男の娘の日
じゃあ前回に引き続き登場人物紹介を書きますね
名前 エリカ・マロン 13歳男
性格 少し生意気
職業 魔法使い
趣味 自分の長い髪を触ること
特技 竜殺しの一撃
次はイテホに付いて書きますね
テントの中俺たち話をしていた。
「ところで、二人のことを教えて欲しいね」
さっきから『ね』を連発しているイテホが俺に問いかけてきた。こんなやつだが話を聞いていると実は相当偉い錬金術師らしい
「それじゃわたくしから話ますね、わたくしの名前はエリカ・マロン、魔法使いです」
「脳筋な」
「うっうるさい!!・・・それと生まれはガルコです。あとしゃべること・・・ありましたね、こう見えてわたくし男の子です」
その言葉を聞いて、イテホが飲んでた水を吹き出した。なぜ吹き出したのかと言うとさっきまでイテホは
エリカのことを可愛い可愛いと言い抱きしめてたからだ。
「マロン・・・お前、女の子じゃなかったなかね!?」
「そうですよ、それとマロンは名前ではありません名字です」
エリカがいい終わるとイテホがまたエリカに抱き着いた
「さっさらに可愛いぃーーー!!男の娘なんてね!!」
「助けてくださいーーー昨日もこんなこと言いましたがくっ苦しいです!」
っとしつこくしゃべってくるエリカを無視しながら俺はイテホを見た。
「なあイテホ、お前はどうやってこの世界にやって来たんだ?」
もうイテホにはここは違う世界だと話は付けているがどうやってこの世界にやって来たかは聞いていなかった。
「どうやってね?・・・んーと言っても分かりづらいと思うがね、簡単に言うと、ある薬を錬金術で作っていたらね、その薬が急に光出してね気づけば森の中にいたね。信じられないでしょね」
「それがどうした?俺は信じるぞ、だってエリカだってそうやって来たんだからな」
イテホは、俺がそう言うとエリカをもっと抱きしめた。
「そうなのですか!じゃあ私がゴーレムを作ったことも信じるね」
「おお信じる信じる」
っまあこいつ錬金術師だしゴーレムぐらい作れても・・・待てよゴーレムが作れるんだったら
「あのぉーーイテホさん、そのー錬金術でコンパスなんか作れますか?」
「作れるねコンパスぐらい、待ってねえーーー!」
そう言ってイテホは抱いていたエリカを放り投げ外へと出ていった。
「あれエリカはついて来ないなか?」
「わたくしは行きません。あの子苦手ですから・・・」
「よーし作るのね!」
俺が外に出る頃にはイテホは錬金術で使う魔法陣的な物を地面に書き終えていた。
「まずコンパスに必要な鉄が要るね、鉄持ってないかね」
「鉄かぁーー」
っと言いながら俺はイテホに包丁を渡した。
これは本当は唯一の武器なのだが、鉄がないと作れないというのでしょうがなく渡した。
「ありがとね、これでコンパス作れるね!!」
イテホは包丁を魔法陣の中へ置くと包丁に手をかざした。
っおそうだこうした時間のもこいつのことを聞いておこう
「イテホ、そういえばまだ年齢聞いてなかったな。何歳なんだ?」
「えーと17歳だね・・・あ、出来たね」
早!?
「それとこの剣、半分余ったから返すね」
俺の手に半分欠けた包丁とコンパスが置かれた・・・って
「おいイテホ!!俺をなめてるのか?俺は円を描くコンパスが欲しんじゃないんだぞ!返品だ返品、今すぐ方位磁針というコンパスを作ってくれ!!」
「え!?そうならそうで先に言って欲しいね」
俺は再びイテホにコンパスを渡した。
「コンパスだけではダメなのね1度錬金した物はもう錬金出来ないね、だからその剣さっさと渡すね!!」
「はいはい渡せばいいんだろ、それにもう包丁使い物になんねーーしこれ」
そいて俺は包丁をまたイテホに渡した。
「あっこれ、いらないから返すね、あと方位磁針の錬金が終わったら正式に仲間に入れて欲しいね」
こっこいつ汚ねぇーーーけどっまいいか断る理由もないし、それともしここで断ったらコンパス作ってもらえないから詰むししょがないかっ。
「出来たのね方位磁針!はいどうぞ、これからよろしくね」
「ありがとう、そしてよろしくなイテホ」
「よーし早くテントの中に戻ってエリカちゃんを抱きしめよっね」
どうやらイテホはエリカのことを気に入ったらしい、エリカは女の子に抱かれてもらってうらやましいな
っま俺はいいけど・・・
「エーリーカァーー!!戻って来たのねーーー」
「ぎゃあ!殺戮魔がやって来たぁーー!こっ殺される・・・」
反対にエリカはイテホが苦手のようだ。
「こうなったら・・・スリープ!!」
「エリカそれは・・・zzz」
「おい、エリカなにしてるんだよ!?」
「なにって、殺されそうだから返り撃ちにしただけですよ」
こっこいつ頭おかしいだろ・・・
「叶樹もうるさいですね!・・・スリープ!!」
こうして俺は森の中での二日目を終えた。
「起きろぉーーー朝だぞ!」
「こんな朝早くなんだね・・・まだ眠いから寝ていいかね」
イテホは何を考えているんだ?昨日エリカのスリープで爆睡してたのにまだ眠いとか
「叶樹おはようございます・・・ってなんでまだイテホがここにいるんですかぁ!?」
「なにって、仲間になったじゃないかコンパス作ってもらった変わりに」
「聞いてませんよ」
って今はこんなこと言っている場合ではない、今日中に家に戻らなければ明日の仕事に間に合わないのだ
「なに言ってるんですか?叶樹いつでも家に帰れるじゃないですか」
「どういうことだ?まさかここが家とか言わないだろうな」
「わたくしのを誰だと思ってるんですか、魔法使いですよ!?テルポートの一つや二つ使えなくてどうするんですか」
本当に信用していいのだろうか?そう思いながら外へと出たが・・・
「エリカまだか?もうかなり待っているんだが」
エリカがいつまでたってもテントの中から出て来ない、やはり嘘だったのか?そもそも俺はゲームの中でエリカにテルポートなど覚えさせていたか?
