ハチミツの日
今回はスライムモドキの説明をしまーす。
スライムモドキはたたでさえ弱いスライムがさらに弱くなったモンスターです。
食べ物は主に水・・・ただそれだけです。
非常に低燃費でエコなモンスターですね、でも寿命は短いです。
だいたい春生まれて再来年の秋ごろに死にます。
それととても弱くて無害なのでいくら倒してもお金になりません。
「すっすいませんこのバカやろうが縄張りに入ってすいません!!」
なぜ俺が全力で謝っているかと言うと・・・エリカがあの蜂の木を叩いたからだ。
「なめてるのか?お前ら・・・なんか一人増えてるし、まあいいこの男を殺すまでだ!!」
なんで俺!?理不尽過ぎるだろ!!
「まっ待ってくれ木を叩いたのは俺じゃない・・・こっちの三つ編みのほうだ!!」
「あん!?嘘を付くなあんな可愛いらしい女の子がやるわけないじゃないか!!」
「たったのむから止めてくれえーーあとそいつ男だからぁーーー」
その言葉にキラービードルが止まった。
「おい、そこの三つ編み!本当なのか!?」
っとキラービードルが言うとエリカは大きく首を振った・・・お前えぇぇぇー!!
「こいつ!!俺様様に嘘まで付いたか!?・・・そんなに早く死にたいか。じゃあ殺してやろう」
ああこんなところで俺は終わるのかと思ったその時。
「クイック!!」
エリカが魔法を唱えた。
「こっ小娘!!お前魔法が唱えられたのかっ!?っく魔法持ちとは相性が悪い・・・小僧運が良かったな!!今回も見逃してやる・・・」
俺、小僧じゃない歳なんだけど24なんだけど・・・
「待って!行かないで、あなたワープ岩石を知らない?前わたくしが持ってたやつ」
エリカまたやらかしそうだと思って、体を起こすと・・・
「なにこれ軽い!!体重が半分くらいの重さになったみたい!!」
「うるせえぞ小僧!!俺様とこの女の話しに口出しするな」
「小僧じゃって!!立派な成人男性だって!」
「そのワープ岩石がどうした?必要なのか」
俺の話を聞けえぇぇぇー
「そうなの必要なの、これがないとわたくし家に帰れない」
「ほうそれは大変だな・・・俺様はなモンスターではあるが、困ってる女の子がいたらできるでけ助けたい性格でな、もしよかったら助けてやらない事もないが」
「ありがとーございます!!」
もしここでエリカが男とばれたらどうなんるんだろうな。
「で心辺りはあるの?ワープ岩石の心辺りは」
「心があるんのだと、あるに決まっているじゃないか!最後ワープ岩石を見たには俺様だからな!!」
その言葉で周りのは氷ついた。
「いまなんて・・・」
エリカも目を真ん丸くしてしる。
「ワープ岩石はな、つい最近まで俺様の巣の中にあったんだよ。だけどな急に俺様の巣がある木の前に光がが現れてな、その光と同時にフレイムドラゴンがいたんだよ」
話が頭に入らない。
「で、俺様はこの森の平和を守ろうとしようとフレイムドラゴンに挑みに行ったらさ、返り撃ちににあってこのざまだ」
そうキラービードルが言うと前ににある鎌を見せて来た、その鎌は折れていた
「酷い怪我ね、私が治してあげるね」
知るとさっきまで全然話を聞いていなかったイテホが言ってきた。
「治してあげるってこんな重傷どうやってだ?」
「メガヒール!!」
イテホがそう言うとキラービードルの鎌があっという間に完治した。
「お前は一体なんだ?この世界の人間は魔法を使えないのになぜ魔法を使えるんだ?」
っと問いかけてくるキラービードルにエリカ達は・・・
「「この世界にの者じゃなないので」」
と言った・・・そっちの方が分からなくなるだろ!!
俺達はキラービードルの巣の中に入っていた。
今はちょうど昼過ぎぐらいだろうか、もう腹が減り過ぎて死にそうだった。
「キラービードルの巣って意外と快適ですね・・・テントの中とは大違いですね!」
エリカこの巣のことを色々言っていると
「それはどうも」
っと言ってハチミツを持ったキラービードルが部屋の奥からやって来た。
「これはな俺様が丹精込めて作ったハチミツだ、こぼさず食べろよ」
「「「ありがとうございます」」」
!?なんだこのハチミツうまっ
「どうだ小僧うまいだろ!こんなにうまいハチミツ始めて食っただろ!!」
キラービードルはご機嫌よく言ってきた。
「っおそうだ、これからフレイムドラゴンを倒す会議を始めるんだったよな」
「そうだったね」
こんなところでくつろいでないで早く作戦を考えないと・・・なぜフレイムドラゴンを倒すことになったのかと言うと、キラービードルがフレイムドラゴンに負けた時これは貰っていくと言われて奪われたからだ。
奪われた?奪われたと言うことは・・・
「そうだ!こんな作戦はどうかな、フレイムドラゴンが寝てる間にワープ岩石を奪う作戦!!」
「ダメだ!!そんなことしたら森の平和が守れないだろっバカかお前は!」
モンスターにバカ呼ばれされた・・・第一こいつをモンスターなのに平和主義過ぎるだろ!!
