65話 ボーダー
今回ちょっとお説教臭いです。
苦手な方、ご注意ください。
明けて朝。
俺たちは、オイヴィに先導されミスリル鉱山へと向かっていた。
……のだが、そこに着くまでの間、俺たちはいくつもの視線を浴びせられることになった。
主に、カジャの町のツートップが。
「あぁ……素敵」
「夢のツーショットだ……」
「永遠のロリっ子と、永遠のつるぺた……」
オイヴィとフランカの姿に、町行く人々は立ち止まり、見惚れ、ため息をついていた。
「……永遠のつるぺたではない。まだ成長途中なだけ。来年あたりに凄いことになる……予定」
町民の声に、フランカは必死に反論をしている。
成長しないつるぺたと、成長してもつるぺた。
はたして、この町の人間にとって素晴らしいのはどちらなのか……
「フランカ。もしお前がどうしてもと言うのなら……この町に残っても……」
「……今すぐにでも出て行きたい気分よ」
この状況を、フランカ自身はあまり良く思っていないようだ。
凄まじいモテ期なのに。
そう伝えると。
「……体の極一部を……それも本人が気に入ってもいないところをもてはやされても不愉快なだけ……それに……好意を持たれる相手は、誰でもいいわけではない」
と、小難しいことを言っていた。
俺なら、モテたら「いぇ~い!」って大はしゃぎするけどな。
「……早く採掘場に連れていって」
「まぁまぁ、フランカさん。みなさん、好意をもってのことですし……」
機嫌の悪そうなフランカにルゥシールが声をかける。
その途端、観衆から凄まじいブーイングが起こった。
「何勝手にしゃべりかけてんだよ、乳腫れ!」
「女神に腫れが伝線したらどうするんだ!?」
「気安く話しかけてんじゃねぇよ!」
「にゃあっ!? ごめんなさい、ごめんなさい!」
思わずと言った風に、ルゥシールは頭を抱え、身を屈める。
そして涙目でオイヴィに懇願する。
「は、早く採掘場へ連れていってください……」
ウチの仲間が二人、町民に心を折られている。
……俺たち、この町に合わないんじゃないかな?
テオドラもあんまり心象良くなさそうだし……
「困ったものじゃのう……いくら悪気がないとはいえ……」
町民の反応に、オイヴィも眉根を寄せる。
……いや、これで悪気がない方が怖ぇよ。
フランカかのつるぺた具合が理想的過ぎて、周りにいるボインちゃんが敵に見えるとか、どんだけ洗脳力の強い宗教だよ。
こいつらの巨乳嫌いは常軌を逸している。
「……それもこれも、ドーエンが悪い」
「あぁ。あのジジイが悪い」
「……そうですね。どうしてもそこへ帰結してしまいますね」
「ついには誰も突っ込まんようになってしもうたの」
俺らの統一意思に、オイヴィがため息を漏らす。
仕方ない。
あいつが悪いのだから。
「とにかく、早く町を抜けましょう、オイヴィ。これ以上は……辛い思いをさせてしまうかもしれないですから」
テオドラがオイヴィに先を急ぐよう提案する。
テオドラも、オイヴィと共に行動する時はこのような視線を浴びせられていたのだろう。
それなのに、泣き言も言わず、じっと耐えていたのか………………なんかムカついてきたな。
そして、そんなタイミングで、最低なことを口にした間の悪い男がいた。
「さっさと出て行け乳腫れども! 町の空気が汚れちまうぜ!」
そして、漏れる嘲笑…………あぁ、ダメだ。アウトだ。……ご愁傷様。
「なるほどなぁ、そういうことかよ。あぁ、そうか! へぇ、そうかい! よぉく分かったぜ、町民ども!」
限度を超えなければ、大目に見てやろうと思っていたのに…………
「つまりはアレだ! お前らはつるぺたが素晴らしいと、最高だと、至高だと、そういうわけだな!?」
……テメェらはその限度を超えた。
「ならば問う! 膨らんだ胸は、お前たちには無価値なのだな!?」
俺の仲間にしたことを、……そっくりそのまま味わわせてやるぜ。
「そこの女! お前のその膨らんだ胸はどうだ!? 価値がないのか!? そっちの女は!? おぉっと、なんだなんだそこの女! お前は大層立派な膨らみをしているではないか!?」
俺は、俺たちを取り囲む町民をぐるりと見渡す。
十代半ばから二十代前半の娘たちは、みな一様に胸に膨らみを持っていた。年相応の膨らみを。
「き、君。まさか、また『価値がないなら自由に揉ませろ』とか『所有権を寄越せ』とか言う気なのか?」
テオドラが不安そうな顔で俺に耳打ちをする。
いいや、違うな。
そんなことは言わねぇ。
そんな甘っちょろい言葉で済ましてやるもんか。
「さらに問う! 価値のない胸をぶら下げたこの町の女どもよ! そんな腫れた胸をしたお前らに、価値はあるのか?」
ルゥシールを非難するのであれば、テメェらもその非難を浴びやがれ!
