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ハサキール攻略②

 そのころハサキールの城主オリヴァー・ヴィンター子爵は軽い恐慌状態に陥っていた。年は四十歳手前。平凡な人間であるという自覚がある彼は彼なりに無難な選択を選んできたつもりだった。だが、今あるのは無難さからは程遠い。ラーザイルの軍が裏切り者を討伐するために向かってきていた。

 ヴィンター子爵はハサキールに駐留するガラック王国軍の守備隊長に連絡するとともに協力を要請した。

 ガラック王国軍の守備隊は商館の一つを接収して拠点としていた。やや動転している様子のヴィンター子爵に髭の濃い守備隊長は大きく頷いた。

「もちろんです。すぐに厳重警戒態勢に移り、守りを固め、本国や周辺の城に援軍を要請しましょう」

「ああ、そうしてくれ。それでガラック王国軍の援軍はいつ到着する?近場なら明日、明後日には集まるだろうか」

 ヴィンター子爵がせわしなく尋ねた。守備隊長は宥めるように常識を言った。

「落ち着いてください、ヴィンター卿。本国からここまで距離があります。早くとも翌週でしょう。周辺からの援軍も今時点では何とも。敵がどの城を狙っているか、まだ分かりませんからな。しばらくは様子見です」

「……」

「ははは。そんな心配そうな顔なさいますな。この都市は要塞そのものだ。それはあなたが一番ご存知のはず。我が王国の兵が二千。貴方の兵が千五百。市民兵を含めて四千ほどになりますか。それだけあれば相手が万の軍勢でも数か月は持つでしょう」

 援軍が来るその日まで都市の守りを固めて待つだけの話です。と、自信満々に答える守備隊長にヴィンター子爵は自分に言い聞かせるように納得した。

「……そうだな。ああ、その通りだ……」

 そうは言ったものの、不安の尽きないヴィンター子爵だった。相手はあのヒルデ・シューマッハ。十五、六の少女だが、ガラック王国軍を打ち破っている。その魔術のような奇策を今自分に使ってくるのではないか?

 悲観と楽観。ハサキールを守る二人の将は互いに相反する予感はあったが、それはそれ。敵は目前である。二人は部下に指示を出して、それぞれの準備にあたった。

 歯車が一つ狂い始めたのは翌日のことだった。

 ヒルデ率いるラーザイル軍があと数日のところに迫ったとき、ある噂をヴィンター子爵は耳にした。

「私が再びラーザイルに寝返るだと⁉」

 家臣からそれを聞かされたヴィンター子爵は思わず驚きの声を上げた。噂には続きがあった。

「裏切りの罪を帳消しする対価として、ラーザイル軍に協力しこのハサキールの門を開け放つ?誰だ、そのような根も葉もない噂を口にしたのは⁉」

 家臣は首を捻った。

「さあ……ですが、都市内ではその話でもちきりです」

 他の者も特に変わらぬようだった。

 ヴィンター子爵は大きなため息を付いた。

 ガラック王国側についたものの、王国は思うような勝利を手に入れられず、裏切り者であるヴィンター子爵の立場は微妙だ。

「しかし、噂とはいえ意外に悪くない話かもしれませんな。ラーザイルに戻るいい機会とも言えます」

「バカなことを言うなっ!」

 他人事のように無責任に意見を口にした家臣にヴィンター子爵はしっ声を放った。

 あり得ない話だ。そこにヴィンター子爵自身の命の保証はどこにもない。貴族にも最低限の体面というものがある。裏切り者に対して手ぶらで許されるほど世界は甘くない。そもそもヒルデ本人からの連絡が来ていない以上信憑性は皆無である。

「全く……一戦もせずに、自分の娘と変わらぬ年の者に頭を下げろだと?よくもそのような恥ずかしいことを口にできたものだ!」

 そこでヴィンター子爵は気づいた。噂は都市内にいるガラック王国軍にも届いているはずだ。下手をすれば、噂を真に受けたガラック王国軍に殺されてしまう。

 慌ててヴィンター子爵はガラック王国軍の守備隊長に申し開きに行った。

 ヴィンター子爵の弁明に守備隊長は鷹揚に笑った。

「なるほど。それはわざわざ。ええ。そのことにつては私も耳にしています。しかし、全くおかしな話です。ヴィンター卿がそのようなことをお考えになるはずもありませんからな」

