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どうも。先日助けていただいたダークドラゴンです  作者: 紅井止々(あかい とまと)


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49話 新たな敵!? 魔導ギルド四天王!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




 薄暗い石造りの部屋で、四人の魔導士が儚げに揺れるろうそくを囲んでいる。

 皆一様に険しい顔付きで、もたらされた情報を噛み締めている。


「……バスコ・トロイが、破れたか」


 最年長の魔導士が口を開く。燃えるような真っ赤な刺青が額から頬にかけて施されている。


「ふん……。所詮は前時代の古い魔導士。時代遅れの化石だったというわけさ」


 目鼻立ちの整った美形の青年が、前髪をさらりと掻き上げ鼻を鳴らす。

 氷のように冷たい瞳を際立たせるように、青い刺青が左目の横に施されている。


「やっぱりぃ。古い人はみんな魔導ギルドから追い出しちゃえばいいんだよぉ」


 ふわふわの栗毛を躍らせて、瞳の大きな少女がいたずらな笑みを浮かべる。口の中には大きなキャンディが入っており、コリコリと音を立てる。

 キャンディーが頬を膨らませる度に、緑色の刺青が頬に合わせて隆起する。


「あ……でも…………うん、敵が……王子じゃ…………ボクは負けないけど……バスコ・トロイじゃ…………あ、バスコ・トロイ程度じゃ……うん、難しい……かったと、思う……」


 おどおどとした青年がぼそぼそと呟く。

 額に大きく茶色い刺青が入っている。しかし、長い前髪に隠れてよくは見えない。目も、髪に隠れている。


「我ら四天王がいれば……バスコ・トロイなど不要」

「当然さ。この世界に、僕たちに勝る魔導士などいない」

「でもでも、それってぇ、つまりは、あたしたちが最強ってことぉ?」

「あ……うん、だって…………魔導士は……他の、職業より……強いし……あ、ずっと強いし……当然……うん、当然だと、思う……」


 薄暗い部屋を、ろうそくの明かりが照らす。

 取り囲む四人の影が石壁に映し出され、不気味に揺れている。


「王子たちがいるのは、オルミクルだっけ? ……僕なら行きたくもないね、こんな田舎。僕にはふさわしくないよ。だって、土と獣しかないんだろ?」


 青い刺青の青年が嘲るような口調で吐き捨てる。


 机の上に広げられた地図は、ブレンドレル全域を書き記した精巧な地図で、この国の最重要書類だ。最高級機密を、四天王は気軽に持ち出せる。それだけの権力を有しているのだ。


