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好奇心が黒猫を殺す時  作者: 瞬々
第1章 黒猫赴くままに。
1/16

序 土御門 銀の報告

挿絵(By みてみん)



 有史以来、人類は自分達が理解しえない現象に遭遇した際、上位の存在――時に『神』の御業と称え、時に『悪魔』や『物の怪』の仕業と恐れ、時に『呪術』や『魔術』の修め、得ようと試みた。


 しかし、それらの多くは科学技術の発展と共に解き明かされた。


信奉は薄れ、

恐れは消え、

教えは忘れ去られた。


時と共に、徐々に、人々の中に作られた概念。


いつしか存在する物と存在しない物に分けられ、常識となっていた。


だが、2000年4月1日、


その日を境に変化が訪れたのだった。


その日まで当然のように意識していた概念が、

その日まで信じられていた常識が、


一変した。


自然現象では説明の付かない空間上に突如として出現した『穴』(通称名a 英名:hole)。それは、廃墟の中でひっそりと存在する■、一般的な家庭の■■■にある何の変哲もない■、滅多に人が通らない■■の■■に現れた。


その『穴』から、人によく似た形をした化け物『鬼』(通称名b 英名:Phantom)が出てきた。


『百鬼夜行』誰が最初に明言したのかは不明だが、その日、世界各地で人間が様々な姿をした『鬼』の手で『穴』の向こうへと連れ去られる集団拉致事件が発生した。

 当初、質の悪い悪戯(四月バカ)に違いないと多くの人間が思ったし、その目で現象を目の当たりにしていない者に信じろと言って信じる筈がない。胡散臭いオカルト番組のネタにされる程度で、まともな報道がされることはなく……、ましてや世界各地の政府がそんな非科学的な現象で動くわけがなかった。

 しかし、日に日に重なる目撃情報と被害報告は無視しきれない物となっていた。

 某国で大統領の娘が『鬼』に拉致された事件をきっかけに世界各地のメディアが報道を始め、緊急に対策機関が設立された。


 だが、対処としては遅きに失したとさえ言えるここまで至っても尚、各地の動きは緩慢だった。無理もない。何が起きているかも分からないような現象に対してどう調べ、どう動くのが適切かも判明していないのだ。

 

 そもそも一連の事件が現代科学で証明しようのない超常現象なんだから当たり前――(要削除)


 一連の超常現象に対し、緊急対策本部が打った案の一つとして特筆すべきは、由緒ある霊能者達を集めたことだろう。集められた彼らの協力を元に『穴』への対処に臨んだが、その多くは失敗に終わる。そもそも論だが、霊能力者と自称する者の殆どが並の人間であった。


 だが、ごく一部の霊能力者が『穴』の先の世界の探索に成功、『鬼』に対する有効な手段の先駆けを構築することに成功したのだった。


ファイルレポート① 『穴』と『鬼』の発見、『四・一異変』導入 

             作成 土御門 銀

コメント

再編集を要する。

『四・一異変』の事件箇所を示唆する文章を編集。報告は簡素かつ明確に。個人的な感想を削除。あと、過剰な詞的表現は必要無い。

       ――超常対策第二支部リーダー

土御門って打つと土御門元春って予測変換出ちゃう。



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