「とりあえずフレイムドラゴンを倒さない以外他の作戦はなしだ!!」
「なんでなの?」
そうだなんでだよ。
「なんでかって?それはなこのままフレイムドラゴンを放置してみろ!どうなるか人間なら分かるだろ!」
「・・・分からん」
それよりなぜ俺は説教されてきたるんだ?
「分からないのか!?この人でなしどもがぁーーー」
「じゃあ、お前言ってみろよ」
「フレイムドラゴンを放置しているとまず確実にこの森は焼け野原と化すだろう、そして森も焼き尽くしたフレイムドラゴンは次は人間が住んでいる町にやってき攻撃を開始するだろう・・・どうだ考えてるだけでも恐ろしいだろ」
確かに正論を言っている。言い返せない程の正論を・・・悔しい
「はいはいーー作戦思いついたのね!名付けてキラービードルが神になって下克上する作戦!!」
「イテホ、それは一体どういう作戦ですか?」
エリカが不安そうな顔をしてイテホの方を向いた。
「ふふふ、それはね。まずエリカが持っている支援魔法をキラービードルさんに全て掛けます、そして神と化したキラービードルさんがフレイムドラゴンに突っ込みます。それだけです」
「その作戦は確かにいいけど、わたくしの支援魔法は持っても1分程で効果が切れてしまいます。そしその間にとどめがさせなかったどうするんですか?」
その言葉にイテホは黙り込んでしまった。
「その時はエリカが覚えている竜殺しのなんというで頑張って欲しいね」
「どうにかなんないから困ってるんでしょ・・・あと魔法を唱えるのにもう時間が掛かるし」
エリカが少し考えてだした。
「あの、俺様の心配は?・・・」
「そうだ!魔法を唱えてる間にフレイムドラゴンの気を逸らしてくれる人がいたら何とかなるかも」
その言葉を聞いてみんな俺の方を向いてきた・・・
「ねぇー!!どうして俺が囮なのおぉぉぉぉー!!」
美しい夕日が沈む中俺は、キラービードルの背中に乗っていった。なぜ乗っているかと言うとレットドラゴンが住んでいる洞窟に行くためだからだ。
「うるせえぞ小僧!!落とされたいのか!?」
それは困る。
「なあ、本当にフレイムドラゴンが洞窟にいるのか?」
「いるに決まってるだろ!なんせ友人から聞いたんだ、最近この洞窟にレットドラゴンが住み付いているとな」
「その友人の名前は?」
俺は半信半疑で聞いた。
「スライムモドキのスレンてやつだが文句あるか?」
信用なんねぇぇぇぇー!!
俺とキラービードルが話していると洞窟が見えて来た。
「あれが例の洞窟だぜ小僧」
「もうあの二人は先に着いてるんだな大丈夫だろうか?」
そう言うと洞窟に着いた。
「エリカ!叶樹が来たよね」
イテホ元気よく言ってきた。
「叶樹、遅かったから落とされたと思ったよ」
こいつはなんだんだからな。
「おい、お前ら・・・今すぐその焚き火をやめろじゃないとフレイムドラゴンに気づかれるだろ!!」
お前はただ単に火が怖いだけだろ・・・
「叶樹、囮の練習でもしない?・・・シールド!!クイック!!」
囮の練習ってなんだよ!?
「エリカ・・・お前も魔力と言う物はあるだろう、無駄遣いはやめろ!!」
「ふふふ、わたくしの魔力は・・・・・」
エリカがそう言った刹那・・・
火の玉がエリカに襲いかかってきた。
俺は守ろうと反射的にエリカにぶつかった。
無事エリカを守ることはできたが自分は火傷負っていた。
「・・・・・フレイムドラゴンのご降臨だぜ・・・・・」
キラービードルは格好よくそう言った。
やったああああぁぁぁぁー次からやっと戦闘シーンが書けるぞおおおおお!!!
楽しみに待って下さい・・・期待するなよ・・・