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昭和生まれの人の異世界物語。とありあえず、たくさんやられて灰になっても立ち上がれ  作者: 烏丸ちとせ
第1章 ぐっばい、お城。常識ばいばい
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第2話 食料忘れ回。くまだと思ったら何か別のもの、あと主人公、灰になる

前回までのあらすじ、異世界召喚されて、お城からぐっぱいさせられて、HPが減りました。

 目立つ服をしているが、私は新しい服の買い方を聞くのを忘れたと思った。興味ないし、大好きな服装で行くことにした。


 それに、よくわからないけど、地面に投げ捨てられたとき服が傷んでもいいはずなのに傷んでないのを見ると、異世界に来た時に何らかの効果を得たのかもしれないと覆った。


 私は町中を見ながら乗り合い馬車へ乗れる駅へと向かった。駅に着くと、拠点となるかもしれないゲーレ村行きの馬車を探す。


 私は片言で、訪ねて人に尋ねて馬車を見つける。見た目が奇妙な恰好ということもあって、つたない言葉でも必死に聞いてくれた。


 日本人なら、答えられないといって立ち去るのと比べて、こっちの人は少しだけ優しかった。


 私は教わった通りに、場所に乗る前にお金を払って、馬車の片隅に乗る。出発すると、サスペンションがなく、がたがたと揺れる。お尻が痛かった。あと、食料を買い忘れていた。


 やってしまった。


 鞄の中にはお菓子は入っていない。代わりに紅茶の入ったボトルと栄養剤が鞄の中にあるだけだ。

夜、死んだ目で紅茶と栄養剤を飲んで夜を明かした。辛い。


 村まで何日で付くかわからないが、朝からお腹が鳴った。

 あとどれくらいでと思いながら、腕につけた活動量計に付いた時計で時間を確認した。


11 :00


 もうすぐ充電しないと電池切れになると思いながら、時計の電源を消した。


 お腹すいた。何かべつのことを考えなければいけない。そう思うと、時計を調べた。すると、頭のなかでこれが何である分が思い浮かんだ。


―――

 活動量計


 人が作りしもの。異世界に来たことで無限の動力を得た活動量計。特別な力はない。ただ、機能は異世界でも使うことができるようになっている。しかし、その使い手が使い道を見に出せなければ意味は無い。

―――


 この時、ファンタジーだと思った。異世界クオリティだと思った。そういえば、よく異世界に来た時に、言葉が通じるのが不思議だなと思ったけど、あるゲームでは異世界語源を習うアドベンチャーゲームがあったから問題ないと思うことにした。


 私は電源を入れると、活動量計で常に時間を確認できるありがたさを感じた。そして、山を切り開入れて作られた道に休憩所と思われる場所で馬車が止まった。


 私は馬車の中で横になっていた。ぱちぱちと薪が燃える音がした。お昼ご飯を食べているのだろう。


 今の私はお金があるが、食べることができない。つらい、辛すぎる。私はそう思いながら、尿意を感じたので外に出た。


 茂みの中で、用事を済まして戻る。


「――」


 大きな声で叫び、腰につるしていた剣を男が抜いた。一体、何が起きたのかと思うとこん棒を持って、緑色の肌をした小人みたいなのが木々の中からわらわらと表れてきた。


 見た目は、ファンタジーに出るゴブリンにそっくりだった。もしかしたら、ゴブリンなのかもしれないが、正式名はわからない。


 とりあわず、私はこいつをゴブリンということにして、周囲の様子を見る。矢を持つ人はこん棒を持って襲ってくるゴブリンを射抜いていた。


 しかし、矢筒に入っていた矢がすぐになくなって、腰に差していた2つの短剣を持つ。

武器の無い人は急いで、馬車に乗り込んでいた。


 戦っている人もいたが、ゴブリンの数は一行に減らない。強さはこっちが上だが、質よりも量で圧倒していた。


 私も戦えないので急いで馬車へと向かうだが、私は足を止めた。小さな子どもがこけたのだ。私は駆け寄って、子どもを抱きかかえながら、馬車へと走った。


 運動不足のダメ人間だった私だが、馬車までは体力がなんとか保つことができた。転がり込むように馬車に乗り込むと、戦っていた人も合流して馬車が走り出す。


 どうやら、殲滅するだけの余裕がないようだ。そして、なんとかゴブリンの襲撃から難を逃れた。街道で整備されているから大丈夫だと思っていた私だが、改めてここが日本でないことを思い知られた。


