表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

パスツールの遺言

 むかし、あるところにナーロッパという所がありました。

 

 そこでは、オカルトっぽい医学が信じられていました。

 

 ジェンナーという医者が、天然痘という病気の子供に

ちょっとだけ、天然痘の傷を与えると、免疫力がついて

次に天然痘のエキスを注射した時に病気にならないと

言い出しました。


 それを信じた人々は、次々に同じ事をして病気は、

大流行、世界的に多くの死者を出しましたが、ジェンナーの

種痘法は、信じられ続け、今もオカルトっぽい治療を信じる

人が、新しい治療法を考えています。


 そんな時に、パスツールという医学オタクが、種痘法で

病気が予防できるなら他の病気も予防できるに違いないと、

狂犬病、コララなどでも、先に少ない量の病原を注射して

おけばと色々試し、これらの病気も大流行しました。


 そこに目を付けた隠れた支配者は、大々的にパスツールの

論文を公表し、現代でも金儲けと人口削減のための道具として

使われています。


 医学の話は、これくらいにして、本題。


 パスツールの娘は、名をジュリエットと言いました。

 

 恋人は、領地の偉い人の息子、ロミオがいました。

 

 パスツールは娘に、予防注射のワクチンを接種させませんでした。

ジュリエットは、不思議に思いながらも、ワクチン接種をしない事を

受け入れました。


 ロミオは、親の命令や、恋人の父の発明したワクチンを、

怪しく思いながらも、恋人の父が発明したものだし、地域のためだからと

ワクチンを接種してしまいました。


 しばらくして、ロミオや地域の住人は、ワクチン接種が原因で病気に

なり死んでしまいました。


 ジュリエットは、激しく父を責め、本心を聞き出しました。

ワクチンは、効くかどうかは本当はわからないと、金儲けのために

やってしまったのだと。


 ジュリエットは、発狂し、父の発明したワクチン接種を何本もして

同じ病気になって死んでしまいました。


 パスツール「私のウイルス論は、間違っていた。

激しく後悔している」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