表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【実用】山菜・美味しい野草図鑑小説  作者: 一等神 司
冬の山菜・美味しい野草
4/6

菜っ葉(アブラナ科の自生種)

日差しが暖かい時間帯に、河原に【菜っ葉】の生育状況を確認に来た。

一般的に【菜の花】と言われている物の花穂の出る前の新しい葉を出した状態の物だ。

実は、【菜の花】と言う名前の【野菜】は存在するが、その名前(学名や和名)の植物は存在しない。

主にアブラナ科の植物の花穂を、その様に呼称している。

ナタネや高菜や白菜やキャベツ、カラシナ、大根、カブなど、それらの未開花の花穂を指す言葉だ。

河原に自生している野生の物は、それらアブラナ科の植物の混じった物だ。


挿絵(By みてみん)


葉を一枚千切って香りを確認したが、辛味が有りそうで、葉の形状からすると、ナタネだけでなく、カラシナと大根が混じってそうだ。

採取する対象としてのおすすめの香りは、白菜っぽい香りの物だ。

カラシナや大根の遺伝子が強い物も、それはそれで美味しいのだが、辛味が強いと、それを抑える必要が有るので、やはり辛味が少ない方が使い勝手が良い。


【菜の花】と書かずに【菜っ葉】と書いているのは、山菜として、未開花の花穂の部分だけでなく、若く柔らかい葉っぱも、栄養価も高く、野菜として活用出来るからだ。


ちなみに、岡山県の河原には、よく野生の【菜っ葉】が自生している。

【菜の花】も含めて、旬には山程 採れる。

遺伝子の良い物(私の好みとして白菜の遺伝子が強い物が多い所)は、なかなか少ないが、沢山採れると何かと便利だ。

私が岡山県で採った中では、木の街の勝山の河原で採った物が、白菜の遺伝子が強い物が多くて、凄く美味しかった。

他の所でも白菜の遺伝子の強い物が増えて欲しいが、多くは苦味や辛味が強い物になる。


まだ若く柔らかい葉は、生でも食べられるが、きちんときれいに洗浄して使用して欲しい。


採取の注意点としては、野生動物に気を付ける事かな。

それと、ペット排泄物に汚されない所のを採る事が大事だ。


私の好きな食べ方は、【お浸し】や【マヨネーズ和え】、苦味や辛味が強い物は、【マヨネーズ和え】が良いだろう。

苦味や辛味は、マヨネーズの油分が中和してくれる。



《紹介の山菜・美味しい野草》

菜っ葉

(【菜の花】の若い葉が出た物、【菜の花】は主にアブラナ科の植物の未開花の花穂の部分を指す言葉)


採取の難易度

★☆☆☆☆

処理の手間

★★☆☆☆

料理のし易さ

★★★★☆

美味しさ

★★★☆☆

栄養価

★★★★☆

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