ステータスチェック、そして初めてのモンスター
遅れてしまいました。すいません。
さて、これからどうしよう?
街はないし・・・あっ。
「ステータスを見てみるか」
何か分かるかも。ちょっと、いや、とてもワクワクしている。鑑定スキルを入れておいてもらってあるからね。さてと、僕のステータスは・・・んっ?
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名前 ソウガ クロサワ 15歳 男 Lv1
職業 無し
各ステータス
HP・・・500/500
MP・・・10000/10000
SP・・・500/500
攻撃力・・・350
防御力・・・350
魔法攻撃力・・・10000
魔法防御力・・・15000
速度・・・400
抵抗力・・・1500
スキル
ゴッドスキル
・神眼 ・創造・帝王覇気・成長超補正・魔力超越
エンペラースキル
・次元魔法Lv10 ・溶炎魔法Lv1・氷雪魔法Lv1・雷豪魔法Lv1・風嵐魔法Lv1・聖光魔法Lv1・黒呪魔法Lv1・探知Lv10・経験値共有Lv10
ハイスキル
・聖剣技Lv1・聖盾技Lv1・聖槍技Lv1
ロウスキル
・隠密Lv5・威圧Lv9・使役Lv9
加護
・時空神の加護
称号
無し
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な・ん・だ、こ・れ
ステータスは魔法関連以外は普通な気がする。でも、スキル。これはおかしいと思う。まだこの世界の仕組みは知らないけど、これはチートだと思う。
まぁ、とりあえず索敵に役立ちそうな探知をONにして・・・
「お~。こんな感じか」
周りの物の情報が分か・・・んっ?
「何かがこっちに来てるな、何だろう?」
ものすごいスピードで来てるな。
数は、10体かな。そして、数秒後・・・
「これが魔物か」
僕の周りには魔物が10体現れた。しかし・・
「群れじゃないのか?」
そう。それぞれ違う種類なのだ。兎、蛇、虎、猪、狼のような動物型に、カマキリ、蜂、蝶、カブトムシ、蜘蛛のような虫型、そしてスライム、スケルトンなどのファンタジー系の魔物と多種多様だ。
しかし、こいつら。何か怯えてないか?
(強き者よ、我々は貴方様に敵意はありません。ですから、どうかお助けください。対価として、貴方様に我々の忠誠を捧げます。)
と、狼が言ってきた。喋れるのか。・・・んっ?えっ、急に何だ?すると
『スキル【使役Lv9】を使用しますか?』
突然、頭の中にアナウンスが流れた。
えっ、どうしよう?僕は昔から、頼まれごとには、弱いのだ。まぁ、今さらその生き方を変えるつもりはない。心の中でYESと念じた。
『熟練度が一定に達しました。スキル【使役Lv9】が【使役Lv10】になりました。』
『条件を満たしました。スキル【使役Lv10】がゴッドスキル【魔物使い】に進化しました』
『条件を満たしました。称号【魔物を率いる者】を獲得しました。』
はっ?!今のですごいことになってないか?!何で?!でも、まぁなってしまったものは仕方ないか。
「ありがとうございます。」
おぉ、少し聞き取りやすくなっている。しかし・・・
「名前がないと、不便だな」
よし、名前をあげるか・・・
「よし、今からお前達に名前を与えよう!」
「よ、よいのですか?!」
んっ?そんなに驚くことか?まぁ、いいか。
「まず、狼。お前の名前は、【炎牙】だ。兎は・・・【俊嵐】。蛇は・・・【黒尾】。虎は・・・【刀爪】。猪は・・・【突杭】。カマキリは・・・【斬風】。蜂は・・・【死羽】。蝶は・・・【虹舞】。蜘蛛は・・・【影裏】。スライムは・・・【黒魔】。スケルトンは・・・【白霧】だ。」
我ながらなかなかのネーミングセンスだ。すると・・・
「そんなに、一気に名前を与えて大丈夫なのですか?!」
「えっ、何か問題でもあるのか?」
「いや、一気に名前を与えると魔力がなくなって、最悪、死に至りますけど」
えっ?!マジか?!でも、魔力は減ってないから、大丈夫だろう。
まぁ、今は置いといて・・・
「お前達は、どうして怯えていたんだ?」
「実は、我々の住んでいた森によそ者が来て、我々の仲間を食い殺しているのです。今では、もうここにいるものが全てになってしまいました。」
マジか?!しかも、そいつ・・・
「お前達の仲間を殺したのは、あいつか?」
そいつはもうすぐそこまで来ていた。
2~3日後に出します