フランカよりも1ミリでも膨らんでるヤツは、全員無価値だ!
この町ではそうなのだろう!?
「わ、私たちは、好きで胸が大きくなったわけじゃない!」
どこかから反論の声が上がる。女だ。
「じゃあ、ルゥシールは好き好んで胸を大きくしたのか? どうやってだ? フランカに教えてやってくれよ! どうすれば、自分の意志で胸を大きく出来るんだ!? 誰か知ってるヤツはいないのか!?」
返事はない。
「いないのか? ルゥシールが好き好んで胸を大きくしたから、お前らは非難したんだよな!? 違うのか!? なら、一言でもルゥシールを非難したヤツは今すぐここでルゥシールに謝罪しろ!」
返事はない。
「あ、あの……ご主人さん……」
そんな中、ルゥシールが俺に声をかけてくる。こいつが一番驚いたような顔をしている。
が、ルゥシールの発言を、俺は片手を上げることで制止する。
今ここで温情を掛けてはいけない。
そうでなければ、こいつらは一生気が付かないままだ。
自分たちが、いかに愚かで、醜い行いをしているのかということに。
「……私たちは、そこまで大きくないし……」
またどこかから言い訳がましい声が聞こえてきた。
視線を向けると声は止み、しばらく待っても名乗り出る者はいない。
「じゃあ、線を引け」
俺は落ち着いた、温度のこもらない声で言う。
冷淡に。
逃げ場など与えないように。
「どこからが許されるサイズで、どこからがアウトだ? お前らはテオドラにも厳しい声を浴びせていたよな? テオドラの胸はアウトなわけだな? じゃあ、どこからがセーフだ? 目で見て判断出来る差があるんだよな? きっちり測らなきゃ分からないような誤差で人を非難していたわけじゃないよな? お前らは、誰一人としてテオドラの正確なサイズを知らないんだから……じゃあ、どのくらい胸が小さければセーフなんだ? 実例を出して教えてくれよ」
腕を組み、じろりと町民たちを見渡す。
正直、テオドラよりも胸の大きな女は沢山いた。
そいつらが肩身の狭い思いをしているのかどうか、そこまでは分からん。
テオドラは外から来た者だから一層当たりが厳しかったのかもしれん。
だが、全員が口をそろえてルゥシールやテオドラを非難していたことに変わりはない。
ならば、全員が持っているはずの、境界線を教えてもらおうじゃねぇか。
そして、またしても無言。
……無言でやり過ごせると思うなよ?
