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悪役令嬢、頑張ります。  作者: 影干し
第一章 気づいたら侯爵令嬢
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0、よわむしプロローグ

 嘘だ。嘘だ。絶対嘘だ。

 

 喧嘩したまま飛び出したあの事故で多分死んじゃったんだろうけど、そのせい?

 

 私にこの世界のヒロインが務まる訳ないよ!

 喧嘩した後のままの、この名前できちゃったし…。家名はずっと使うのに…。

 もう信じられない!あのアホ!

 けどあの時、変えといて、ほんっとうに良かった。 

 …この名前で乙女ゲームの世界だって誰にも会わない内に気づいたのは良かったけど…。



 …ゲーム通りの展開なら遡れるところまで記憶を辿って、なるべく関わらない方向でいこう。

 こんな無駄にキラキラした目も隠さなくちゃ。

 この世界って眼鏡なんてあるのかな?


 二次元は二次元だから楽しいのであって、自分がそんな立場になったらパニックだよ。

 弱虫だと謗られようと私は主人公みたいにどんな困難でも立ち向かっていける強さなんて持ってないもん。

 …なんで私がきちゃったんだろう。

 

 …けどあの人にだけは会いたいな。一目だけでも。

 舞台になる学園は本当なら避けたいけど、もしかしたら一言二言くらいは喋る機会があったら…。

 

 がんばろう。

テンプレをお題として挑戦したら長くなってしまいましたので、よければお付き合いいただければ幸いです

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