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時空 まほろ 詩集・言の葉の庭たち

「ごめんなさい」

一日何回この言葉を言ったでしょう

十回、きっとそれ以上でしょう

ちょっとしたことでも

「ごめんなさい」

自分が悪くなくても何となく

「ごめんなさい」

本当に自分が悪かったらそりゃあ心から

「ごめんなさい」

だけれど

わたしは怖がりだから

弱いから

「ごめんなさい」

ばっかりを言っている


その場をどうにかしたくて

自分が謝ればどうにかなると思って

「ごめんなさい」

ばっかりを言っている


ある日怒られた

「本当に、それはあなたが言うべき言葉なの?」


頭をガーンと殴られた気分だった


「ごめんなさい」

はそういう、逃げる言葉じゃないと

そう言われた気がした


だから

私はまず逃げている自分に

「ごめんなさい」

をしました


「ごめんなさい」

そればっかり言ってしまうみんなへ


「ごめんなさい」

の本当の意味を考えてみて?



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― 新着の感想 ―
[良い点] 拝読しました(・・*) 少し前の自分をみているような、とても近いものを感じて、勝手ながらとても共感しました。 ごめんなさい。という言葉は、決して悪いものではないけれど、ずっと言い続けたり…
2020/07/07 19:54 退会済み
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