↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
34/53

執事

「お嬢様、食事を持ってきてるんですけども」


 ちょっと声低めにカッコよく言ってみる。ちょっと恥ずかしい。



「食べられないんですか?」


『今は結構です』


「承知しました。ではまたお昼時にお食事を用意しますね」


『おおー』


「で、帰っていった」


『そうしたら、ちょっと考えるね』


『ひょっとしたら私の親しい人たち。何かで連絡がついてて』


『運んでくれる人って昼になったら思う』


『朝も来て、昼も来るのならそれは何か』


『誰か親か誰かが、連絡してるから』


『誰かが連絡して届けてくださいっていう』


『お願いしているなと思うから、そこでは受け取る』


『昼また同じような声で来たら』


『あ、この人は頼まれているんだ』


『私の知ってる親か何か、誰か知らないけど』


『頼まれて運んでんだろう、と』


『そうすると、朝昼晩、届けるように頼まれているのだと思うから』


「じゃあ今、朝は断りました」


「そのあと4時間ぐらい空いているのでね」


「そのままずっと考えててもいいし、行動しても良いし。どうする?」


『何もしませんね』


 ですよねー、知ってた。



「じゃあまあお昼ぐらい、ちょっと小腹が空いたかな、みたいなタイミングで」


『ちょうど来たらね』


「お昼ぐらい、時計も一応、部屋の中についているからね」


「そうしたらじゃあ、お昼くらいに」


「お嬢様、お昼のお食事できました」


「で、まあコンコンってなってから」


『ああ、どうもありがとうございますってドア開けて受け取る』


 設定上は令嬢と執事のはずなのだが、お客さんと配達員の関係になってしまっている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。