神室 怒色[0日目]
どうも偽善者です。この小説を最後まで読んでくれると幸いです。ご不明な点がございましたらコメントしてください。
壊れた机割れた窓嵐のあとの静けさ。その気味の悪い雰囲気の教室にたっているのは神室 色それを取り囲む群衆は恐怖で動けなかったーーーーーー
「チッ これだけかよ」
高校で問題を起こし自宅待機になった色はその帰り道いつものように恐喝をし金品をまきあげていた。そこに現れたのは織織 世奈
「なにしとんじゃい かむろ しきー!!」
その女の子は青い髪でツインテール、落ち着いた顔に似合わない走りで色のいる裏路地へ入ると同時に完璧な踏み込みを決め色にとってありえない高さまで飛び、足を突き出して色の顔にドロップキックが炸裂する。色は3m近く飛び、倒れる。
「大丈夫?」
と世奈が手を差し出しながら聞くと
「だ 大丈夫」
恐喝を受けていた生徒が答える。続けて
「君こそ大丈夫?」
と聞くと世奈は
「どうして?」
と聞き返したすると生徒は怯えながら
「神室 色って色々問題起こして怒られてるし教師が怒っても逆に先生を力で黙らせてるんだよ。そんな人に対してあんなことしたら後がどうなるかなんて目に見えて…」
そこまで言ったところで色は頭を抱えながらすごい形相で起きた。それにいち早く気づいた生徒は血相を変えて
「織織さんごめん!!」
といい人道理の多い方へ走り去っていった。それを呆然と見ていた世奈に殺意のこもった声が襲いかかる。
「おい お前今何したかわかってんだろうな」
それに対し世奈はしどろもどろで答える
「えっと あっと……いじめられてて…そ それを助けて…」
それを遮るように殺意のこもった声が来る
「そういうこと聞いてんじゃねえよ お前が!俺に対して! 何したかって聞いてんだよ!!」
世奈は冷や汗を垂らしながらながら答える
「ド ドロップキック?」
色が顔だけが笑っている。
「よしわかった お前殺す」
腕をポキポキ言わせながら色は世奈に近ずいてくる。世奈の目の前で止まり舌打ちをして言う。
「なんで逃げないんだよ お前」
世奈は色の気持ちが落ち着いたようで安心し答えた
「だって色君そんなことする人じゃないもん。前あった時はそんな怖くなかったもん」
今までそんなことを言われたことがなかった色は調子を崩され
「チッ 今度それ言ったら殺すぞ」
と照れながら言い早足その場を立ち去った。早足で家に帰ろうとする色の後ろに、もたつきながらも世奈がついてくる。それを気にし色はイラつきながらも後ろを振り向いて
「なんなんだよお前」
といった。世奈は
「いやー 私学級委員長になったんだよ。だから問題を起こした生徒は私と帰る義務があるわけ」
と手を組んで自慢げに言う。
「勝手にしろ」
そう言って色は歩く歩幅を合わせて家に2人で帰った。---
家に着き世奈は学校の書類を渡すと
「明日は学校来てね。自宅待機っていうのは私が先生に相談するから」
そう言って手を振りながら色の答えも聞かずに帰って行くのだった。
キャラクター説明
神室怒色
白い髪にがっしりとした体型で目立たないほどのく
まがある。とても起こりやすい性格で、でも優しい
織織世奈
青い髪でツインテールがポイント。学級委員長で落
ち着いた顔立ちだが明るくポジティブな性格で抜け
ているところがある
備考
今日は始業式という設定です。