 ヴィンター子爵は胸をなでおろした。

「全くです。何者かが私を陥れようとしているのでしょう。外にいる敵よりも内の敵が怖いとはまさにこのことですな。これは心して用心せねば」

 あまりうまくない表現だった。ヴィンター子爵は言葉にしてから後悔した。それはある意味ではヴィンター子爵とガラック王国軍の関係にも取れる言葉だった。一方、ヴィンター子爵はいつの間にか自分が丁寧語になっていることに気付いていない。

 だが、守備隊長はそこには触れず、心配そうな顔を作った。

「確かに……ですが、心配ですね。場合によっては背後から狙われかねないということですか」

「いやまあ、そこまでは……」

 「それはよくない!」と突然大声を上げた守備隊長は続いてヴィンター子爵に提案した。

「もし不安であるのならば、いかがでしょうか?いっそ我が兵の守る屋敷に来られるというのは?お一人だけでとはいいません。ご家族も心配ですからな。身の世話を行う従者を連れて一緒に来られるとよいでしょう。ガラック王国軍であれば万が一にもラーザイルに屈することはありません」

 暗に人質を出せ、と守備隊長は善意の仮面を被って言ってきたのだ。噂の真偽はともかく、守備隊長にしてもヴィンター子爵は信ずるに足る相手ではなかったということである。

 ヴィンター子爵は息を詰まらせて硬直した。辛うじて出たのは「ははは……」という愛想笑いだった。守備隊長はただ無言で返事を待っていた。

 ヴィンター子爵は冷や汗を大量に流しながら、「いえ、ご心配なく。結構です」と舌を縺れさせながら断った。人質を出せば当面の安全は保障されるだろうが、人質を盾に今後どんな要求をするようになるかわかったものではない。

 守備隊長は目を細めた後、すぐに笑顔を作った。

「そうですか。ですが、いつでも我が軍は歓迎します。ご検討ください」

 その言葉は何とも言えないほど冷え切ったものにヴィンター子爵は感じた。

「ありがとうございます」

 それしかヴィンター子爵には言えなかった。ガラック王国軍のいる屋敷から帰ったヴィンター子爵は不安と鬱憤を紛らわせるように家来に怒鳴り散らした。

 翌朝、ヴィンター子爵は新たな異変に気付いた。外の騒がしさに目を覚ますと。窓の外を見ると、ハサキールの住民が屋敷に押し寄せて騒いでいる。

 ヴィンター子爵を罵倒する声が遠くから届いている。聞こえてくる言葉は似たり寄ったりだが、要約すると「ラーザイルの裏切り者」だった。

 地方領主の変節自体は珍しいものではない。己の家を守るために、どちらに付くべきか損得勘定を働かせるのはむしろ常識と言ってよかった。ミランダ王、ラーザイル連邦への忠節を捧げた結果が家の滅亡――そのような選択を敢えてとるような人間はそういない。そんな人間が希少であるからこそ美談として歴史に残るのである。

 先の戦いでガラック王国軍が攻めてきた時は、ほとんどラーザイルの敗北が確実視されていた。であれば、ガラック王国の側に付くのは並の領主の感覚からすれば至極自然なことであった。

 実際、民からすれば、本心では自分の領主がラーザイルから抜け出そうが抜け出さまいがさほど興味のあるところではなかった。極論、自分たちの暮らしが脅かされなければどうでもいいのである。

 ただ、ハサキールはラーザイルの支配で長くいた分、ラーザイルの文化圏にあると言えた。そこであったのが、ヒルデの演説である。人づてに聞いたヒルデの言葉に沸き上がっていたハサキールの住民たちはラーザイルの英雄、ローベルト・シューマッハ以上の希望がすぐそこにいると聞いて、燃え上がった。

 ヴィンター子爵は困惑した。

「急にどうした?なぜこのようなことになっている」

 ガラック王国に都市の安全と引き換えに支配下に下ったときも多少の反発はあったが、これほどではなかった。なぜ今のような厄介な時期に、思い出したかのように騒ぎ立てているのか。

 訊ねられた家臣もまた困惑したように首を捻り、彼ら同士で顔を見合わせた。ガラック王国軍が狼藉した、という話は聞いていない。ガラック王国軍はそのあたりの軍規の厳しさは徹底されていた。

