騒音の日
今回から前書きに登場人物を少しずつ書こうと思います。
名前 佐々木 叶樹 24歳男
性格 飽きっぽいしすぐあきれめる
職業 社会の先生『講師』
趣味 モンスターとの戦い
特技 暗記が得意でだいたいのことは全て覚えている
次はエリカのことを書きますので、本編をお読み下さい
鳥の鳴き声がする。
その声と一緒に俺、佐々木 叶樹は起きた。今は何時にだろうか?
そう思いながらポケットの中にある携帯機を取り出した・・・やばっ!!昨日充電するの忘れてた・・・
「どうしよう・・・」
俺はつい口に出してしまった。そう、つい口に出してしまうほどやばい状況なのだ。なぜやばいかと言うと、このいまいる場所までずっと携帯機の地図機能を使ってここまで来たからだ、そのおかげで方向感覚全くないし、時間さえも分からない、助けを呼ぼうとしても電話が出来ないのでそれも出来ない。
が、詰んではいない。何故かというとこの携帯機にはソーラーパネルがついているので、半日ほどあれば充電が完了できるからだ。
俺はそう思うとテントの外へと出た。
そしてしばらくあたりを見まわして見るとちょうどいい岩があったのでそこに置くことにした。
「昨日、こんな場所に岩なんてあったけか?」
でも、そう言う頃にはもう遅かった・・・
「叶樹、危ない!速く逃げて!!」
っとタイミングよく言って来たのは、走って来たのかは分からんが息を切らしたエリカだった。
「わっ分かったって」
俺はエリカの言葉を信じてその場を走って逃げた。
「おい、エリカどこまで走るんだよぉ!?」
「なんでそんなこと聞くんですかぁ!まだ20mしか走ってないですよ。あれあれー?もしかして体力ないんですか?それとも運動神経がなさすぎるんですか?」
「・・・」
「なんで黙るんですか!?・・・っあ、もうそろそろ大丈夫ですよ走んなくて」
エリカがそう言うとそれとも同時に・・・
ブワァコンーーーーという音が森中に響き渡った
「マジかよ・・・これ・・」
俺たちは1分ほど待ってから、さっき爆発があったところへ向かった。なぜ1分待ってから行ったのかと言うと、近くに居たモンスターが爆破音を聞いて寄って来てないか確認するためと、まだ近くに庭壊しがいないか見るためだからだ。
庭壊しと言うのさっきエリカから聞いたモンスターの名前で、名前の由来は突然庭や畑にやって来て爆破するからこう付けられたらしい、なんというか普通過ぎる。
そうしている内に爆破があったところに」付いた。そこにあった風景はさっきまであったものとは違っていた、地面は直径5m深さ40㎝ほどの穴があいていて、爆風でそこらへんに生えていた草木は投げ飛ばされている。・・・だが1つだけ変わっていない物があった、それはルームボールという名のテントだった、
「なっなんでテントは無傷なんだよっ!」
「さっさあ!?」
エリカは驚いた顔で俺の方を向きながら言ってきた。
「俺に聞かれても分かるわけねぇーーだろ、エリカ!!」
そう大声で言うと我に帰った。
「携帯機がきっ消えたぁーーー」
その日の夕方、俺は携帯機が壊れてという精神的なダメージによって今日のやる気は完全失われてしまった。ああ、本当は携帯機の充電するしている時朝ご飯の回収をしようと思ったのにーー
するとエリカが、俺の悲しそうな顔を見てこう言ってきた。
「そんなにお腹、空いてるんですか?・・・」
違ぁーーう、確かお腹も空いているけど、いま一番悲しいのは携帯機がぶっ壊れたことだ!!
「でしたら、わたくしが朝早く取って来たこのリンゴをあげましょう」
「リンゴ持っているのか、エリカ?・・・まさかリンゴを取りに行くために早起きしてくれたか!?・・・そうか分かったぞお前が走って俺のところに来た理由、足を怪我している俺を気遣ってこんなに早く起きて
頑張・・・」
「違います!!」
なんか分かんないけど、いきなり違います発言されたぁぁーーーー
「それと、リンゴ・・・全部食べたの忘れてました。・・・なんというごめんなさい」
こっこれは一種のいじめなの?この精神的なダメージを凄く受けている俺にさらに追い打ちをかけるの?
ってゆーかエリカが来てから俺詰んでばっかじゃん、こいつが支援魔法しか使えない時点で魔王を倒すことは出来ないし、携帯機まで壊されれる。ねえ、俺死ぬのかな・・・
ああ死ぬんだったら一掃のことこいつを殺してから死にたい。
「なあエリカ、お前なんか体全体が女子みたいにぷにぷにしてて可愛いよな」
「急にどうしたんですか!?叶樹、そんなこと言いだして確かに可愛いのは認めますが、この空腹の状況でこんなこと言うのは間違えてるともいますよ!!」
こいつ今、自分が可愛いこと認めたぞ!?
