。
「え~めんどーくさぁ~い! あたし、そぉゆ~のよく分かんないしぃ~!」
メイベルが頭の後ろで手を組み、フランカから視線を外す。
教えるつもりはないという意思表示だろう。
それにしても乳がデカいな。
腕を頭の後ろで組むと、胸が、こう……バイ~ン! と、強調されて、その凄まじさたるや、筆舌に尽くしがたいとはこのことだ。
この年齢でこのデカさなら……成人する頃には10メートルを超えてるんじゃないか?
……うん、それは気持ち悪い。
「だいたいさぁ~あ、あたしが苦労して編み出した魔法の効率化を、なんで教えてあげなきゃなんないわけぇ? 意味分かんなぁ~い」
くすくすと小馬鹿にするような笑いを漏らし、メイベルは冷ややかな視線をフランカに向ける。
フランカはそんな視線を涼しい顔で受け止めている。と、懐に手を突っ込み、ナイフを取り出す。
……って、おいおい!
思わず止めに入る。が、取り越し苦労だったようで、フランカが左手を腰にぶら下げた布袋に突っ込み、中からリンゴを取り出した。
「……リンゴ、食べる?」
「りんごっ!?」
メイベルの表情がパァッと明るくなる。
が、すぐに思い直してそっぽを向いた。
「フ、フンだよぉ! そんなものでつられたりなんかしないんだからねぇ」
リンゴから視線を外し抵抗してみせるメイベル。
まぁ、魔法の技術をリンゴなんかで売り渡せないよな、そりゃ。
つれない態度を見せるメイベルをよそに、フランカはリンゴにナイフを差し込み、八分の一のサイズを切り出す。
そして、種と芯をとり、皮の端っこにハの字に切り込みを入れて、最後にやや分厚めに皮を剝いていく。リンゴを半分ほど剝いたところで手を止めると、可愛らしい形のリンゴが完成していた。
「……うさぎさん」
「ぅわぁっ!? りんごがうさぎさんの形になってるぅ!?」
メイベルが食いついた。物凄い食いついた。
フランカの手に乗ったうさぎさんリンゴを食い入るように見つめている。触りたそうに両手がもじもじ動いているが、その衝動を必死に抑えているようだ。
「……よければ、どうぞ」
「い、いいのっ!?」
「……プレゼント」
「ありがとぉ!」
元気よくお礼を告げると、メイベルはうさぎさんリンゴを宝物のように丁寧に、両手で掬い上げる。
そして、空へと掲げ、穴が開く程見つめる。
「すごぉ~い! 魔法みたぁ~い!」
それが魔導士の発言か?
「……食べる?」
フランカが俺を見て、小首を傾げながら聞いてくる。
なので、いただくことにした。
先ほどと同じ工程を経て、うさぎの形へと姿を変えていくリンゴ。
今度は、メイベルが食い入るように見つめている。
メイベルは、フランカの手元を見ながら、両手を動かしている。真似ているつもりか? まるで出来てないが。
たぶん、あのまま刃物を持たせるとまな板か近くにいる人が真っ二つに斬れる。
「……今度、教えてあげる」
「ホントにぃッ!?」
「……えぇ。その代わり、私に魔法を……」
「いいよぉ!」
いいのかよ!?
安いな、お前の技術!?
「あたしの魔法はね、防御と攻撃を同時展開させることが出来るんだぁ。まぁ、ミェチターの力を使った方が強くなれたから、最近は全然練習してなかったんだけどねぇ……」
攻守の同時展開か。
覚えておくと便利そうだな。
もっとも、【魔界蟲】に夢中になって、折角編み出した技術をおろそかにしていたようだが……もったいない。
「……そんな発想はなかった。メイベルは頭のいい子ね」
「へ? …………そ、かなぁ?」
「……えぇ。そうよ」
「…………ふへへ、褒められちったぁ……ふへへへ」
メイベルは……若干気持ちの悪い笑い方だが……嬉しそうに表情をほころばせる。
魔導ギルドの高位魔導士となっても、誰にも認められず、褒められることもそうなかったのだろう。
褒められたことに、素直な喜びを見せている。
どんなに魔法に長けていても、やっぱり子供なんだな。
俺は、メイベルの頭を優しく撫でるフランカを見つめながら、そんなことを思った。
――と。
「……【搾乳】」
フランカが俺の名を呼び、そして、うさぎさんリンゴを差し出してくる。
あぁ、そうか。これは俺の分だっけ?