「わかりません。が、シューマッハ公は先の戦いで一躍名を馳せましたからな。そのシューマッハ公が直々に来ると聞いて民も動揺しているのやも知れません」

「なんでも民たちに直接演説をしたそうではないか。不思議なことをするものだ」

「確かに。あのような学のない者にも直接語り掛けるとは物好きと言わざるを得ませんな」

 家臣の一人がそれらの意見をまとめるように言った。

「ただ、それもありますが、やはり民の心情としてはラーザイルへの思いが強いのかもしれません。いかがでしょうか?シューマッハ公に打診して見るというのは」

 何を、ではない。ラーザイルへの裏切りをである。

 恥も外聞もないその提言にヴィンター子爵は顔が赤くなった。半年もたたないうちに二回も裏切れと言っているのだ。先日、それはしないと言ったにもかかわらず。

 流石に敵が来て、民が騒動を起こしたからという理由だけで簡単に裏切ればヴィンター子爵家はちょっとしたことで慌てふためく臆病者の貴族となる。それに、容易く裏切るような節操なしの貴族をヒルデ・シューマッハは許す保証もない。仮に許すとしても、ガラック王国軍とともにある今、その行動はあまりに危険すぎる。

「ふざけるな!」

 ヴィンター子爵は怒声を発した。ここは怒ってみせねばならなかった。ここで躊躇えば、いらぬ風評となってまたあの守備隊長の下に届くかもしれない。

「先日も私は言ったぞ!私はあの小娘に頭を下げるつもりはないと!民が何だ!放っておけばよいではないか!それよりも、この噂の出所だ!そいつを断たねばまたこのように面倒なこととなる」

 そこではっとヴィンター子爵は一つの考えに行きついた。

「まさか貴様か⁉噂を広め、民を扇動しているのは!」

 家臣は慌てて否定した。

「扇動……⁈何をそんないきなり……そのようなことを私はしておりません!私はただ――」

 ヴィンター子爵からすればその慌てた否定こそが事実だと告げているようなものだった。

「黙れ!言い訳は無用だ!――衛兵!こいつを牢獄に繋げ!言い分は戦が終わった後でゆっくりと聞いてやる!」

「お待ちください!私は――」

 その家臣は釈明すら許されず地下牢に投獄された。ヴィンター子爵は家臣たちを前に睥睨した。他の家臣たちは慌てて開きかけた口を閉じた。

 ヴィンター子爵は興奮で声が裏返せて言った。

「よいか!二度とラーザイルに与することを口にするな!次はこれで済まさんぞ!」

 そう言って、ヴィンター子爵は自分の剣を手にかけた。

 次は殺す、と言外に伝えたのだ。

 家臣たちは粛然としながら従った。だが、状況は大きな改善を見せなかった。住民たちの反発の声は増すばかりで、ちょっとした暴動騒ぎが各所で起こった。ヴィンター子爵の兵だけでなく。ガラック王国軍にも石を投げる始末だった。

 その報告を聞いたガラック王国軍の守備隊長は部下を下がらせて顔をしかめた。

 実際に戦うのは兵士たちだが、こと城や都市の防衛戦においては、住民の協力が必要不可欠である。その住民が暴徒と化せば、守備兵たちは内外に敵を持つこととなってしまうからだ。壁外の敵に対しては城の壁があるが、壁内の敵はどうか。

 これほど厄介なものはない。住民の手にしている武器が石や棒切れだったとしても、数で押し寄せられれば、流血沙汰は避けられない。自衛しようと武器を振るい、住民を殺せば、今度は十倍の数の住民が憤り一斉に蜂起するだろう。住民たちの方がガラック王国軍よりもはるかに多いのである。ラーザイルの軍と戦うどころではない。

 そもそも住民に剣を振るうこと自体本末転倒だ。ハサキールを守るために戦っているのに、自分で自分を傷つけるような愚を犯している。同じ人間として倫理や人道から外れるようなことを誰が進んでやりたいだろうか。

 守備隊長にしては珍しくため息を付くと、そのため息が呼び寄せたのか、部下の一人が守備隊長の下にかけこんできた。

「報告します!」

 守備隊長は内心うんざりした。いい報告でないのは顔色で分かる。聞きたくはないが、聞かねばならない立場であった。

 守備隊長が頷くと部下が報告を始めた。

「こちらに向かっていたラーザイルが軍を二つに分けました。およそ八千の兵を北に向け、残る三千がこちらに向かっている模様です!」

「ふむ。そうか」

 その報告を聞いた守備隊長は少しだけ考え込んだ。すぐに顔を上げて、その部下にいつでも移動できるよう準備に移れ、と命令を出した。

 すると、しばらくしてヴィンター子爵が慌てて守備隊長の下にかけこんできた。

「どういうことか⁉今から何をしようとしている⁈」

 凡庸であるヴィンター子爵だったが、都市の主としてガラック王国軍の動きは注視していた。そのガラック王国軍がいきなり慌ただしく動き始めたことを聞いて、何事かと飛んできたのである。