「エリカ、本当にぷにぷにしてて美味しそうだな」
「っえ!?ついにわたくしを美味しそうだなと言いましたよこいつ!」
「えい!!もう食ってやる!!」
そう言って俺はエリカを襲った、・・・ああぷにぷにしててとても感触がいい・・・
こうしてエリカとテントの中でふざけあっていると突然地面が揺れた。
そして俺たちすぐにふざけあうのをやめテントの外へと避難した。するとそこには・・・
3m近い土で出来たゴーレム立っていた.
「なんだよこれ、勝てるきがしないぞ!・・・エリカ、今すぐ逃げよう!!」
「そうは行きません、このままのこのゴーレムを放置していいんですか!?わたくしは叶樹に選ばれた勇者としてここは逃げませんよ!というよりもしばらく戦闘していなかったので魔法使いの血が騒いでいます」
ああエリカがやる気になっちゃったよぉーーー・・・ってなんでこんな森にゴーレムがいるんだよ!
というかこの森にゴーレムがいるんだったら入らないよ、俺の装備的に無理だし。
そう思って俺はエリカを捨てて逃げようとした。すると
「なに逃げようとしてるんですか?・・・叶樹さん!?」
エリカに服を捕まれた。
「はっ離せよ!!ここは俺の墓場じゃないんだ!」
「やです、叶樹には一緒に戦ってもらいます、わたくしこう見え魔法使いなので前衛がいないと心細いです!!なので逃がしませんよ」
「わっ分かったよ殴れがいいんだろ殴れば」
このままじゃらちが明かないので、俺は決心して殴りに行った。
「うぉーーーーー!!」
俺の包丁がいきよいよくゴーレムに刺さった・・・あれ意外ともろいなこれだったら。
「おいエリカ、俺にクイックを掛けてくれ覚えるだろ」
「覚えてますが、どうしてですか?」
「どうしてでもいい!いいから早く唱えてくれ!!じゃないとゴーレムのパンチ頭に直撃して死ぬから」
「分かりましたよ、唱えればいいんですよね?・・・スリープ!!」
とエリカは魔法を唱えた、でもゴーレムには全然聞いていない。
「バカ!エリカ、こういったゴーレム系にスリープが効かないことくらい分かるだろ!?っというよりも早く俺にクイックを!」
俺はゴーレムの攻撃をかわしながら早口で切れながら言った。
「はぁーーー分かりましたよ、・・・シールド!!」
そう言うと俺の体は一瞬の内に重くなり、動きが鈍くなった。
「かっ体が思うどうり動かない・・・おいエリカ!!殺すつもりか!?」
その時だった、動け無くなった俺に容赦なくゴーレムのパンチが襲いかかって来た。
もう駄目だと、思って目をつぶった。
ドコドコドコォーーーー
あれ、痛くないそう思って目を開けたするとそこには、崩れた土の山があった。そうゴーレムは倒れたのだ
「叶樹、凄いでしょわたくしの魔法!ビックリしたでしょ!!」
「っえ、つまりどういうことだ?」
「どういうことだって?こういうことですよ、ゴーレムがシールドで硬化した叶樹を殴って来て、その衝撃で体がぶっ壊れたということだよ!」
いくら何でも体もろ過ぎだろ!?
「なあエリカ、お前はこうなると予想して俺にシールドを掛けたのか?」
「うっうん・・・そう・・ですよ・・」
エリカは目線を逸らしながら言ってきた
「なーーあエリカまさか、俺に死んで欲しくてシールドを掛けたんじゃないよな」
っと言うとエリカは言葉を返されないで俺から逃げた。
「待てぇーーこらぁーーー!、こっちはシールド切れたからもう走れるんだよ」
俺はエリカをグルグル追い始めた。
「捕まるものですか!クイック!!」
「あーずるいぞぉーーーー」
こうしてエリカとまたふざけあっていると足音が聞こえてきた
そのその足音を聞いて俺とエリカは走るのを止めて足音の方に体を向けた。
・・・もう影は見える。俺はモンスターだと警戒して包丁を向けたがそれはモンスターではなかった。
人間だったのだ。
「おお、こんなことに人がいるとはな、ゴーレムを作ったかいがあったね」
その人はそう言いながらこちらに歩いてき姿を現した。格好は白色の髪の短髪で白衣を着ている。
「私の名前は金李晃虎『キム・イテホ』見てのとおり錬金術師だ、よろしくね」
え!?何でもう仲間に入る予定なの!?それと見てのとおり錬金術師って見ても分かんねーーよ!
っと思いながらも
「俺の名前は佐々木 叶樹それとこっちは・・・」
「エリカです、よろしくね。」
言ってしまった、あーーもう後には引けないよぉーーー
「っま今日はもう遅いのでテントの中で続きを話ましょうか」
俺はいい人そうに誘った。
遅くなりましたが3話だせました。
次からずっとこのペースだと思うので気長に待って下さい