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ゲームから色々来て詰んでいます  作者: 弧囃 若葉
異世界から次々と
7/8

戦闘の日

やっと戦闘だああああ!!

「作戦開始ねーーー!!」

イテホがそう言うと数体のゴーレムを作り出した。

その隣でエリカが一生懸命にありったけの魔法をキラービードルに掛けていた。作戦は順調に進んでいた・・・俺を抜かして。


「たっ助けてくれぇーーーー!!丸コゲにされるぅーーーー!!」

そう、今俺は実際一人で戦っているのだ。

イテホにメガヒールを火傷したところに掛けてもらったのはいいのだが、なぜイテホが作ったゴーレムをほっといて俺だけねらうの!?

「はっ話合いましょうフレイムドラゴンさん、話合えばきっとぉーーーー」

話している時に火の玉を吐かれた。

「おい!怪我したらどうするんだ?もう怪我したけど・・・」

『人間が怪我しようと知ったものではない、吾輩はフレイムドラゴン魔王のしたっぱだぁーーー!!』

話がかみ合ってねーーーこれで魔王のしたっぱだったらやばいだろ!!

『まあ、自称だけど・・・』

「自称かい!」

おっと危ない!これ以上フレイムドラゴンを刺激しちゃダメだ!!

『うるさい人間だな!我が火の玉で殺してくれるわ!!』

「殺せるものなら殺してみなぁーーー」

と言った時支援魔法が切れた・・・やばいもう1分経ったのか。そう思ってエリカの方に走って行った。


「エリカ!!もう一度支援魔法を掛けてくれ」

「なに言ってるのもう魔力がないよ」

「なんでもいいから助けてくれぇーーー」

俺がそう言ったもう時すでに遅し、火の玉が俺に・・・


当たっていった・・・

「アッツなにこれ、体が焼ける!!」

俺は地面を必死に転がった、転がっている途中色んな声が聞こえた。


『人間よ、苦しむが良い!!吾輩の炎でな!』

もう火消えてます・・・

「叶樹大丈夫ですか?このぉーー!なんてことしてくれてるんですか!くらえ・・・竜殺しの一撃!!」

お前は魔法唱えろ!

『ぐわぁーー!なぜ魔法使いのお前がそんなスキルを覚えている!?頭おかしいんじゃないか!?」

覚えてさせたの俺です。頭おかしくてごめんなさい、これでも一様社会の先生です。

「わたくし一撃を思い知ったかぁ!!痛くて声もでないだろ!!」

・・・でてます。

『ここは一時引き上げるぞ!あらばだ人間ども』

「おいまて、フレイムドラゴン。まさか俺様のことを忘れてないだろうな!!」

『おっお前は・・・誰だっけ』

フレイムドラゴンが飛びながら言う。

「忘れてたのか!このキラービードルのことを!!」

『ああ思い出した・・・確かつい最近吾輩に喧嘩を申しこんでワンパンで負けたあのキラービードルではないか!』

お前そんなに弱かったの!?

「そうだ、その時のキラービードルだ」

認めちゃたよ!

「今日はお前に仕返しに来たんだよ!!これでもくらえ!」

『そんなもの吾輩には効かん!今度は殺してくれるわ、吾輩の必殺技ドラゴンブレスでな!!」

その時の俺の意識が消えた・・・ああいいところだったのにもう終わりか・・・


さらば地球よ・・・・・





目が覚めた俺は天国ではなく・・・あのキラービードルの巣にいた。

「叶樹起きたんだね!!良かったね」

「ん?俺はこんなところで何をしているんだ・・・そうだ!フレイムドラゴンは!?」

「フレイムドラゴン?ああ外見て見なよ」

エリカがそう言うので外を見て見るとそこには、血だらけのフレイムドラゴンが投げ捨てられていた

「ええーーーー!!!」

人生最大の悲鳴を上げた。

「おう、小僧このフレイムドラゴン俺様が倒したんだぜ!凄いだろ!」

「どうやって?」

「ああ、お前俺様達が戦ってる時寝てたもんな」

「寝てたんじゃない、死にそうだったんだ・・・そう言えば俺どうしてここまで回復してるんだ?」

「それはね、私がテラヒールを掛けたからだね、感謝するのね!!」

「ふーん」

てか俺テラヒールを掛けないといけないぐらい重傷だったんだ。

「ところで俺様がどうやって、倒したのかと言うと・・・」

ああこいつしつこい!!

