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15、敵と友と

少女同士で話で盛り上がっていたが、フェリクスがルナをダンスに誘いにきて、アデリンもダンス相手が来て、

エーリアルとアナベルも挨拶に行ってしまうと、一人残されてしまった。なので、ティファニーはそっとパウダールームに向かった。


鏡を見ながら簡単に髪型とドレスを直して、ふと気がつくと、ドレスを着た若い令嬢達3人に背後を囲まれていた。


「あ…」


(そうだ…一人にならないようにと言われてたのに…。これって危ないかな…)


「ティファニー・プリスフォード、ね」

中心的な令嬢と思われる、すらりとした綺麗な金髪碧眼の少女が、ローズ色の唇を開いて言った。姓名で言う所に含みがあるのを感じさせる。


(…どうしようかな…)

ふぅ、と覚悟を決めて振り替えることにする。

「ええ、そうですわ。わたくしに何か?」

丁寧に返事をしてみる。


「ラファエル卿とわたくしとは、縁談の話がありますのよ。ラファエル卿の周りをウロウロしないで頂きたいわ」


脇を固めている茶色の髪と琥珀色の瞳の豊満な体の令嬢もうなずいているし、反対側の金髪碧眼のこちらもまた豊満な体の令嬢も同じように頷いている。


「…ご縁談のお話が…」

どう、受け止めるべきなのか…。話がある、というだけで婚約したと言ったわけではない。

「貴女、分かってるの?邪魔なのよ、レディ ジェニファーの」

茶色の方がずいっと寄りながら言ってきた。

(あ、取り巻きが名前を言った…)

「そうですか?わたくし邪魔なんてしてますか?貴女とこうして話したのもはじめてですし、ラファエル卿から、レディ ジェニファーのお名前もおうかがいしたこともないので、全く気がつきませんでした。申し訳ありませんわ」

なるべく淡々と言ってみる。


「貧乏貴族の娘な上に、発育不良のくせに令嬢ぶるなんて本当に目障りよ」

金髪の方もずいっと寄ってくる。


3人とも小柄なティファニーより、背や横があるので圧迫感に襲われる。

向かい合っているうちに、頭がふらふらとしてくる。

思い返せばラファエルからの手紙を受け取ってから眠りも浅く、今日も朝から緊張のし通しで食事もいつもより減っていたかも知れない…


「だいたい、貴女は早逝の家系でしょ?見た目からして病弱そうでそんな体で貴族の嫡男と結婚しようだなんて有り得ないわ!」

ジェニファーが、その立派な女らしいラインの体を見せつけるようにティファニーに迫ってきた。

視界がぼやけて、体の力が入らない。

(…ちょっと…本当に倒れるかもしれない…)


