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作者ぺでぃあ  作者: 佐田祐美子
魔界とゲート・アイン
10/10

魔界1



魔界

魔王と勇者による世界の浄化システムが崩壊した際、魔王サキューシュカが封印した魔族領の一部。主に魔王城と城下町ヴァンタレイ、その周辺の森を指す。障気に蝕まれ、徐々に端から欠けていっている。


――――


魔界に関わる人物


サキューシュカ

第九十九第目の魔王。金髪碧眼の美女。ある事件を切っ掛けに黒髪黒目となっている。親人間派で、好物はアップルパイ。勇者がなかなか訪れないことに痺れを切らし、魔王であることを隠して勇者育成の旅に出る。結局勇者と恋仲になってしまい、「世界漂白」の時に次元の狭間に囚われる。


セイル(藤木河星流)

魔王四天王『星の使徒』。元は犬神へ生贄として捧げられた人間だが、犬神と魂を一にした魔族となった。前魔王の愛人にしてサキューシュカの教育係。親友を殺害されたことでサキューシュカに不審感を募らせ脱走。人間領の藤木河神社の巫女となる。

後に藤木河神社の神主を口説き落とし、夫婦となった。


ルシア

魔王四天王『凍結の天使』。氷系統の魔法を操るほか、治癒魔法も得意な為救護院の院長を務めていた。慈悲深く怪我人であれば人間だろうと放っておけない。唯一の天敵は暴力的なアルビレオ。「世界漂白」後魔界に閉じ込められた一人だが、ゲート・アインの秘術とアルビレオの手によって人間の少女に憑いている。


アルビレオ

魔王軍の将軍『黒炎の悪魔』。アルギュロスの弟。暴力的かつ残虐的で、人間を恨み滅ぼそうとする過激派。すぐ怪我をさせ自身も怪我をする為、ルシアに疎まれている。しかしアルビレオはルシアを好いており、障気に蝕まれたルシアを秘術で人間界に送ったりしている。自身も人間の少年に憑いており、ルシアの復活を目論んでいた。


アルギュロス

魔王四天王『白銀の悪魔』。アルビレオの兄。長らく魔王に仕えており、世界の浄化システムを裏で操っていた。書類仕事の苦手なサキューシュカに代わり領地経営を全て担うなど、優秀な人物。内面を隠すのが上手く、人間には恐れられ魔族に畏れられていた。「世界漂白」後は自身の浄化能力と魔力の強さから千年近くを滅びゆく魔界で孤独に過ごすこととなり、怠惰で退廃的な生を送っていた。


シュトルギース

魔王四天王『始まりの賢者』。アルビノの少年に天災を恐れる民衆の恐怖が取り憑いた魔族。魔法を呼吸するように扱う魔族の中で、理論を構築し研究を行っていた変わり者。魔法が扱いやすいという理由から子どもの姿をしている。意思のある魔法道具を製作していた。とある切っ掛けで人間の娘と恋仲になり、彼女のアップルパイを好んでいた。

「世界漂白」を引き起こしたとして責任を取り、崩壊する世界の平定に尽力した結果命を落とした。


ミラージュ

シュトルギースの作った生ける魔法道具。攻撃・防御をこなすオーロラの化身。シュトルギースに片想いしていたが、叶わないと知り絶望の末暴走、世界を真っ二つにしてしまう。


デイドリーム

シュトルギースの作った生ける魔法道具。絶対防護の衣と化す糸の集合体。普段はツインテールの少女を形作っている。表世界を繋ぎ止める為に使用された。やがて富士の樹海から発掘され高純度エネルギー集合体として利用されることになる。


ナイトメア

シュトルギースの作った生ける魔法道具。絶対切断の鎌と化す液体金属。普段は黒髪の少年を形作っている。裏世界を繋ぎ止める為に使用された。持った者は呪われる鎌として数多の戦場で振り回された結果精神が崩壊。その時にディグリースのビオラに拾われ、それとなく行動を共にする。




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