「ってエリカ、ワープ岩石はどうなったんだ?」

「ん!?ワープ岩石?あっ見つかったよフレイムドラゴンの胃の中にあったよ」

胃の中にあったのか・・・あまり触りたくないな・・・

「たったのむからこの戦闘で大活躍した俺様の話を聞いてくれぇーーーー」

「わりーーわりー」

「どうやってフレイムドラゴンを倒したのかと言うとな、まずフレイムドラゴンが炎を吐いてきたわけよ、その吐いてきた炎を神と化した俺様が鎌一切りで粉砕したわけよ・・・」


ところで今は何時だろう、夜なのは分かるが肝心の時間が分からない・・・こうしてみんなとフレイムドラゴンを無事倒したが何か忘れてるような気がする。


「おい!!聞いてるのか小僧!!」

「だから小僧じゃないって!!こう見え俺は立派な講師だからな」

講師!?


「あーーーー!!忘れてた!なあキラービードル、この話はあとでいいか?悪いけどこれからワープ岩石で行かないといけないところがあるんだ」

「おう・・・また来いよ、いつでも歓迎してやるからな」

こうしてエリカやイテホの他にも新しい仲間ができた。


「おい、エリカいつまでハチミツ食ってやがる、さっさと行くぞ!!」


俺達はキラービードルの巣を後にして外に出た。


「エリカ早くワープ岩石よこせよ!・・・あまり触りたくないけど」

「分かったよ・・・ほーらフレイムドラゴンの胃で温められたワープ岩石ですよー」

っと言って親指と人差し指でワープ岩石をつまみながら渡してきた。

「その表現やめろ」

・・・そう言えばワープ岩石って確かゲームの中では使う者が行ったことある場所に移動できる・・・そうゆう道具だったよな。てかなぜそんなことを今思いだす、それなら!


「お前達、俺がワープ岩石使ったあとまた使って自分達のせ・・・」

「「無理でした」」

もうやったのか!!もし成功してたら・・・今度こそ詰んでたぞ!?


「んじゃ、話は済んだし帰るか俺達の町へ!」

「私達の町じゃないね」

そこ突っまなくていいから!!


俺達はフレイムドラゴンを覆うように円になって手を繋いだ。

「行きますか、叶樹の家へ!」

「ん!?何言ってるんだエリカ、今行くところは市役所だぞ」

「え!!家じゃないんですか?あと市役所ってなんですか?」

「私聞きたいね、ってきりこれからこの美味しそうなフレイムドラゴンを調理すると思ってたのね、あと・・・」

これ食うって一体どんな食生活を送っているんだこいつらは・・・


「美味しい物ならあとでいくらでも食わせてやるからつべこべ言うな!!」

なぜ俺がこういうようなことをいうのかと言うと、もう察しているかもしれないだフレイムドラゴンの報酬をもらうからだ。・・・何百万円もらえるのだろう・・・

「だからね!ワープ岩石と言うのはね・・・・・」

「うるさいぞイテホ!お前は晩御飯抜きだ!!」

「そんなねぇーーー!!!」


「じゃあワープするぞ・・・準備はいいか?」

俺がそう言うと二人はこくりとうなずく、それに合わせて俺は言った。


「札幌市の市役所へゴおおおおー!!!」

っと言うと、その瞬間周りは黄緑色の光で覆われた。









次からは第2部です、色々考えるので遅くなるかもしれません。

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