思わず手に入ったデザートを頂戴しようと手を出すと、うさぎさんリンゴはその手をすり抜けて、直接口の前へとやって来た。
「……あ~ん」
「え?」
「………………あ~ん」
「あ…………あ~ん」
口を開けると、うさぎさんリンゴが飛び込んでくる。……つまり、フランカが俺にリンゴを食べさせてくれたのだ。
……え、なにこれ?
有料?
「……美味しい?」
「ん? あ、あぁ。美味いよ」
「……そう」
蕾がほころぶように、柔らかい笑みを漏らす。
フランカはここ最近表情が豊かになった気がするな。
「おい、変態ぃ!」
リンゴを咀嚼しながら、フランカと視線を交わしていると、腹の付近から棘のある声が飛んでくる。
見ると、メイベルが俺を物凄い顔で睨み上げていた。
「あたしのお姉ちゃんにちょっかい出すなよぉ!」
いつフランカがお前のお姉ちゃんになったんだよ?
って、ちょっかいって……
「……メイベル。いいのよ。彼は仲間だから」
「だってだってぇ、お姉ちゃ~ん!」
メイベルが甘えるような声を出し、体をぐりぐりとフランカにこすりつける。
えらい懐かれようだな。うさぎさんリンゴ一つで……
バプティストの時もこんな風に手懐けたのだろうか?
……もっとも、バプティストが「だってだってぇ、お姉ちゃ~ん!」とか言ってたら、こめかみにエノキ茸植えつけてやるけどな。毒々しい、魔界のエノキ茸をな。
「ほら見てよ、お姉ちゃん! 今あいつ、絶対いやらしぃこと考えてたよぉ!」
いや、バプティストとエノキ茸のことを考えていたんだが?
どう組み合わせてもエロくはなるまい。
「死んだ魚みたいな目しちゃってさ!」
「……メイベル」
失礼なことを言うロリ巨乳に、フランカは優しく諭すように言う。
「……あれは、愁いを帯びた寂しげな瞳とも言える」
「でもでもぉ、目つきがすっごく悪いよぉ?」
「……敵を射竦める鋭い目つきと言えなくもない」
「何を考えているのか分からない不気味なニヤケ顔してるしぃ!」
「……見ようによっては、爽やかな笑顔にも見えるわ」
「足が速いくらいしか自慢するところないんだよ、きっとぉ!」
「……六歳の頃は、それだけでモテたわよね」
「強い変質者って女の敵だよぉ!」
「……平気。彼は仲間だから」
「もぉ~!! お姉ちゃん~~~んっ!」
自分の意見がことごとく翻され、メイベルは地団太を踏む。
……っていうか、どこかで聞いたことないか、この流れ…………デジャブか?
「……とにかく、彼は安全よ。いやらしいことなんて………………」
そう言って俺に視線を向け、目が合うと、フランカは数秒黙り込む。
「………………考えていそうな顔ね」
「おいこら」
フランカがメイベルを俺から隠すように抱き、背をこちらに向ける。
うわぁ~、俺がまるで犯罪者みたいな扱いを受けてるぅ~。
お尻ぺんぺんするぞ、コノヤロウ。
「なんだ、随分と賑やかじゃないか」
そこへ、後片付けを済ませたテオドラが戻ってくる。
「おぉ、お尻ぺんぺんと言えばテオドラ」
「なんだっ!? 一体、何の話をしていたのだ!?」
いかんいかん。
あまりにもタイミングよく出てきたので、つい思っていたことが口から出てしまった。
「みてみてぇ! うさぎさんだよぉ!」
自慢したくて仕方ないのか、メイベルはいまだ食べずに持っているうさぎさんリンゴをテオドラに見せる。
ぼちぼち酸化して、リンゴが黄色くなり始めている。
「ほぉ! 可愛らしいなぁ。どれ……ふむ、胸は強調されていないから……なるほど、フランカが作ったのだな。器用なものだ」
おいおい。なんだその判断基準は。
いくら俺でも、リンゴのうさぎにまで巨乳を求めたりしねぇよ。
「テオドラはこういうの出来ないのか? 料理得意だろ?」
「いやぁ、ワタシはこういう細工切りは…………いや、待てよ。このカタナを使えば……」
何やら、テオドラが不穏な発言をする。……カタナだと?
「フランカ。もう一つリンゴは無いかな?」
「……あるけれど」
フランカが腰の布袋からもう一つリンゴを取り出す。……何個持ってるんだよ? あれか? ルゥシールの木苺みたいなもんか?