「なんとか言いなさいよ!」

と、ジェニファーが手に持った扇を振り上げた。

「…あ…」

顔を庇おうと上げた手にパシンと当たり、その瞬間に限界はやってきた。

間が良いのか悪かったのか…


膝がガクリと折れて、ドサッとティファニー自身が倒れた音が響く。そして、意識は遠のいて行く。

「「「ええっ!」」」

ジェニファーたちの慌てる声がする。


「に、逃げましょう」

カツカツと彼女たちが逃げていく足音がする。


***


気を取り戻したティファニーは、見知らぬ部屋のベッドに寝かされていた。

「あ…倒れたんだ…私」

そっと体を起こすと、女性の近衛騎士が側にいた。白の制服でそうとわかる。

「気がついた?私は、近衛のアレクサンドラです。安心してね」

「あ、はい…」

もう、ふらふらしていた頭も落ち着いて大丈夫そうだ。

「何があったの?パウダールームで倒れてたの」

やさしく問いかける、彼女は長身で黒髪黒目の美人だった。

「あ…急に目の前が白くなってきて…それで…」

「逃げていった令嬢たちがいたという話も聞いてるのだけど?」


「…そうですか、でも関係ないと思います」

これは本当だ。

何かされた、というよりはティファニーの体調の問題だ。


「そう…」

アレクサンドラは窺うようにティファニーを見たけれどこれ以上事情を聞くのは止めたようだ。

「これからどうする舞踏会に戻る?体調が悪いなら医師を呼ぶ?」

倒れてからそれほど時間はたっていないようである。


「いえ、今日は家に帰ります」

「じゃあ、誰か呼ぼうか?」


ティファニーは悩んで、ラファエルを呼んでもらうことにした。

約束をしていたからだ。


アレクサンドラが、騎士仲間に頼んで少し時間が経ってとラファエルが部屋に入ってきた。

「倒れたって?」

心配そうに見てくる。

「もう、平気だけど…帰ろうかと思ってるの」

「分かった。じゃあ送っていくよ」

「ううん、まだ続いてるでしょ?先に帰るって一言言っておこうと思って」

「いいよ、もう挨拶もひととおり終わったし」


身支度はアレクサンドラが手伝ってくれたので、ラファエルとそのまま部屋を出ることにする。

「ありがとう、アレクサンドラ。お世話になりました」

「お大事にね」

にこっと笑い送り出してくれる。


「ちょうど、探してたところだった」

会場の中を探していたのだろうか…。

「ごめんなさい。パウダールームで倒れてしまったらしくて」

「大丈夫なのか?医師を呼ぼうか」

心配そうに覗きこんでくる。

「ううん、もう大丈夫だから。…ラファエルから手紙をもらってから。…ずっと興奮してて…今日それが許容量越えちゃったのよ」

くすっと笑った。

「俺のせいか?」

「だから、責任とってもらおうと思って呼んだでしょ?」

ティファニーも笑い返した。

王宮の回廊を、手を繋いで歩いた。それだけで、とても嬉しくて舞い上がる。


馬車つき場に着いたラファエルがブロンテ家の馬車を呼び、2頭立ての馬車に二人で乗り込んだ。

「ラファエル…指輪…ありがとう。すごく綺麗ね」

恥ずかしくて、お礼も言っていなかった。

「気に入った?」

「うん…」


ラファエルがそれに微笑みを浮かべてティファニーを見る。

「ねぇ、ラファエル…私たち本当に、結婚出来る?」

「え、どうかした?」

「ラファエルなら、たくさん縁談の話があるんじゃないかなって」

「それか、気にしてる?」

「絶対に、俺を信じて欲しい。それは片端から断ってるから」

「うん、分かった。信じてるね」

「なに?なんか素直になったな?」

ラファエルがふっと笑う。

「だって…本当に…ここにあるんだもの…。それに…愛してるって言ってくれたでしょ?」


指輪をかざして見つめながら、顔を赤くさせティファニーは言った。それを疑ってしまうと、何を信じれば良いのかわからない…。


馬車はあっけないほど早くに、バクスター邸に着いた。

「扉まで、送るから」

「ありがとう」

ラファエルが先に降りて、ティファニーが降りるのをしっかりと支える。


降りてから玄関までの道が、短すぎる…。

