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今日は白

作者: 竜舌蘭

抱きしめて


キスして



一緒にいて



お願い…







部活帰り、いつも君はあいつとどっか行っちゃうんだ。


あんなやつのどこがいいんだ。


背が高くて


イケメンで


やさしくて…



何よりあいつの隣にいる時の君の笑顔を見ると


何も言えなくて



僕は笑顔でサヨナラしたあと、耳としっぽを垂らした犬みたいにうなだれてマンションに帰る。



この間まで、抱っこしてくれたし、頭も撫でてくれたし、キスだってしてくれてたのに



あんまりだよ。



僕の前でイチャイチャしないで




君の事がたまに妬ましくなるんだ。


どっか行けよクソオンナ

あいつのことが好きなんだろ幸せ何だろ

だったら、僕の胸で泣くなよ。


やめてくれよ。


今だけなんだろ。


泣きやんだら、またあいつの隣で幸せそうに笑うんだろ




なんで、僕のこと愛したんだよ。


抱きしめてくれたんだよ。



バカヤロー



好きだよバカヤロー


って缶酎ハイ2本いっき飲み


気持ち悪い…


クラクラするよ。


「返せよ…」


呟いてダウン




気がついたら自分のベットにいた。



しばらく、ぼーっとする。


泣きながら寝てたのか

目の下が濡れている。



苦しい…


なんか胸にのってる。



腕?


あぁ、泣きながら君に抱かれて寝てたんだ。


カッコ悪いな



でも、久しぶりだな。

君の匂いに落ち着いて

また、眠りにつく



ずっと、このままでと願ながら

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