 マーヴィン・ブレンドレルが出没したというオルミクル村にチェスの駒が置かれている。馬を模したナイトの駒だ。


「ねぇねぇ。王子たちさぁ、次はどこに向かうのかなぁ?」


 緑の刺青の少女が地図を覗き込み、ナイトの駒を指で弄びながら問う。


「おそらくは……」


 赤い刺青の男が、ナイトの周りに四つの駒を配置する。

 キング、クイーン、ルーク、ビショップ。

 それぞれの駒が置かれた場所には、古い遺跡が存在している。


「マウリーリオの残した遺跡のうち、どれかであろう」

「ふぅ~ん。近くに四つもあるんだぁ」

「さしずめ、最初のターゲットは……」


 青い刺青の青年が、ビショップの駒を人差し指で弾く。


「一番近い、ここかな」


 ビショップは、カタカタと揺れながらも倒れることはなく、元通り直立する。


「でさぁ~あ? 誰が行くのぉ?」

「僕はお断りだね。そんな辺鄙な場所。下っ端が行けよ……なぁ?」


 青い刺青の青年は、微笑を浮かべたまま、恐ろしい視線を茶色い刺青の青年へと向ける。


「あ…………う、うん、僕が…………行くよ…………ここで……うん、王子を…………仕留める」


 茶色い刺青の青年が承諾すると、他の三人が口角を上げる。


「では行け。魔導ギルド四天王が一人、土のバプティストよ!」

「あ……うん、行く……あ、行って、きます…………」


 茶色い刺青の青年――バプティストが踵を返し部屋を出て行く。

 ドアが閉じられると同時に、薄暗い部屋を照らしていたろうそくの火は音もなく消え、辺りは闇に包まれた……




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




 馬車に揺られる旅を初めて、早三日。

 そろそろ尻が悲鳴を上げそうだ。


「おっしりーんっ!」

「何ですか、急にっ!? どうしたんですか、ご主人さん!?」


 いやなに、あまりの尻の痛さに叫ばずにはいられない衝動に駆られてしまっただけのことだ。


「尻が痛い。さすってくれ」

「え……そ、それはちょっと……人前では、その……恥ずかしいですし……」

「じゃあ尻をさすらせろ」

「それは嫌です」

「揉ませろ」

「ダメです」

「顔を挟ませろ」

「どこの世界にその申し出を快く受け入れる人がいるんですか!? 無理ですよっ!」


 と、まぁ。こんな益体もない会話を延々と続けるくらいしかすることがないのだ。

 正直、飽きてきた。


「なにか、あっと驚くようなことでも起こらないかなぁ……例えば、馬車の振動に微動だにしないフランカの胸がルゥシールくらいに揺れ動くようになるとか」

「ご主人さん。無茶な要求でフランカさんを困らせないであげてくださいね」

「……あなたたち二人とも、馬車から降りて決着つける?」


 どんな縦揺れにも横揺れにも、一切動こうとしないフランカの胸には、むしろ感服する。


 新しく仲間になったフランカだが、もうすっかり馴染んでしまっている。

 最初はぎくしゃくするかとも思ったのだが、こうも四六時中、文字通りそばにいると遠慮も何もなくなってくるというものだ。

 なにせ、日中は狭い馬車の座席で肩が触れる距離に座り、夜は同じテントの中で並んで寝ているのだ。

 なんというか、もはや家族のような気がしてきた。


「フランカ。なんだったら、俺のことをお兄ちゃんと呼んでもいいんだぞ?」


 持って生まれたお兄ちゃん属性が、フランカを可愛がれと言っている。


 フランカは首をこてんと横に傾け、不思議そうな目で俺をじぃっと見つめる。 

 そして、おもむろに口を開くと……


「……それは、デリックと同類になりたいということ?」


 ……そんな失礼なことをのたまいやがった。


 前言撤回。

 こいつを可愛がるのは無理そうだ。

 俺の妹は三歳以上十歳未満ということにしておこう。


「ところで、フランカっていくつなんだ?」


 何気なくした質問だったが、フランカの視線がとても険しくなる。

 あ……女性に年齢はダメなんだっけ?

 まずったかな?


「………………胸のサイズ?」


 取り越し苦労だった。


「いや、いくら俺でも、そんな酷い質問はしねぇよ。お前、泣いちゃうじゃん」

「…………泣かせようか?」


 フランカの視線がさらに鋭さを増す。

 鋭利と呼ぶべき尖り具合だな。


「……歳は、十七」

「お、俺の一個下か?」


 落ち着いた雰囲気から、もっと年上かと思っていた。

 でもまぁ、背も低いし、胸も平らだし、顔もよく見ればあどけなさを残していて、何より胸が平らだ。

 表情に乏しいだけで、フランカはまだまだ少女なのだ。落ち着いて見えるだけなんだな。胸が平らだからかな?


「……む、胸をジロジロ見ないで。…………エッチ」


 フランカが胸を押さえ、恥じらいを見せる。

 おぉ。そういう顔をすると年相応に可愛らしく見えるじゃないか。


「いや、悪いな。一番見られたくない恥ずかしい場所を見つめてしまって」

「……殺す?」

「何で疑問形だよ。怖ぇよ」


 前言撤回。

 可愛らしいと思えない。

 俺、夜道でこいつとばったり出くわしたら「ギャー!」って言う自信あるな。

 確実に、呪術関係の人の目だ。

 闇が深いなぁ、この目。


「……ところで、ルゥシールはいくつ?」

「割とお姉さんですよ」

「…………いくつ?」

「割と長く生きています」

「………………具体的には?」

「両手では、ちょっと足りないですね」


 ルゥシールは年齢のことを絶対口にしない。

 もともと、ドラゴンは千年以上生きると言われている。

 ルゥシールはどう見ても幼いドラゴンなのだろうが、それでも人間の寿命以上は軽く生きているだろう。


 ドラゴンは百歳程度で幼体から成体へと変わる。

 鱗や角が大人のそれに生え変わるのだ。


 ルゥシールは確実に成体だった。

 それに、あの大きさだ。

 おそらく、三百年は生きているだろう。


「……では、適当に………………四十二歳」

「やめてください、そんなリアルな数字!? もっと、千歳とか五千歳とか、想像出来ないような数にしてくださいよ! なんかリアルじゃないですか!?」


 確かに、「三百歳」と言われるより、「四十二歳」と言われる方が、なぜか歳を取っているように聞こえる。

 三百歳ってのが、俺たち人間にとってはリアルじゃないからかな。


「あ、そうですよ! わたしは、ご主人さんに出会った時に生まれ変わったんです! ですので、あの日がわたしの誕生日なんです!」

「ってことは……今、生後一年ちょいくらいか?」


 すっげぇ赤ん坊だな。


「……では、おしめが必要」

「なに!? では俺がかえてやろう! ルゥシール、脱げ!」

「にゃにゃっ!? ご主人さんが言うとシャレに聞こえないのでやめてください!」

「シャレでこんなことが言えるか!」

「シャレじゃない方がもっと困ります!」


 まさかの、赤ちゃんプレーをする羽目になるとは。

 やっぱり、俺はそういう星のもとに生まれてきたのか…………どんな星だ!?