俺は、群衆の輪の中からテオドラと同じくらいの胸をした女を引っ張り出してくる。
抵抗されたが構わない。輪の中心へと引き摺り出し、他の町民に問いかける。
「こいつはどうだ? セーフか? アウトか?」
これで「セーフ」だと誰かが言えば、テオドラは謂れのない非難を浴びせられていたことになる。
が……結果は無言。
「お前は保留だ」
冷たく言い放つと、女は青ざめた顔で肩を震わせていた。
続いて、フランカよりも少し大きいくらいの女を引き摺り出してくる。
「こいつは?」
しばしの沈黙。
また無言かと思った矢先、「それはセーフだろ」と、ふてくされたような声がどこかから聞こえた。負けず嫌いがいるらしいな。都合がいい。
「じゃあ、お前はセーフだ。よかったな」
保留の女とは離れた場所に立たせる。
セーフの女はホッとした表情を見せるも、保留の女の手前、複雑な顔をして俯いた。
その後、様々な胸のサイズの女を引き摺り出してきては意見を仰いだ。
最終的に八人の女を輪の中心へと引っ張り出してきた。
結果は、最初にセーフだと言われた女以外、全員「保留」となった。つまり、ほとんど無言だったのだ。
しかし、無言は否定でも肯定でもなく棄権だとみなす。
棄権したものに後から文句を言う筋合いはない。
俺は連れ出した女たちを、胸の小さい順に並び立たせた。
「もう一度聞く。胸の大きい方からゆっくり移動していくから、セーフだと思うところで声を上げろ。誰でもいいぞ。セーフだと思う女のところでストップをかけろ」
当然、最初の女でセーフの声がかかればテオドラはセーフだということになる。
だから、最初の女は絶対にセーフに出来ないだろう。
では次の女では?
そうすれば、この八人の中で最初の女だけがアウトになる。心情的に、たった一人を見捨てるのは不可能だろう。仲間意識の強いこの町の人間なら尚更な。
ではその次では?
犠牲者を一人増やせば自分の罪が薄れるのか? そんなことはない。きっと、誰も声を上げないだろう。
と、俺の予想通りに事は進み、俺は一番胸の大きな女の隣から一番胸の小さい女の隣まで、止まることなく歩ききった。
ストップの声はかからなかった。
「おいおい。どういうことだよ?」
煽るような口調で、俺は群衆に言葉を向ける。
群衆は沈黙したままだ。
男も女も、オイヴィとフランカに声援を送っていたのがウソみたいに静まり返っている。
「つまりアレか? 結局のところ、価値があるのはフランカやオイヴィだけで、この町の女にはなんの価値もないってことか?」
無言。
静寂。
何の音もしない。
なのに……空気はどこまでも重い。
「……ひでぇよなぁ…………」
ぽつりと漏らした俺の言葉に、空気が微かに揺れる。
俺は、整列させた女たちの隣を歩きながら、とつとつと語る。
「こんなに美人で、可愛くて、おまけに働き者なのによ」
俯いていた女たちが顔を上げる。その表情は、一人の例外もなく、驚いていた。
顔を上げた女たちに、俺は優しく語りかける。
「俺はな、この町が素晴らしいと思ったんだ。活気があって、華やかで、それでいて整然としていて、美しくて……なんでなんだろうなって考えて、気が付いたんだ。……女だ」
微かな空気の振動が辺りに広がっていく。
騒めきになる直前の静かな空気の乱れが無音の中で存在感を増していく。
「いい女が多い町は栄えるという。男は単純だからな。いい女の前では格好を付けたがる。その格好付けが町に活気を生む。冗談じゃないぜ? 金持ちになりたいのだって、強くなりたいのだって、みんな女にモテたいからだ。違うか?」
否定の声は上がらない。
張り詰めていた空気が、随分と緩み始めている。
さざめくような小さな声があちらこちらで発せられるが、俺の話を遮る者はない。
「だから、この町がここまで栄えて、美しく、素晴らしいのは、いい女が多いからだと思っていた。……しかしだ」
緩和されていた緊張感が一瞬で張り詰める。
次の言葉を、誰もが予測したのだろう。そして、俺はその通りの言葉を口にする。
「この町の女には、価値がないらしい」
無言の悲鳴が辺りを包む。
嫌な耳鳴りがする。
しかし、構わずに続ける。
「どんなに働いても、愛する者に尽くしても、町のために身を粉にしても…………この町の女には価値がないんだとよ! 俺が言ったんじゃない、お前らが言ったんだ! じゃあなぜ価値がないのか!? ………………つるぺたじゃないから、だとよ」
整列している女の内、一人の女が顔を覆って泣き始めた。
つられるように何人かの女が嗚咽を漏らす。
「おい、女ども。なぜ泣くんだ? 価値がないと言い出したのはお前らだろう?」
返事は、ない。
「おい、男ども。なぜそんなしけた面してやがんだ? 今ここで泣いてるヤツらは、お前らにとって価値のない女ばかりなんだろう?」
返事は、ない。
もう一度言う。
無言は、否定では、ない!