早く帰りたいような、離れがたいような…。

ふと顔を上げると、視線が絡み合う。

ラファエルの男らしく骨ばった手が、ティファニーの後頭部を支えて唇が軽く、そして次第に深く合わさる。

そっと応えるように、ティファニーもラファエルのしなやかな体に手を回した。


「…平気?…」

身を預けているからか、そう聞いてくる。

「…さっきと違う意味で…倒れそう…」

そう言うと、ラファエルが笑った。


ノックを鳴らずと、執事が扉を開ける。

「おかえりなさいませティファニー様」

「舞踏会で倒れたんだ。必要そうだったら医師を呼んでくれ」

ラファエルはそう告げた。

「左様でございましたか、それではすぐにお休みの仕度をさせます」

執事の声に反応して、まだ仕事をしているらしいメイドがやって来る。


「おやすみ、ティファニー。ゆっくり休めよ」

「ありがとう、ラファエル…またね」

軍服を翻して颯爽と去っていくラファエルは、とても素敵だった。


「さ、ティファニー様。まずはお部屋へ」

うなずいて自室に入ると、少ししてエマが入ってきて仕度をしてくれる。

「まぁ…ティファニー様…これ」

手袋を外そうとしたエマが、指輪に気がついたようだ。

「ラファエルにもらってしまった…」

ティファニーが思い返しながら言うと、

「先ほどちらりと見えましたけれど、今日はお二人とも正装で、それはそれはさぞ素敵なひとときでしたでしょうね」

ふふふっとエマは笑う。


「教えなーい」

「あら、やだティファニー様ったらすっかりと浮かれてられるんですから」

結い上げた髪をほどき、櫛梳るとようやく背中半ばまで伸びた髪が背を覆う。

ドレスを脱ぎ、コルセットをほどくと

「あら、1度緩められたのですか?」

「ちょっと倒れてしまったの、それで女性騎士の方が緩めて下さったのよ」

「そうですか…まぁ、ずっと興奮してられましたから倒れてしまってもおかしくありませんわね」

「…そうよね…」


だけど、早逝の家系だとそう言われた事が心にぐさりと突き刺さっていた。

確かに母も出産時してまもなく亡くなったと聞いているし、若かった筈で、父も36歳で亡くなっている。二人とも早すぎる死である。

見た目が小柄で細目の体型だから、病弱そうに見えることもわかっている。しかも、それを証明するかのように、タイミング悪く倒れてしまった。

彼女達はきっと、そら見たことかと思ったかもしれない。

家も、外見も、そう生まれついたものでティファニーが変えれるものではない。自信満々に挑んできたジェニファー。


普通に見れば、ティファニーよりも彼女は申し分ない花嫁候補だろうな…。

でも…信じたい…、頑張りたい…。ティファニーを応援してくれた人がいるから、ずっと支えてきて貰った事を知ったから。


想いを交わした今となっては、絶対にあきらめたくない。



ジェニファーの事が不安ではあったのだが、そんな不安をよそにとてもとても、幸せの日々がやってきた。


王宮の舞踏会で3曲をラファエルとティファニーが踊った事で、社交界では、二人が言い交わした仲だと噂が流れていたし、実際にティファニーの指には指輪があり、ラファエルのエスコートで夜会にも出掛けてとしていると、周囲は若い恋人を歓迎する雰囲気であった。


ラファエルとの朝の乗馬もまた再開して、ティファニーの乗馬はめきめきと上達していく。

デューイ達も心得たもので、ラファエルが誘いに来た日はラファエルの分の朝食が必ず準備されているようになっていった。


夏を前にして、ルナからの手紙でいよいよガールズナイトパーティをすると連絡が来た。


ルナによると、みんなでオペラを見てそれからブロンテ家に泊まる予定だという。

ティファニーにはラファエルが、ルナとフェリクス、それからアデリンとレン・シャロット、アナベルとキアラン・スプリングフィールド、エーリアルとオスカー

と二つのボックス席をとっての観劇となる。


フェリクスは、貴族らしい高慢ともとれる雰囲気でとても緊張させられるが、ルナが彼を柔らかな雰囲気で包み込んでいると少し解れてティファニーにも少しばかり話しかけやすくなる。