「うぅ……大勢人がいる中で辱めを受けました…………」


 ルゥシールが赤く染まった顔を両手で押さえる。

 周りにいる他の乗客たちは、生暖かい目で見守っている。


「……こうして、この馬車の乗客がまた一人、別の馬車へ移動していくのね」


 事実、出発当初ぎゅうぎゅう詰めだったこの馬車は、現在割とすいている。

 と言うのも、ルゥシールとフランカが所構わず騒ぎ出すせいで、そのかしましい騒音に堪えられなくなった者から順に、他の馬車へ移動していったのだ。


「俺の連れたちが……申し訳ない」

「いや、一番騒いでるのはご主人さんですからね!?」

「……原因を作るのも、大抵あなた」


 心外な。

 このパーティ唯一の良心にして頼れるリーダーである俺に対して、なんて言い草だ。

 まぁ、おかげでゆったりと座れるからいいけどな。


「……それで」


 与太話が一段落したところで、フランカが地図を取り出す。

 オルミクル村で手に入れた簡易的な地図だ。

 今俺たちが世話になっているキャラバンのような商隊が実際に歩いて書いたもので、精度はハッキリ言ってよくはない。あくまで目安程度のものだ。


 それでも、この道の先に何があるのかが分かるのはありがたい。


「……これからの予定は?」

「このキャラバンはカジャという町に向かっているから、とりあえずそこを目指すかな」


 俺は、フランカの持つ地図上の、カジャの町がある付近を指さす。

 そして、おおよその現在地を反対の手で指し示す。まだ随分距離がある。おそらく後二週間はかかるだろう。……尻が死ぬかもしれんな。


「あの、ご主人さん。これはなんですか?」


 ルゥシールが地図に書き込まれたバツ印を指さしている。

 それは俺が後から書き足したものだ。

 バツ印は、全部で四ヶ所に付けてあった。


「その四つは、マウリーリオの遺跡だ」

「えっ!?」


 ルゥシールが声を上げる。

 フランカも、目を丸くして俺を見つめていた。

 あ、ちなみに、俺はこの二人に挟まれるように座っている。

 揺れる度にちょいちょい触れたりするんだよなぁ、色んなところが。


「あの、どうしました?」

「ん? あぁ、いや。ちょっと考え事をな」

「話の続きを聞かせてもらえますか?」

「続きか? えっと、つまりな、胸とか太ももとか、あと二の腕も結構堪らんものがあるな」

「……なんの話をしているの?」


 フランカの冷たい視線で、己の過ちをを知る。

 あ、この話じゃなかったな。

 マウリーリオの遺跡の話か。


「……またいやらしいことを考えていたの?」


 責めるような視線を浴び、少し居心地の悪い思いをする。

 誤魔化しておくか。


「いや、違うぞ。これらの遺跡はそれぞれ、『おっぱいの遺跡』『お尻の遺跡』『太ももの遺跡』『二の腕の遺跡』と呼ばれていてだな……」

「……先祖代々、最低な一族ね」


 おかしい。

 より悪化した気がする。


「と、とにかくだ。このそれぞれに一つずつ、魔槍サルグハルバのような神器が眠っている」


 魔剣、魔杖、魔弓、魔戦斧の四つだ。

 どれもこれも、魔槍のように無限の魔力を秘めている。


「そうなんですか。では、四つ全てを集めると、かなりの戦力になりますね!」

「……一番近いのは、この湿地帯にある遺跡」


 先ほどルゥシールが指さしていた、オルミクル村にもっとも近い遺跡だ。

 馬車はオルミクル村を出て真っ直ぐ東に進んでいるので、この遺跡に向かうには途中で下車して北上する必要がある。

 ぬかるんだ地面と酷い湿気に覆われた、拷問のような悪環境。

 好き好んで足を踏み入れる人間はいない。

 なので……


「無視しよう」

「えっ!?」

「いや、だって、湿地帯とか……めんどい」

「めんどいって……い、いいんですか? マウリーリオの神器があるんですよね?」

「神器つってもなぁ……」


 結局、魔槍と同等の力で、同じ弱点を持っているのだ。

 魔力の供給源にはいいかもしれんが、カラヒラゾン程度に吸い尽くされるようでは、俺の魔法には耐えられないだろう。いざという時に使えないのであれば必要ない。

 取りに行くのもしんどいし、嵩張るし、魔力を常に放出しているから魔物も寄ってくるし。


「そんな大したもんじゃないだろ。パスだパス」