 私は安心して、気が抜けて意識を失った。あまりにもお腹が空いたからである。薄れゆく意識の中で、私は砂糖菓子のような安らぎを得ていたのだった。


 目が覚めると子どもがじっと見ていた。


「どうしたの……」


 日本語で問いかけると、子どもは鞄の中から干し肉を差し出した。私は干し肉を受け取った。


 赤い干し肉は、すごくいい匂いがした。


「ありがとう」


 私はお礼を言って干し肉を食べる。とても、固いが塩で味がしているのでおいしい。私はおいしそうに干し肉を食べるとポケットの中からボールペンを取り出した。


 鞄の中には予備として30本入っている。まだ、余裕があった。私はメモ帳を取り出して1枚の紙に花の絵を書いて、ボールペンの使い方を実演してみせた。


 しかも、多色ボールペンで青、赤、緑、黄色、オレンジ、黒がでる。私は子どもにボールペンと書いた絵を渡した。


「――――」


 フードを被って、はっきりした表情はわからないが、子どもは嬉しそうに受け取ってくれた。しばらく、うれしそうにボールペンを見た後、大切そうに鞄の中にしまっていた。しかも、見た感じは高級そうな布に丁寧に包むほどだ。


 日本では簡単に買えるものでも、この世界には貴重な品だということを再確認した気がする。


 ふと、私の持っている物はこの世界では価値のあるものではないのかと考えた。鞄の中にはタブレット端末が入っている。これも異世界に適応した何かがあれば何かしらの使い道があると考えた。


 けれど、それを確認するのは危険だと思った。いずれにしろ、他者の目が無い場所で確認することを決めて、旅の安全を願った。


 しかし、それを叶えることは無かった。


 ゴブリンの襲撃から2日目。私は子どもから干し肉を朝に1枚だけもらうことができた。これで、なんとか命をつなぐことができた。


 情けない。そう思った私は休憩の時に食べられる草を探した。すると、ムーンハーブというのを見つけた。

 道具理解の効果で、ムーンハーブはHPを回復する効果があり、調合次第で体力を大きく回復できる薬に変化させられるらしい。


 この世界で、道具理解は私の生存を大きく助けた。


 未知の食べ物を理解できることはは非常にありがたかった。


 とりあえず、お腹を壊さないと理解したので、私はそれを拾って、生で食た。口の中がすぅーする。味は甘くないミントを食べている気分だった。


 これで、しばらくは生きられる。HPを回復するものなので、毒ではないはずだ。しばらくは、空腹を少しでも満たせるだろうと思った。


 私は大量のハーブを入れても余裕があった。私はふと、自分の能力の1つである無限収納を思い出した。


 ファンタジーだ。世紀末世界を冒険するオープンワールドRPGには重量の問題があるのだが、この世界では、荷物制限を気にしないで道具を鞄の中に入れられた、


 私はファンタジーだと思った。


 この能力は、他に使い道があるのだろうかと思った。けど、それを調べる前に私は入るだけムーンハーブを入れて、馬車のところへと戻った。


 それで、大きなが熊が人を襲っていた。


「――――――――――――――」

 

 何かを叫んでいる。ただ、目の前で男のはらわたを食べている。まるで、私たちには眼中にないようだった。

 