「お前らの気持ちが分かるとは、口が裂けても言えない。いくら泣こうが気の毒だとは思えない。……が、お前らが悪いとも言わん」
オイヴィの話によれば、こいつらは元々ウジンたち、かつての重役どもに奴隷として扱われた『価値のなかった者』たちなのだ。
だからこそ、誰かを蔑み自分の地位が最下層ではないと確認したかったのだろう。
救世主であるドーエンの、著しく偏った思想に影響を受け、その抑圧された感情が歪んだまま解放されてしまったのかもしれない。
要するにアレだ。
みんなで固まって、「俺たちはあいつよりマシだよなぁ?」と言い合っていたのだ。
オイヴィやフランカを異常なほど心酔するのも、誰もが認める特別な偶像を崇めることで「特別な者に尽くす自分もまた特別である」と思いたい心理が働いているのだ。
こいつらは、幼い時から苦労を強いられ、強くなった。
カジャの町をここまで大きくするほどに、たくましく成長した。
けれど、やはり子供だったのだ。
こいつらには、人としての在り方や道徳心というものを教わる時間が、環境が、著しく欠乏していたのだ。
だからこそ、俺が教えてやる。
痛いくらいに、その心に叩きつけてやる。
深く刻み込んでおいてやる。
他人を貶める行為は、同程度かそれ以上に、己自身の価値を貶める行為なのだと。
「お前らはすげぇよ。町を復興させちまったんだもんな。けどな、俺はお前らに『すげぇヤツ』よりも『いいヤツ』になってほしいと思う」
――と、そのような説教臭いことを切々と語ってやると、あちらこちらから嗚咽が聞こえてきた。
男も女も子供も青年も、誰もが憚ることなく涙を流している。
こいつらは、こうやって説教されることもなかったのかもしれないな。
ちょっときつく言い過ぎた詫びに、俺は取って置きの言葉を、この成長しきれなかった大きな子供たちに伝えてやる。
とても大切な言葉を。
「いいかお前ら! 胸の大きさで人間の価値を図るな!」
「「「「「はいっ! どうもすみませんでしたっ!!」」」」」
最後は、その場にいた全員が声を揃えて返事をしてくれた。
オルミクル村での教師経験がこんなところでも役に立ったか。
これで、この町はもっとよくなるだろう。
こいつらが、いつか生まれる新しい命に、きちんと受け継いでいってくれる。
俺は、そう信じる。
「では、解散! 仕事に戻れ!」
「「「「「はいっ!」」」」」
駆け足で散らばっていく町民たちの背を見送り、俺は満たされた気持ちになっていた。
「ご主人さん」
ふわりと、優しい声が俺を呼ぶ。
「さすがです、ご主人さん。わたし、なんだか感動しました」
「……うん。不覚にも、聞き入っちゃった」
「これまで何も言えなかった自分が、ワタシは恥ずかしいぞ……」
振り返ると、俺の仲間たちが俺を笑顔で迎えてくれた。
らしくもなく、つい熱くなってしまったが……まぁ、こいつらのためになら、これくらいは、な。
「ふむ、確かによい説教じゃったの。この町の子らには、ヌシのような熱い大人が必要なのかもしれんの。今後は、ワが率先して子らを導いていくかの」
オイヴィが深く頷く。
が、次の瞬間、オイヴィの目がニヤッと細められる。
「しかし……アレはいかん。ギャグにしか聞こえんわの」
悪戯っ子のような笑みを浮かべ、俺が言った言葉を、俺の口まねで反芻する。
