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第一話 リンドウ・アカツキという男-1

 

 女のために命を賭ける男は馬鹿であるか?

 リンドウは声を大にしてこう答えるだろう。

 あえて言おう。大馬鹿者である、と。


 愛を貫き通せば必ず幸せが待っている……わけではない。懸けた命を落とした時、残された者たちは精神的にも肉体的にも大きな負担を背負うことになる。死んだ者はあの世行きで終わるが、先の人生がある者からしてみれば堪ったものではない。


「なんてことしてくれたんだ」と恨み辛みの言葉を吐かれても文句は言えない。

 愛だからという理由で美談では終わらない。それが世の中の現実だ。


 特にリンドウのような貴族の後継ぎでもある者がそのような愚行を犯せば周りから嘲笑されるだろう。貴族にとって第一に考えなければいけないことは家の存続だ。女性でも後継ぎになれる世の中にはなったが、それでもまだ男系継承が根強く残っている。


 愛のためならば己の命すら捨てることを厭わない。

 それは物語のような奇跡を信じる大馬鹿者が考えることだ。


 そして、リンドウはその大馬鹿者になると決めた。


「その神ゲー、参加します」


 初志貫徹。

 幼い頃に咲いた初恋の花はいまもなお、燃え広がるように心の中一面に咲き誇っている。


 リンドウはその花畑の枯らし方を知らない。



この物語が貴方の心に残る物語であることを祈ります。

※第一話のみ、2026/01/02の11:00 から10分おきに続きが更新されます。

※どうぞ続きをよろしくお願いします。

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