 馬車を確認すると、馬車は無い。つまり、逃げ遅れたようだ。私は周囲を確認するとボールペンをあげた子どもがぷるぷると震えていた。


 おそらく、見捨てたのだろう。道徳的には不評だが、この世界では日常的な行動なのかもしれない。


 とりあえず、たき火は生きていた。火はよくも悪くも武器となる。それから、鍋にあるものも確認した。


 中ではぐつぐつとおいしそうなスープが煮えていた。これが囮になればいいがと思った。

 周囲は血の匂いが充満していた。私は、子どものもとへとゆっくりと歩み寄って、口元を抑えた。


「――」


 驚いて声を上げるが、口元を抑えているので大きな音ではない。とりあえず、この子が男の子でないことを願った。


 詳しいことはわからないが、男を食べた熊は男を食べ続け、女を食べ続けた熊は女を食べ続けるという話を猟師から聞いたことがある。


 つまり、何もしなければ私は殺害対象ではない。私はこどもを抱きかかえながら森の中へと逃げていく。


 方向感覚は、ゲームでなれている。私は何がでるかわからない森を逃げた。そして、悲しいことに雨が降り出してきた。


 ざぁーという音が鳴り響く。雨水が草木を伝って私の頬に落ちた。どうやら、雨宿りはできなさそうだ。


 私は上着を脱いで子どもにかけて抱きかかえた。冬服なのでそれなりに厚着である。1枚あるだけでだいぶ変わるはずだ。


 私は速く止んでくれることを願って森の中で夜明けを待った。雨が止むと服はびしょびしょだった。でも、子どもを抱きかかえていることで温かい。


 それにある程度の防水機能があった上着によって、子どもはあまり濡れていなかった。私は顔を上げた。


「くすくす」


 声がした。なんだろうと思っていると、青い光や黄色の光、赤い光など様々な色の光が私を照らした。


 ここに来て、私は美しい景色を見ている気分になった。


「大丈夫?寒くない」

 私の頭に響くような声が聞こえた。


「寒いよ」


 私は子どものような声に答えた。すると、赤い光と緑の光が集まってきて私の周囲で踊った。すると、私の服が乾くのと同時に温かい風を感じた。


「……温かい」


 死に際に不思議な光景を見るというが、私はここで死ねないのかもと思った。


「おきて……」


 私は子どもを起こした。フードを被って表情はわからないが、何か言っていた。無事に生きてかれば、いつか思い出になるたびになるはずだ。


 私はそう思いながら、強い眠気にとらわれて目を閉じた。




::::::



