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ブラットアモ ww3

第三次世界大戦 勃発

2023/09/11 南極で核爆発を確認。

2023/10/23 アメリカ合衆国調査団が核爆発は中国のものと発表。

2023/10/30 世界各国が中国への経済制裁措置をとると共に国連が核廃棄勧告を中国へ発表。

2023/11/14 中国国内で大規模な反政府運動が起こる。それに対し中国政府は上海を空爆。経済特区への空爆もあったため、多数の外国人が殺害される。

2023/12/02 アメリカ、EU各国、ロシア、韓国が連合軍を結成。

2023/12/08 連合軍が韓国のアメリカ軍駐留基地へ派遣される。

2023/12/12 インドが「世界防衛」と称し中国へ侵攻。中国軍武力衝突する。

2023/12/13 連合国がインドと同盟を結ぶ。そして中国へ侵攻、武力衝突が起こる。そしてついに、

2023/12/13 第三次世界大戦が勃発。


第1章 赤い年末


2023/12/24 韓国 連合国軍駐留基地『バクターベース』


「クソ!俺たちのクリスマスは戦場で弾詰めかよ!」

新米兵士クワランが言う。戦友は

「おー神よ、我に休暇を与えたまえーーーーーー」

と言った。

きょうはクリスマスイヴ。新米兵士たちみんなでテント内で弾込め中。すると上官が

「戦場になった北京でクリスマスイヴとクリスマスを迎える奴だって居るんだぞ!それに比べればお前たちは楽でいいな!それとも戦場でクリスマスを迎えたいか?」

もちろんクワランの答えは

「ノーサー!」

だけである。そんなことをしていると


「敵輸送機接近中!全部隊警戒態勢に入れ!」

この合図と共に基地内はざわついた。クワランは急ぎながら装備を整える。

「味方は敵と北京で交戦中じゃないのか?上海だって海軍が押さえてるはずなのに、、、」

疑問を抱きながらクワランは持ち場に着いた。すると、中国軍の攻撃ヘリ、そして兵員輸送機までもが見えた。地上から兵員輸送機を撃ち落としたのは見えた。しかし攻撃ヘリで対空砲そして対空部隊を消されてしまった。さらに不幸は降りかかる。空から大勢の中国軍兵士が兵員輸送機でパラシュートで降って来た。そして敵兵士が基地内に突撃してきた。クワランは撃った、撃ちまくった。頭が真っ白になった。味方が死んでいく。敵も死んでいく、地面が真っ赤に染まっていく。そしてついに基地の本部にも敵が迫ってきた。しかしクワランは本部施設の外の防衛、前線である。

「各員、本部施設を死守しろ!朝鮮半島の基地を失うわけにはいかん!」

基地司令官からじきじきに無線が入った。しかし敵は数えきれないほどいた。相手にできるわけも無く、撤退するクワラン、しかし自分ではどこに逃げたかも分からなかった。基地の外に逃げた。


「そこの若いの!乗ってくか?」

ロシア軍の連中だった。もちろん、

「頼む、助けてくれ、、、」

「OK!まぁ、怖がるな。偉大なロシアの英雄が助けにきたぞい。」

そんな事を言っていたが、

「たまたま通っただけですよ。自分はライコフ二等兵です。そしてこの人はイワンコフ大尉です。」

トラックの運転をしていたロシア人が言った。そして負傷兵が4人いた。

「この4人はミサイルでふっ飛んだんだ、そっとしてやれ。近くにこのトラックがあってな、息をしてそうな奴だけを連れてきた。」

イワンコフが言った。クワランは頭の中が整理出来なかったが、

「このトラックでどこに向かうんだ?」

と尋ねた。イワンコフが

「逃げるんだよ、あの基地はもうおしまいだ。」

ライコフが

「ロシアの英雄がほかの兵士より先に逃げてるじゃないですか。」

するとイワンコフが

「あれはねー、戦略的撤退なのだよライコフ君。あえて逃げたんだ。あ、え、て。大体お前も逃げてなかったら今頃肉まんの中身になってたぞ。」

イワンコフは偉そうに言った。しかしクワランはどうでも良かったため、

「それでどこに逃げるんだ?」

と聞いた。

「とりあえず海に逃げる。南極がチョコット溶けたから海が近くなったぞ」

と答えた。


しばらくトラックに乗っていると海が見えてきた。そして艦隊までも。

「止まれ!お前たちは誰だ!」

兵士に聞かれてがイワンコフが

「お前たちこそ誰だ!」

と喧嘩を始めるかのように聞いた。すると

「我々は韓国軍、アメリカ軍連合艦隊の『日本海駐留艦隊』だ!」

「おーい、ここにもアメリカ兵がいるぞー。」

イワンコフは言った。

「なに、アメリカ兵だと?まさか『バクターベース』の生き残りじゃないだろうな?」

「そー、正解。おじさんなんで知ってるのー。」

イワンコフが子供のように答えた。

「あの基地の連中は全滅んだ。中国の『雪豹突撃隊』の強襲にあって全滅だ。」

「ってことは俺たちが『生き残り』か。」

クワランがトラックの中から出てきた。

「いい夢は見れたか?アメリカ人?」

イワンコフはいった。

「悪夢だったな、イワンコフ。」

「あぁ、でも生き残った。」

「何でもいいが我がアメリカ軍の兵士が生き残ってるとは思わなかった、、、すぐにライトニング提督に報告をせねば。名前と所属を教えてくれないか。」

クワランは敬礼をして

「ジェームス・クワラン二等であります!陸軍突撃隊で第3大隊所属であります!」

と声を張って言った。

「あんたクワランってのかー。いい名前だな、アメリカ人。でも階級は俺より下だがな!」

「あんたはアメリカ軍じゃないから尊敬する必要ない。」

「そんな事言うなよー。」

イワンコフは笑いながらいった。

初投稿です。そのうち続編かきます。たぶん、、、ね。

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