ルナはよくこの人と緊張せずにいられるな、と感心させられる。


見た目でいえばラファエルも貴族らしいのだが、どこかやんちゃな雰囲気が漂う。ティファニーにはそういう部分を隠さずに見せているというのもあるかもしれない。

ともあれ…フェリクスと同じ空間というのは、少し緊張させられるのだ。

アデリンとキアランは、キアランがどことなく頼りない感じだが、それとなくアデリンがサポートをして軌道修正しているという感じでなかなか良い組み合わせのようである。


それぞれに補いあってるのだな…とティファニーは思った。


そして、楽しみなオペラが開幕するのでティファニーは観る姿勢をとって集中する。どうやら、ルナもそういうタイプらしくて同じく気合いが入っていて隣同士、笑い合った。


オペラは貧しい生まれの主人公が、王子様と結ばれるという王道のストーリーである。


素敵な舞台演出と、演技と音楽に引き込まれる。


オペラの終わりには、レストランに寄って遅めの晩餐をとる。

ここはフェリクスが予約をしていたらしくて、落ち着いた店内と、料理が出された。


こうして、大勢でいるとラファエルは自分の事を俺とは言わずに私と言っているし、言葉づかいも改めている。

そうしていると、普段の気安いラファエルとは別人のようである。


いよいよその後はブロンテ家に向かう訳だけれど、ティファニーは邸内に入るのは初めてである。

女性たちがルナと泊まるが、男性たちもそのままサロンで過ごすようだった。


一番広い客間に全員で入り、みなネグリジェに着替える。

はじめはオペラの感想を言い合ったりしていたが、少しずつお酒が効いてくる。

「ねぇねぇ、ティファニー。ラファエルと1つ屋根の下に泊まる気持ちはどう?」

エーリアルがこそっと聞いてくる。

「どうって…。ルナだってフェリクス卿が向こうにいるでしょ?」

「ルナとフェリクス卿はもう長く婚約してる二人だもの。1つ屋根の下なんて初めてじゃないでしょ?」

エーリアルがふふっと笑いながら言う。

「うーん。1つの部屋ならドキドキしそうだけど今は平気よ」

「えー、それつまらない答え~」

くすくすとエーリアルが笑う。

そうして更にお酒がまわり出すと、話題は際どい所に向かっていく。

「ルナって、フェリクス卿とキスくらいはしたの?」

アデリンがすばっと聞いている。

「ん、まぁそれは、ね。そうね」

ルナが躊躇いつつも否定しない。

「そうよね…。もう2年近く婚約してるものね」

アデリンは頷いている。

「じゃあもちろん、ティファニーも…よね?」

エーリアルがワクワクと聞いてくる。

「え、と。そうね」

「初めてはどこだった?」

「王宮のテラス」

きゃーとエーリアルが嬉しそうにちいさく叫ぶ。

「なかなかの遣り手ね、ラファエルって。若いのに」

エーリアルが取材するかのように聞いてくる。

「私の事は良いじゃない。エーリアルこそどうなの?」

「ええー?私?私は、まっさらよ。うふふ」

どうやら少量で気分よく酔えるタイプらしい。ご機嫌に歌を口ずさんでいる。


「あら、エーリアルったら弱いのね」

ルナが言う。そういうルナはけっこう飲める方であるらしい。

アデリンとエーリアル姉妹はどうやらお酒に弱いらしく真っ先に眠りに落ちた。


気がつけば、ルナとアナベルも赤い顔をしている。ティファニーはチビチビ飲んでいたせいか、まだ大丈夫だった。

しばらく、ルナとアナベルの恋の話を聞いていると、

「んー、飲み過ぎちゃったかも」

ルナがゴロリと横になる。どうやら、一気に酔いを感じたらしい。

「お水もらってくるね、ちょっと待ってて」


ティファニーはアナベルにルナを任せて、部屋を出た。


客間のある棟から、居住棟へ向かったところで少し話し声がしたので、キッチンの在りかを聞こうと思ったのだ。


扉の近くまで行って思わず固まった。

「駄目だ、許可は出来ないと言っている」

「父上、会いもせずにそうやって否定しないでもらえませんか?」

「姿なら見たことがある。いいか、ラファエル。うちは武門の家だ、健康で頑強な跡継ぎがいるんだ ティファニー・プリスフォードでは望みは低い」

ガツンと殴られたような気持ちになる。

「その為に、許可は出来ないと?」

「ティファニーが悪いという事ではなく、ラファエルの妻としては相応しくないと言いたいのだ。恋人であるだけならいいだろう、だが、結婚は許可は出来ない」


思わず聞き入ってしまった…。これ以上は聞いてはいけない、とそっとそこから離れる。

少し経って、疲れた表情でラファエルが出てきた。

「…ティファニー?」

立ち尽くしていたティファニーにどうやら、気がついたらしい。

「…うん」

「どうした?」

「お水がほしくて」

「そ、か。こっち」


ラファエルが階下にティファニーを連れだっていく。

階下は使用人のエリアだから、客人にはその入り口はとてもわかりづらい所にある。


水差しに、水を入れてセットしてくれる。

その後ろ姿に、そっと背中から腰当たりに腕を回して抱きついた。

「伯爵閣下は…私とのこと、反対なのね」

「聞こえたんだ…」

ふぅ、とラファエルは溜め息を出した

「絶対に説得する。だから何も心配するな」


ラファエルに回した手が、そっと握られる。

「分かった…。でも、私に出来ることがあったらちゃんと言って欲しい」

「言うよ、ちゃんと」

そっと回した腕を外すと、ラファエルは抱き寄せてキスをそっとしてくる。

「ごめんね、私がこんなだから」

「だから、こんなだとか言うなって。悪いのは、頑固親父の方だ」

「そんな事ない…。親だから心配もするのよ」

「父上が気にしてるのは、俺の事をじゃなくてこの家の事だよ」

「ラファエルったら」

「うん。でも、そうなんだ…そうでなかったら、反対する理由なんて何も無い」


勝手に、ラファエルの親といえばキースとレオノーラのような雰囲気を想像していたからまさか、反対されるなんて思いもしていなかった…。

「お水…持っていかなきゃ…」

「近くまで持っていくよ」

水を入れた水差しは重たい。遠慮せずにラファエルに頼むことにする。それに、暗い邸内を一人で迷わずに戻れる自信もなかった。

客間の前まで来ると、水差しを受け取って

「おやすみなさい…朝、会えるかな?」

「うん。多分早めに起きてるよ」

「じゃあ、私も早く起きるね」

ラファエルはうなずいて、去り際に

「あ、その格好で他の男の前に出るの禁止」

と服を指差した。

ティファニーは、ネグリジェにガウン、そして下ろしたままの髪だった。

「あ…」

「おやすみ」


部屋に入ると、ルナは寝ていて、アナベルだけが起きていた。

「ごめんね、遅かったよね。迷ってしまって…」

「ううん、あの後ルナも寝てしまったから」

アナベルはおっとりと微笑む。

平凡だと評される容姿だけれど、安心されられる空気感がある。

「もしかして、ラファエルと会えた?」

どきっとする。

「うん、少しだけ」

「そういうの、ドキドキしそう」

ふふっとアナベルが笑って、ティファニーもそうだねと笑みを返した。

アナベルが寝てしまうと、一人…

会話が脳裏からなかなか離れない…。ぐいっと一気にワインを飲んでみる。そして、もう一杯、と。


ティファニーは、空いているベッドに潜り込んだ。酔いはまわってきたはずなのに、なかなか眠りはやってこなかった。


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