錬金術師の日
イテホのことについて紹介しまーーす!!
名前 金李晃虎『キム・イテホ』17歳女
性格 とにかくうざいかまってちゃん
職業 錬金術師&医者【ゲームの世界で】
趣味 人形遊び
特技 言葉の最後に『ね』を付けること
「エリカ、まずここを調べるぞ」
俺達はイテホが作った方位磁針を頼りに来た道を戻っていた。
「これで3箇所目・・・エリカ見つからないな」
「こっ根気よく探して下さいよ・・・あのワープ岩石はとても貴重な物なんですから」
その貴重な物をなくすお前はどうなんだろうな・・・
「エリカこれ違うかね?魔力が感じられるけど」
そう言ってイテホが差し出したのは・・・
1㎝ほどの金の塊だった
「確か魔力が感じられますけど、違います。そこらへんに投げて下さい」
「分かったね」
エリカのその一言で金の塊が消えてしまった・・・
「ぎゃあーーーー!金がああああ!!」
「どうしたんですか叶樹?急に叫びだして・・・もしか空腹のあまり狂い出したんですか」
「確か腹は減っているが、今は金が捨てられた方が問題だぞ!?」
「金?ああ、さっき拾ったあの光ってる石のことね。それがどうしたね、そんな石ならそこらへんにいっぱい落ちてる・・・あれ?落ちてないね」
こっこいつら金を知らないのか?・・・いや知っているはずだだってゲームのも飽きる程出てきたしそれは普通に道端に落ちてた・・・・し!?
「なあお前、金の価値はどれぐらいか分かるか?」
試しに質問してみる。
「金の価値なんてあるわけないでしょ、そこらへんに落ちて・・・ない!?」
思ったとうりの回答だった。
「なあエリカとイテホ今お前らのいる世界はな金が、も・の・す・ご・くぅーーー高価なんだ!!何円だか分かるか?」
「そっそんなに叶樹の世界は金が高価なのね!!」
イテホが目を真ん丸にしてさっき捨てた金を探しだした。
「叶樹、質問に回答する前に・・・何円という言葉が分からないです・・・」
そうだ、こいつらの金の単位はリンだったことを忘れた!えーとなんて説明しよう・・・とっとりあえず適当に言っておくか。
「円と言うのはなこの世界のお金の単位だ、そっちの世界の単位と合わせるとだいたい1リン1円だ分かったか?」
「そうですか・・・じゃあわたくしが見る限りこの世界での金の価値はだいたい3円ぐらいですかね・・・どうです?大正解ですか」
大不正解だよ・・・
「あのなこの世界での金の価値は1gだいたい今は5千円程度だ」
「ごっ5千円こんなどこにでも落ちてる石が?この世界おかしくなおですかっ!?」
こっちが言いたくわ、お前達の世界の方がおかしいと・・・
そうだ金と言えば錬金術師だ!!金を作ってもらおう。
「なあイテホお前金作れるか?もし作れたら・・・」
「別にいくらでも作っていいね、けど錬金術で作った物を売るのは禁止されてるねよ」
やっぱりそうですか・・・現実は甘くなかった。
「じゃあさ、エリカが今探しているワー・・・」
「作れるわけないでしょ錬金術でそんな物。分かったら次行きますよここは探し終わったんで」
そう言って俺とイテホはエリカに無理矢理次の場所に連れて行かれた。
おっ俺の金・・・・
「次はここで探すしかって・・・ここって俺が蜂に襲われたところじゃねーか!」
そう次に戻って来たここは俺にとって苦い思いでの場所なのだ。
「ねーーえイテホここはね、わたくしと叶樹が最初に出会った場所なんだよ」
「そーなんだね」
「と同時に俺がエリカにぶっ飛ばされた場所でもある・・・」
俺が言うとエリカに睨まれた。
「まっとりあえずそのことは置いておいて探しましょ!」
置いておくなよ・・・
しばらく探していると
「痛ってぇーーーー!左足の古傷が痛むぅーーー」
「だっ大丈夫ね?叶樹」
「イテホたぶんそいつ大丈夫だよ。あと古傷と言うほど日数たってないし」
お前が一番心配しろよ!!
「見せてみるね左足は足。こう見えて私は錬金術師であり医者でもあるんだからね!期待しちゃっていいかね!!」
・・・全然期待していません・・・っていうか錬金術師が医者ってなんか信用なんねーーえ。と思いながらも俺はイテホに左足を見せた。
「わーー凄い毛じゃなくて、凄い怪我ね」
「いや俺そんなにすね毛無いはずなんだけど・・・あとそこまで酷い怪我じゃないはずなんだけど・・・」
その時
「メガヒール!!」
「ちょい待ったぁーーお前何した!?」
「何って、回復魔法掛けただけね・・・それが?」
そうだったこいつもエリカと同じでゲームの世界から来たんだった。
待てよゲームの世界から来たってことは・・・イテホを作った人がいるってことだ!もちろん作ったのは俺ではない。
「イテホ話がある」
「話ってなんだね?もしかメガヒールがその傷にオーバーだったことかね?」
オーバーだったのかよ!?
「いや、のことじゃ無い。イテホを呼び出した人物についてだ」
「何のことかね?その話について来れないね・・・」
俺はイテホにエリカと同じように話した。
「ということは・・・私がこの世界に飛ばされた理由は、私を作った人を探すことかね?」
ああ、どうしてこうなった・・・
「そっそうだ少し違うがそういうことだ・・・」
かなり違うーーーー
「じゃあその人を見つけたら元の世界に戻れるかね?」
「たぶんそうじゃないか?俺も詳しくは分からないがともかく頑張ってくれ」
「頑張ってくれってなに言ってるんだね、私達もう仲間だよね?仲間だったら手伝ってくれるよね?」
頼むからその目を輝せた顔を止めてくれ・・・
「分かったからもう・・・」
「またお前らか!!このキラービードル様の縄張りを荒らすのは」
そう怒鳴って来たのはあの銀色の蜂だった。
最近仕事が忙し過ぎて転職を考えてだした弧囃 若葉です。
そろそろ思い切った戦闘シーンを書きたいのですか、書く能力が足りず中々苦戦していますWW。
また投稿が遅くなるかもしれませんが応援よろしくお願いします。