―黄昏時の夢・幻夢6―
やっと作者の好きなキャラが出揃いましたよ♪
あぁやっと進め易くなってきました。好きなキャラとかいたらぜひ教えてください。出番増やせるように、頑張って書きます
〈幻夢〜メイデルSide〜〉
―南国島メイデルだよね?僕は東国島のエドワード。確か同い年だったよね?―
「うん、同い年だよ確か」
そう言ったはず。
―そっか、だったら友達になってくれないかなぁ?―
「……わかったよ。宜しく情熱宝の国のエドワード」
―友達だぞ、友情宝の国のメイデル。宜しくな―
一人の僕を救ってくれた、君に感謝するよエドワード
…私の大切な友達。
チ、チ、チ…。
鳥のさえずりが幻を消す。
ここは気の抜けない戦場だと思い出す。
「あぁ、そうだ。バイツを止めに来たんだ、私は…」
自分の使命を思いだし少しばかり憂鬱になる。
西の国の王子であるバイツは王である父、バイルが、悪魔に体を乗っ取られた事を知り、気をまぎらわせ、落ち着かせる為に人々を、殺戮し、民間人、つまりは村人を恐怖の底へ落としたのでバイツをよく知った、メイデルと一行は西国島にやって来てバイツを止める為に努力しているのである
ただ、昨日になってバイツにも悪魔が入り込んでいた事が分かり、戦が始まったのだ。
……でも。この光景は異常である。
血、血、血の海。
人、人、人の山。
赤、赤、赤の城。
「何なんだ、これは…」
「わからぬか?メイデル」
後ろから声。
これは……バイツの声だ。
「バイツ…。これは一体…お、お前がやったのか?」
「そーだよ。お前には到底無理だろう?楽しいのに」
クククク、と嫌な笑い声。
「これ以上私の前で品位を下げるなよ、バイツ。私はお前を殺したくは…」
「だから甘いんだよ、」
「!!危ねっ」
危機一髪。当たっていたら死ぬ所だった。始めから、手を抜くバイツではない。暴かれた残響は人を殺すのに特化した音の出る特殊な剣で、風属性。明らかに水属性の私の分が悪いのだ
「次ハ…ドウカナ?」
。消エテヨ目障リダカラ。
武器の説明が薄いかもしれないので武器図鑑を作る、つもりです。そのうちに。