「っや止めて下さい!!結ばないで下さいっ」
テントの中から騒がしい声が聞こえてきた。中を覗いて見るとそこには、イテホが錬金術で作ったと思われる糸でグルグル巻きにされてるエリカがいた。
「コラァ!髪に触れないで下さい、この髪の毛はとても清い物なんですよ
「その清い物を粗末にしてるんだったら持ったいないね、この私に任せるね!」
そう言ってイテホはハサミを取り出した。
「あーーっ切らないで下さい!!切ったら呪われますよ!?」
「なんでね?」
あーーこのバカらしい会話を今すぐに終わらせたい・・・
「なあエリカ、なんで髪切っちゃいけないんだ。別に切っていいだろ、それに動きにくいだろそれ」
「だからダメなのです。この髪はわたくしマロン家に伝わる伝統的な髪型ですから・・・だから切ったらいけないのです」
・・・理由になってねぇーーーーてかこの長い髪で街中歩かれたら俺困るんだけど・・・恥ずかしいんだけど
「じゃあ三つ編みにするんだったらいいかね」
「・・・三つ編みだったら・・・」
その時イテホがまだしゃべり終わっていないエリカに飛びついて髪を結び始めた。
「ちょっまだいいよっても言ってないんだけど・・・まあいっか」
エリカがやっと納得した。
「よし、話がついたなエリカ俺先に外に行ってるよ、お前らも遊び終わったらすぐ来いよ」
「あっ遊んでないですぅーーーー」
外に出た俺たちはエリカと手を繋いでいた、どうやら手を繋がないといっしょにテルポート出来ないらしいからだ、でもエリカそんな魔法覚えてたっけ?
「なあエリカこれからどうするんだ?」
「どうするってこれを使うんですよ!」
そう言ってエリカが取り出した物は・・・・
「何もないぞエリカ・・・だましたのか・・・よし歩いて行くぞ」
「まっ待って下さい、確かおとといまではあったんです。わたくしが手に持っていた物覚えてますか!?」
そう言われたのでおとといのエリカのことを思いでしてみる。
んーーと、雑草ソウを狩りに行ったらなんか分かんないけど蜂に襲われて、そしたらエリカが現れて俺を吹き飛ばして・・・理不尽なことしかないじゃんか!
「何も覚えてないぞ、覚えてるのは理不尽なことばっかだ」
俺は記憶力には自信があるが、やなことだったり都合が悪いことは忘れてしまうタイプだ
「おっ覚えてないですか!あんなに堂々と持っていたのに!?」
「あのーー手に持っていたのってもしかしてテルポートが出来ない人がよく使うワープ岩石かもね」
イテホが知ってるかのように言ってきた。
「そうワープ岩石ですよ!それがないんです。殺戮魔よく答えられましたね」
いつからイテホの名前は殺戮魔になっただよ!イテホその名前を受け入れるな!!
「ってことはエリカはテルポートを唱えらなれないのか?」
「・・・はい」
やはり俺の予想は的中していた。
「お願いです!叶樹探してくれませんか?」
「探してくれませんかって、探すに決まってるだろ!もう歩いて行っても正しい道が分からないからいつ着くかも分からない、それは探すしかないだろ」
「ありがとう叶樹・・・殺戮魔もいいですか?
「いいですけど、わた・・・・」
「よし!決まりだ、探しに行くぞ!!それとエリカもうイテホのことを殺戮魔と呼ぶのやめろ・・・」
こうして俺達はワープ岩石を探しにいった。
「ところで叶樹、わたくし達って迷子だったんですか?」
こいつら今の状況全然分かってねぇーーー
「お前ら察してなかったのか、今まで!?」
どうも動画を24時間ぶっ続けで見ても眠くない弧囃 若葉です
っま今回は特に言うことないので
さらばじゃあ-------!!!