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異世界防衛戦記 ~トンネルの向こうは戦場だった~  作者: よぎそーと
1章 異世界

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10回目 別大陸におけるモンスター駆除業務 3

 海岸周辺の拠点作りと、その周辺のモンスター退治が行われていく。

 少しずつ安全地帯が拡がっていく。

 それと同時に、伐採などで更地が拡げられていった。

 とにかく場所が必要である。

 これから作る様々なものを作る為の物資。

 それを置いておくためだけでも場所が必要になる。

 その為に場所を拡げた、拡げた場所に必要なものを建設していく。



 この場所が拡がるごとに、タクヤ達の仕事も増えていく。

 守る範囲が広くなれば、当然ながら警備もしづらくなる。

 モンスターの出現する場所全てに警備がつけるわけもないのだ。

 その為に、防壁や監視装置なども設置していくのだが。

 それが追いつかないほどモンスターが多い。

 人手の少なさを補うために、遠隔操作が可能な無人機銃座も設置されてはいるのだが。

 それらを用いても、警備の大変さは軽減される事はなかった。



「──というわけで、今日も外の見回りだ」

「えー!」

 班員に本日の業務を伝えれば、毎度毎度文句が上がってくる。

「今日もですか」

「昨日もでしたよね」

「毎回モンスターに襲われるんだけど」

 このあたりが理由である。

 拠点の外を見回るのだから、当然こうなる。

「少しはモンスターが減ってくれればいいんだけど」

 まだまだモンスターは多く、襲撃回数が大人しくなる事は無い。

 一応、回数そのものは徐々に減ってるのだが、差を感じるほど大きなものではない。

 なので、外に出て状況を確認する作業は、戦闘と同じ意味になる。

 いくら十分な火力と防御力を持ってるとはいえ、危険が大きい。

 しかも、まだ未開の地域が多い。

 視界を塞ぐ森などもある。

 そういったところからモンスターが襲ってきたら、かなり不利になる。

 人類のモンスターへの優位は、遠距離から銃によって攻撃出来る事が大きな比重を占めている。

 その利点を失ったら、瞬時に蹴散らされる事だってある。

 それが分かってるから、誰もが外回りは遠慮していた。

 だが、そういった業務をこなすのが、武装警備隊の仕事である。

 タクヤ達に拒否権は全く無かった。



 問題になるのはモンスターから近距離で襲われる事である。

 その場合、十分な防御力がないと一気に蹴散らされてしまう。

 それに備えて、軽装甲車輌があるのだが、これが全体に行き渡ってるかというとそうではない。

 戦闘車両や装甲車両の中では安く調達出来る方なのだが、企業の武装部隊が備えるにしては高価である。

 維持や整備の手間もかかるので、どうしても運用できる数は限られている。

 年々増加していってはいるのだが、それでも全体に行き渡るほどではない。

 残念ながら、タクヤ達にまでこの便利な車輌は回ってきてなかった。



「まったく」

 文句、ぼやき、愚痴が口から出て来る。

 いつもの事ではあるのだが、出撃前だと特にこれが増える。

 無茶な仕事が振られた時の定番とも言える。

「せめて装甲車くらいよこせっての」

 そう言いながら、自分はバギーにまたがっていく。

 その頭に設置されてる歩兵用7ミリ機関銃に弾丸を装填し、出発の準備を調える。

 いつも使ってる道具であるので、その動きは馴れたものだ。

 また、軽くではあるが具合も確かめていく。

 これがまともに動かないと命に関わる。

 装甲に守られてないバギーなので、万が一全く動作しなかったらそれだけで致命的だ。

 だからこの時だけは少しばかり真剣になる。

 どれほど愚痴っても、いかねばならないのは変わらないのだから、その為の準備はしっかりしていった。

 直前で外回りの中止が言い渡されれば話は変わってくるのだが。

 そんな事は滅多にない。

 この日も奇跡は起きず、いつも通りに出発となる。

「それじゃ、行くぞ」

 部下の班員に声をかけ、全員に動くよう言い渡す。

 合同で動く他の班と共に、活動拠点から出て危険な外へと出発していった。

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おまえら、教えやがれ
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http://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/article/479725667.html

『ピクシブのブースを使ってるので、その事を伝えておかねば』
http://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/article/477601321.html

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