フランカからリンゴを受け取ると、テオドラは何かを考えながらリンゴ全体に視線を巡らせる。リンゴを持つ手をひねりリンゴの向きを変え、視点を変え、最後に「うむ」と頷く。
「参るっ!」
そして、おもむろにリンゴを空高く放り投げたかと思うと、カタナに手をかけ落下してくるリンゴに向かって抜刀! その後、流れるように幾重もの斬撃が繰り出されリンゴを削り取っていく。
「よし、完成だ!」
最終的に、テオドラの手のひらへと落下したリンゴは、恐ろしいほどにリアルなドラゴンの形に斬られて……いや、彫られていた。彫刻の域だ。
「器用なんてもんじゃないな、こいつは」
「……もはや奇妙の域」
感心を通り越して呆れる俺とフランカをよそに、テオドラは満足そうな笑みを浮かべている。
そして、フランカの背に隠れるようにへばりついているメイベルに、そのドラゴンさんリンゴを差し出す。
「さぁ、これもあげよう」
リンゴで出来たドラゴンがメイベルに牙を向ける。
メイベルは体をビクッと震わせ、フランカの背に姿を隠す。
「いらないぃ! なんか怖いぃ!」
子供は素直だ。
テオドラはショックを受けた表情で固まっていたが、まぁ、仕方ないだろうな。
「ところで、ルゥシールを知らないか?」
硬直するテオドラに、俺は声をかける。いたたまれなかったのもあるが、ルゥシールがやけに遅い。一体何をしているのやら……覗きに行くわけにもいかず、ちょっともやもやしているのだ。別に、顔が見えなくて不安だとか言うわけではないけれど。
「あぁ、ルゥシールなら、『準備を万全にしないと神様が~』とかなんとか言いながら荷物を漁っていたぞ」
あいつの信仰心、一回どっかで壊してやらないと危険かもな……
「あんたたちさぁ、何をしにここに来たのぉ?」
フランカの腰にしがみつきながらメイベルが俺に尋ねてくる。
子供に話しかけられた時の基本として、俺は笑みを浮かべ手を振ってやる。
「ひっ! 喰われるぅ!」
その途端、メイベルが顔を引っ込め姿を隠す。
……あれぇ?
「……いじめないで」
フランカが背後に張りつくメイベルを撫でつつ、俺を叱る。……いじめられてるのは俺じゃね?
「……私たちは、この砂漠で生成されるサフラージャンバリーという鉱石を探しに来たのよ」
「サフラー…………あぁ、あの硬いヤツ?」
「現物は見たことがないが、あのサンドワームの防御力を見るに、おそらくそうなのだろうな」
テオドラの見解に、俺も同意だ。
「ねぇお姉ちゃん。その石、どうやって探すのぉ?」
「……ルゥシールが、何か胡散臭くて宗教色の濃い、けったいな儀式で探し当てるらしいわ」
いやいや。ダウジングはそういうものじゃないから。あと、何気に酷いなフランカ。
「そんなことしなくても、見つかるまで砂を掘り返せばいいんじゃないのぉ?」
「いや、けどな。ここの砂を無暗に触るのは危険だろ?」
「ぷ、ビビってやんのぉ」
みんなの身を案じる俺の紳士的かつエレガントに優しい心配りを、メイベルは嘲笑する。
ガキんちょめ。ちょっと魔力と胸がデカいからっていい気になりやがって……揉むぞ!?
俺がイケメンアイズで睨みを利かせていると、それをサラッと無視して、メイベルはてぽてぽと砂漠の上を歩いていく。
テントからずいぶんと離れた位置にまで行くと片手を振り上げて、俺たちを呼び寄せた。
「みんな、ちょっと集まってぇ!」
言われるままに、俺たちはメイベルのそばまで歩いていく。
「あ、変態はちょっと離れててぇ」
物凄く近くに行ってやった。一番そばだ。ピッタリくっついてやったさ。
「むぅ~! 変態、邪魔ぁ!」
俺の体を両手で押しのけ、メイベルがこほんと咳払いをする。
「じゃあ、行くねぇ」
そんな軽い言葉と共に、メイベルが高速詠唱を行う。
「 ―― ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ―― だよぉっ! 」
お決まりの語尾と共に、俺たちの周りを可視化した空気の層がドーム状に覆い、それと同時にドームの周りの砂が一気に吹き飛んだ。
広範囲に渡って砂漠の砂が吹き飛ばされ、巨大な砂柱が上がる。
「……凄い」
フランカがその威力と規模に感嘆の声を漏らす。
確かに大したものだ。
舞い上がった砂柱の中に、サンドワームが何匹か紛れ込んでおり、気の毒に空高く舞い上げられ成す術なく地面へ叩きつけられていた。強力な魔力を浴びせられたからか、サンドワームはそのまますごすごと砂の中へと姿を消していく。