「『いいかお前ら! 胸の大きさで人間の価値を図るな!』……じゃったかの?」
オイヴィが言うのと同時に、ルゥシール、フランカ、テオドラの三人が同時に吹き出した。
「な、なんだよ!? なんで笑うんだ!?」
「いや……だって、ご主人さん……」
「……これは、笑うなという方が無理」
「あはは……ワタシも、悪いとは思ったのだが……堪え切れずに……はは」
オイヴィが目尻の涙を拭いながら、笑う三人に言う。
「どうじゃ、ヌシらよ? 多少言葉は悪ぅなるが、声を揃えて言ってやってはどうじゃ? ほれほれ、ヌシらの心にある素直な気持ちをの」
オイヴィの言葉に、ルゥシール、フランカ、テオドラの三人は頷き合い、そして声を揃えてこう言った。
「「「お前が言うな!」」」
「――ですよ、ご主人さん」
ルゥシールが最後にちょっと付け足して、これまた悪戯っ子のような笑みでウィンクを寄越してくる。
あぁ、もう……うるせぇ。
俺はいいんだよ、俺は! もう大人なんだから!
つうか、胸『だけ』では価値なんか決めてねぇよ!
でなきゃ、ルゥシール以外一緒にいねぇっつの。
いつまでもしつこく笑う女性陣に、俺はつっけんどんな声で言う。
「ほら! さっさとミスリルを採りに行くぞ! おっぱい、大・中・小・無!」
まったく。
柄にもないことをした後に茶化すのはやめてもらいたい。恥ずいだろうが。
俺は四人の女子たちを置き去りにずんずんと歩いていった。
後ろから追いかけてくる足音を聞きながら。
「……『無』は、私じゃないわよね? 『小』までは認めるけれど、『無』ではないわよね!? ねぇ、【搾乳】。答えなさい、違うわよね? 【搾乳】!?」
俺は、ずんずんと歩を進めた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ミスリル鉱山に、一人の青年が横たわっている。
「どうせ……来ないんだろうし……うん、来るわけないし……押しつけられた仕事だし……適当でいいよね……」
魔導ギルド四天王、土のバプティストは、静かな山の中、大地に寝転がって雄大な自然を満喫していた。
このまま時間を潰して、王子がカジャの町を離れたら「またスルーされちゃった」と王国に戻ろうと考えていた。
所詮自分は四天王『最薄』の存在。
その程度が身の丈に合っているというものだ。
そんな悲しい悟りを開き、バプティストは雄大な空に弧を描く大きな鳥を眺めて、二度寝を決め込むことにしたのだった。
いつもありがとうございます。
「胸の大きさで人間の価値を図るな!」でお馴染み、
巨乳もつるぺたもイケる紅井止々です。
今回、町の中をするっと通り抜けて四天王と出会う予定だったのですが、
カジャの町の子たちがあまりに嫌な子に育っちゃたもので、ちょっとお説教しちゃいました。
キャラが勝手に動くとこういうことが稀にあるんですね。
ご主人さんは、いいことを言う変態(=変態紳士)として、
着実に成長しているようです。
私も負けじと成長しなければ。
そして、いつか私も立派な変態紳士にっ!
……あ、いけない。向かう道を間違えるところだった。
面白い話を書けるように頑張るんだった……
というわけで、
次回もよろしくお願いいたします!
とまと
 