 目を覚ますと子どもの姿が見当たらなかった。慌てて周囲を見回すと、2メートル離れた場所にいた。私に手を振って寄ってくる。


 私は自分の指をさして、

「こうのとり」

とゆっくりと言う。


 すると、相手は

「ミレア」

と言う。


 うまく伝わったのかもしれない。


「―――――」


 ただ、あいかわず何を言っているのかわからない。私は自分が逃げてきた道を見返した。かなり、歩いたが必死に歩けば大丈夫なはずだ。


 私はミレアの手を引きながら街道目指した。そして、2時間後になんとか街道へと戻ることができた。しかも、たき火の中にはスープが残っているが、雨で飲むのは躊躇われた。


 何か食べられるものは無いかとしらべると、干し肉があった。


「……」


 私はミレアと一緒に分け合って食べた。言葉はわからなくても、身振り手振りで必死にコミュニケーションをとった。


 私は干し肉を食べながら、落ちた剣を回収する。血の付いたものは獣が寄ってくる可能性がある。それ以外は、すべて鞄の中に入れていく。


 私はミレアの手を引きながらゲーレ村を目指した。途中、疲れたら私はミレアを背負って歩く。


 運動不足の私でも歩き続けるということはできるようだ。早く温かい布団で寝たいと思いながらも、歩みを止めることはない。


 周囲が暗くなると野営の準備をする。私は鞄の中から火口箱を取り出した。火を起こすための道具らしい。使い方は道具理解で難なく使うことができる。


 鞄の中から薪を組んで火をつける。メモ帳の紙を2枚使って燃やす。その際、ミレアが大きな声を上げたが、私は首を振って大丈夫なことを伝えた。


 紙自体も貴重なものなのだろう。料理らしいこともできず、この日も終わった。ミレアには干し肉を食べるようにさせ、私は食べたふりをしてムーンハーブを食べる。


 ミレアを抱きかかえるように夜を過ごす。どちらかが寝るのはまずいと思って、私はミレアが寝てしばらくした後寝るようにした。


 私はゆらゆらと燃える焚火の火を眺めながら夜を過ごした。


「ん」


 足音が聞こえた。私は鞄の中から剣を取り出した。反りがないので使いにくいと思ったが精神的安心を得るのに役立つ。


 ミレアを起こさないように、音のする方向を調べる。


 大きな熊だった。まずいと思った。しかし、熊は倒れた。何が起きたのかと思って倒れた先を見ると、羽が背中に生え、お腹がでた肥えた化け物がいた。


 大きさは3メートルぐらいあり、目は1つでサイクロプスをイメージさせられる。


「ミレア」


 私はミレアを慌てて起こした。


「逃げるんだ」


 私はミレアを抱きしめると、逃げるように、街道の方向を指さした。今にも泣きそうだが、私の背を向けて逃げようとした。


 しかし、化け物が立ちふさがった。


 手には大きな斧を持っていて、ミレアに向かって斧を振り落とした。私はミレアを突き飛ばして、剣を斜めに構えて受け流す。両足に大きな衝撃を感じる。


 私の横にどんという音がして、風圧を感じる。化け物が持ち上げようとするとき、私は剣で手元を攻撃した。


 血が噴き出るが、大したダメージを与えられた気がしない。なぜなら、奴はひるむことなく斧を持ち上げたからだ。


 私は斧の構えから次の行動を推測して、頭を下げた。それと同時に、胸の奥がきゅとするような感覚が感じる。


 いきなり命危機だと私は思いながら、刀を立てて、右側に寄せて左足を前に構える。八双の構えだ。この状態ならいつでも剣を振り下ろせるか前だ。


 私は1発目の攻撃は受け流すことができたが、次の攻撃を受け流せる自信がなかった。だから、私は避けるという選択肢で戦う。


 次から次へと来る攻撃を私はステップをしながら避ける。


「はぁはぁはぁ」


 ただ、私の体力が持つ自信がない。私は鞄の中からナイフを取り出してポケットの中に入れた。


 私は敵の攻撃を避けて後ろへ回り込む。


 振り返る前に、剣を突き刺して背中によじ登る。すると、私を掴もうと怪物の手が私に迫る。


 とっさに剣を抜いて離れる。化け物は攻撃を受けて怯む気配がない。私が距離を取ると回転をしながら斧を振り回してきた。


幸い距離を取っていたので攻撃を受けることがないが、回り込んでも攻撃できることが理解できた。


「……体力的にきつい」


 お腹も空いて、長旅で疲れているのだ。そこから、化け物襲撃だ。けれど、やるしかない。やらなきゃ、死ぬのだ。なんとなくだけど、この化け物から逃げて助かる気がしなかったのだ。


「恐れるな……恐れたら死ぬだけだ」


 私は何かを言い聞かせるように相手の動きを観察する。斧を振り上げたので、おそらく、振り下ろしだろう。


 私は、この攻撃に対して、左にステップして避ける。どんという音をして、斧は地面に刺さった。


「ぐふ」


 だが、相手は武器を話して素手で攻撃してきたのだ。口から血が噴き出す感覚を感じた。全身に強い痛みを感じると同時に、剣を手放した。


 ごろごろと地面を転がり、起きなくてはと覆った。


 私が体に力をいれると、すぐに立ち上がれた。普通ならありえないが、この世界で私は人ではないことが理解した。それと、体の痛みがない。


 ステータスを出してHPを確認すると、残りHPが40しかなかった。慌ててムーンハーブを食べるとHPが回復した。


 回復効率が悪いが、時間をかけて、HPを全回復させる。化け物には知恵がある。1撃に込めた攻撃から、次の攻撃をするように成長する可能性がある。


「…くっ」


 私が、そんなことを考えていたら、斧を振り回して攻撃をしてきた。一撃必殺の思い攻撃ではないが、避けるのが大変だ。


「まずい」


 必死に逃げ惑う私。攻撃が止まって安心したら、素手の攻撃である。

 とっさに私は、ポケットに入れたナイフを、取り出して突き刺した。けど、あまりの力強さにナイフを手放した。


 急いで距離を取って地面に置いた剣を回収して八双の構え。私は後ろにさがりながら、敵の攻撃を避ける。

 それに対して、水平に斧を振り回してくる。後ろに下がる距離を間違えれば確実に死に近づく。


 でも、全力の攻撃でないので避けやすい。私は一気に懐に入る。


 化け物は武器から手を放してパンチをする。それが地面に突き刺さる。私は右手から化け物によじ登った。


 私はやつの目と目が合う。私は左手にもっていた剣を突き刺した。


「がががごあごあがが」


 化け物の叫び声がする。私は素早く離れようとした。だが、掴まれて逃げることが叶わない。


「がぐ」


 強く握りしめられ、口から血を吐き出した。でも、私は抵抗して掴んだ手に剣を突き刺した。なんども突き刺した。


 すると、がしゅっ何かがこと切れた音を感じる。意識が遠のく感じがした。

でも、それと同時に相手が倒れる感じもした。


 化け物が倒れ、私の拘束は解かれた。それと同時に、私の体から白い灰がぱらぱらと舞った。


「……死ぬのか」


 私がHPを確認するとHP0と表示されていた。地面に倒れた。そして、ミレアが駆け寄った。近くには鎧を着た人がいる。


「よかった……」


 私の体は灰として右目が見えてなかった。左手を差し出した。

ミレアが私の左手を掴もうとして触れると、私の左手は灰となって崩れ去った。


「泣かないで」


 私に生きる価値はない。でも、あなたには生きる価値があるはずだ。だから、生きてほしいと願った。


 そして、私の意識は消え去った。





 読んでいただき、まことにありがとうございます。

 続きはあるのですが、投稿は反応次第ということで……

 次はほのぼのほんわかギャク担当のお話を予定しています……たぶん。

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