 俺の決定に、ルゥシールがぽか~んと口を開ける。


「……けど、またバスコ・トロイのように悪用しようとする人が現れたら?」


 魔導ギルドは、組織をあげて召喚魔法の研究を行っている。

 魔力の供給源に、神器はうってつけだろう。

 が、しかしだ。


「バスコ・トロイだって、神器に手が届いていなかったじゃないか」


 ヤツ等は、俺たちが中からドアを開けるまで、神器の部屋にすら入れないでいたのだ。

 マウリーリオのいやらしいトラップの数々を見て確信したのだが、あのクソ先祖は現代に生きる俺たち子孫の行動や思考を完全に把握してやがる。その上でおちょくって楽しんでいやがるんだ。

 なので、神器は選ばれた者しか手に出来ないだろう。まず間違いなくそのように作られているはずだ。

 そんな性根が腐って曲がり切った遺跡を四つも回れって?

 冗談じゃない。無視だ無視。


「必要ない。疲れるだけだ。労力に、もたらされる恩恵が釣り合っていない」

「で、でも……ちょっとした魔法を使う時には重宝しませんか?」

「大丈夫だ」


 俺は両腕を広げ、左右にいる心強い仲間に視線を向ける。


「魔力の供給源は確保した」


 言うと同時に、俺の左右に広い空間が生まれた。

 ルゥシールとフランカが己の胸を隠すように腕を組み、俺からスッと遠ざかっていったのだ。

 って、おい。隠すなよ。

 困った時はお互い様だろ? な?


「……大丈夫。魔法は私が使う。【搾乳】には使わせない」

「ですよね。わたしたちがしっかりしていれば、ご主人さんが力を使う必要なんかないですもんね!」


 俺を間に挟み、左右の女子が言葉を交わす。

 真ん中にいる俺を素通りして。無視して。スルーして。


 俺は広げた両腕のしまい時を逃して、「ウェルカム!」な格好のまま馬車に揺られた。

 仲間が増えたってのに、孤独が増したような気がした、そんなよく晴れた日の午後だった。




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




 薄暗い石造りの部屋で、三人の魔導士が儚げに揺れるろうそくを囲んでいる。

 皆一様に険しい顔付きで、もたらされた情報を噛み締めている。


「……バプティストがスルーされたか」

「ふん……。所詮ヤツはわれらの中で最も影の薄い、四天王『最薄』の存在」

「やっぱりぃ。個性って大事だと思うんだよねぇ。派手さがなきゃ四天王っぽくないもん」


 張り切って出掛けていった挙句完全無視された仲間を思い、各々がそれぞれの感想を胸に抱く。

 ただ、共通して思うことは……「いや、遺跡寄れよ」ということのみ。


「次は誰が行く?」

「僕が行こう」


 青い刺青の青年が髪の毛を掻き上げて、前に進み出る。


「絶対に無視出来ないように、川の水を増水させてやるよ」


 地図上に立つルークの足元には、大きな川が描かれていた。

 川の上流にルーク、すなわち遺跡があるのだ。


「橋をも飲み込む川の氾濫。止めるためには僕を倒さなければいけない……もっとも、そんなことは不可能だけどね…………くっくっくっ」


 不敵な笑みを浮かべ、青い刺青の青年は薄暗い部屋を出ていく。

 ドアが閉じられると同時に、薄暗い部屋を照らしていたろうそくの火は音もなく消え、辺りは闇に包まれた……


 しかし、遺跡に向かう彼も、部屋に残された彼らも、誰も知らなかった。

 マーヴィン・ブレンドレルが、濁流の川すらをも凍らせる強力な魔法が使えることを。


 そして、そのせいで、二人の女性が大勢の前で辱められてしまうという現実も…………



 結局、この後も遺跡は全て無視されて……四天王がマーヴィン・ブレンドレルと相対することはなかった。








いつもありがとうございます。



今回はタイトルを『マキプロ』風にしてみました。

分からない人はお父さんかお母さんに聞いてください。


さぁ、四天王登場です!

………………登場でした!


ゴッド・モー様以下の扱いです。

世の中、そんなもんです。



◇今回のまとめ◇


・なんだかんだで、『太ももの遺跡』が一番興味深いよ!





では、

またのご来訪、心よりお待ちしております。



とまと

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