「むっ! あれは何だ!?」
テオドラが指差す方向に視線を向けると、舞い上げられた後、遥か上空から降り注いでくる砂の中に、きらりと輝く異質な物体を見つけた。
砂が落下し、砂煙が落ち着くと、ドーム状の空気の層は解除された。
砂の一粒も通さない、出来のいい結界だった。魔力を相当浴びただろうに、ビクともしなかった。
砂の上を歩くと、先ほど見かけた異質な物質があちらこちらに顔を出していた。
拾い上げると、それは硬く、荒々しく尖った、浅葱色をした鉱石だった。
「それがサフラージャンバリーだろうか?」
「おそらくな。よし、みんな拾うぞ! 砂に気を付けてな」
「……了解」
「ふひひっ! あたしが一番多く拾うもんねぇ!」
張り切って駆け出すメイベル。
フランカは黙々と、テオドラはいちいち鉱石を掲げ太陽光を反射させてその美しさを堪能しながら、俺たちはサフラージャンバリーを拾い集めた。
爆発の規模をちゃんと考えてメイベルが移動したおかげで、テントには一切の影響が出なかった。その代わり、重たい鉱石を抱えてテントまで何往復もしなければいけない羽目になったが。
結局、持参してきた竹製の背負い籠一杯分もの鉱石が取れた。背負い籠は縦、横、高さが、40×30×50センチ程度もある大きなものなので、これだけ取れれば大したものだろう。
これで、ようやくこの厄介な砂漠を離れられる。
そんな安堵に満ちたため息を漏らした直後、背後から間の抜けた声が聞こえてきた。
「みなさん! お待たせしました!」
振り返ると、……何に必要なのかさっぱり分からないのだが……物凄い重装備をしたルゥシールが立っていた。
頭には青銅製の丸い兜をかぶり、ゴーグルをつけ、やたらとポケットの多い上着を羽織り、しかもそのポケットにはよく分からない小物がパンパンに詰まっており、腰には竹製の籠や布袋が鈴生り状態でぶら下がっており、背中には巨大な鞄と、そこからはみ出すほど長い棒状の何かが突き出していた。
そして、肩幅に開いた両手にはL字の鉄の棒がしっかりと握られている。
あぁ、そうそう。手には指の部分だけが切り落とされたグローブをはめている。防寒効果は皆無だろうな、あのグローブ。
「いよいよお見せしますよ、神に導かれし、奇跡のダウジングを!」
一人盛り上がるルゥシールを、他の面々は揃って生温い目で見ていた。
「アホのルゥシール」
「……アホのルゥシール」
「ウム、これは止むを得んか……アホのルゥシール」
「あぁ、あれがアホのルゥシールなんだぁ」
「なんですか、なんですか、皆さん揃って!? メイベルさんに至っては、まるでわたしがアホだとどこかで噂になっているかのようなミスリードまで絡めてっ!」
重装備で力説しても、その格好を込みでアホとしか思えない。
「もう採ってきたぞ。それだろ? サフラージャンバリー」
「ほぇ? …………ぅぇぇええええええっ!? いつの間にっ!?」
籠一杯のサフラージャンバリーを発見して、ルゥシールが驚愕の声を上げる。
っていうか、あれだけの爆発音に気が付かなかったのか、こいつは?
「そんな……」
力なく肩を下げ――でもダウジングのポーズだけは崩さず……プロ根性か?――ルゥシールはサフラージャンバリーの詰まった背負い籠に近付いていく。
「……間違いありません。サフラージャンバリーです」
事実を認め、がっくりとうなだれるルゥシール。
ただ、凄いもんで…………ルゥシールが構えていたダウジングのロットは、サフラージャンバリーにきちんと反応して、先端が開いていた。
ちゃんと仕事してんじゃん、ダウジングの神。
ご来訪ありがとうございます!
タイトルは、あの、アレです、ほら、
本編で出てこないから、せめてタイトルくらいは……的なヤツです。
そしてフランカ姉さん再び! です。
バプティストの姉さんであり、メイベルのお姉ちゃんです。
そして、一緒に旅をするうちに【搾乳】に対する感じ方が少~し変化した様子です。(『10話 俺の名は……』にて今回のようなやり取りをやっています。忘れている方のために、念のため。……っていうか、10話目にして初めて名乗ったんですね、うちの主人公…………)
さて、砂漠も堪能したのでぼちぼち帰ります!
乳の無い方の幼女も待っていることですし。
さっくり帰って武器を鍛えましょう!
……無事に帰れれば、ね…………うふふ。
と、いうわけで、続く! です。
次回もよろしくお願いいたします。
とまと




