ディグリース小魔法王国1
ディグリース小魔法王国
政治形態:王を中心とした議会制。議員は市長のほか、アカデミーの教授。水宮からは神官長が会議に出席するが、発言を許されるのは天災の予言の時か慶弔の行事を取り扱う時だけである。
軍備:近衛隊、魔法兵団。あとアカデミーのアカデミア兵。各市に自警団がいる。
守護獣:不死鳥。名はメレチナ。
国風:完全実力主義。魔法の才がある者が敬われ、残念ながら才のない者は見下される傾向が強い。家は性別関係なく長子が継ぐ。
食文化:濃い味つけの洋食。水よりワインの方が多く飲まれる。
同盟国:ギルドラン赤龍王国、カディルワース白龍王国。
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歴史に登場する人物
エイル・ディグリース
『血塗れ戦姫』と恐れられる第一王女。王位継承権第一位。剣術において天賦の才を持つが、ワインを携帯しており常に酔っ払っている。ディグリースのことを弟としか呼ばず、距離を空けている。
ビオラ・ディグリース
世界一の美姫。王位継承権第二位。ぼーっとしている上斜め上を行く思考を持ち、ふらっと家出してしまった。彼女が旅先で描いた絵はかなりの高値で取引される。
ディグリース・ディグリース
『知識の箱』と恐れられる第一王子。愛称はディー。本名は嫌い。王位継承権第三位。過去のトラウマのせいで面倒臭がりになり死んだ魚のような目をしている。悪王を斬るとされる剣『白虎丸』を持ち、後に宰相位につく。
メレチナ
不死鳥の魔獣。義に厚く、王族とは仲がいい。年長らしくアドバイスもするが、茶目っ気を出してイタズラすることも。踊りが得意なため、カディルワースのヒルダ・フィオナ姫と仲がいい。
カフカ・エファランド
ディーと共に最高傑作の収集任務にあたる、占いが得意な女の子。頭のリボンがトレードマーク。大戦中は各地に出没し、革命家として活動した。その際偽名を使っていたのであまり記録には残っていない。