 守備隊長はにこやかな笑顔で迎えた。

「これはこれは。ヴィンター卿御自らお越しくださるとは。お伺いする手間が省けました。ラーザイル軍の動きについてはご存知でしょうか?」

「無論知っている!奴らは軍を分けたというのだろう⁉だが、それがどうしたのだ⁈」

 ヴィンター子爵は食って掛かるように言うと、落ち着いてくれと手を前に出した。

「そうです。当初の想定ではラーザイルの全軍がこちらを攻めに来ることを想定していました。が、状況は変わりました。敵は防備の固いハサキールを敢えて攻めるような無理は冒さず、最低限の備えだけを残し、残る軍勢で他の城や都市を攻略するつもりのようです」

「そうだろう。よいことではないか!このまま守りを固めていればこの都市は安全だということだろう⁈」

「ええ、ですから我がガラック王国軍二千をもって他の都市を救援に向かおうと思うのです」

「なっ……⁉」

 ヴィンター子爵は驚愕して、後ずさった。すぐに我に返り、語気鋭く守備隊長に迫った。

「ばかなっ……!ここの守りはどうなるというのだ⁉」

「どうなるも何もあなたの兵、千五百と市民兵五百もいれば三千の兵を守るのに不足はないでしょう。敵の三千という兵数から考えて、目的はここハサキールの牽制のはず。残る兵力で、周囲の攻略を目指している、といったところですか。――もし我らが何も動かず、周囲の城が軒並み落とされでもしたらここは孤立する。それだけは避けたいと思いませんか?」

「それはそうだが……」

 その分この守りが弱くなるではないか、という言葉が出かかった。

 言うまでもなく、守備隊長は知っているし、ガラック王国軍からすれば、このハサキールはあくまで全体の戦場の中での一部でしかない。

 だが、そんな事情ヴィンター子爵には関係ない。ガラック王国にとって局地戦でも、ヴィンター子爵にとってはここが全てである。それだけに必死で言った。

「では、千の兵を!いや、せめて五百の兵だけでもここに残すというのはどうだろう⁉ここもまた貴国にとって重要な拠点であるのには間違いない!そうだろう⁉」

「ヴィンター卿」

「いや、敵の兵力は三千と言ったな。であれば、四千の兵数を持つ我らが有利だ!のこのこと現れたところをこちらから打って出て叩き潰すのはどうだろうか⁉その後、ゆっくりと救援に向かえばいい。どうだ⁉妙案だと思われるが」

「ヴィンター卿」

 守備隊長は優しくヴィンター子爵の肩に手を置いた。

「あなたのご心配はよく分かりますとも。ですから、もし敵に妙な動きがあればすぐに馬を走らせてください。危険とあらば直ちに馳せ参じましょうぞ」

 優しい顔をしていたが、有無を言わせぬ力があった。ヴィンター子爵が言葉に詰まっていると、それを了解の意志と守備隊長は決めつけて襟を正して言った。

「ご理解ありがとうございます。なに、十日もすれば本国からまとまった援軍も来るはずです。では、我らも急ぎますのでこれにて。ヴィンター卿のご武運をお祈りいたします」

 そう無理矢理締めくくると、ヴィンター子爵を体よく追い払った。

 そして、その翌朝。守備隊長は言葉通りガラック王国軍の兵二千をハサキールから全て引き払ってしまった。

 守備隊長はハサキールから出た後、近くの副官に笑いかけて言った。

「僅か五百の兵だけを残していけようものか。傭兵ならいざ知らず、我が国の兵士を敵地で孤立させるようなことできるはずもない」

 副官も頷いた。

「ですな。万が一ヴィンター卿が裏切りでもしたら、朝起きたら寝床にラーザイルの兵士が首元に剣を突き付けている、なんてことになりかねません。戦った結果ならともかく無駄死にですな」

 周囲の目もなくなった今、二人の会話は辛辣そのものだった。

 二人ともヴィンター子爵の裏切りがないか気を張っていただけに、その解放感から口は軽くなっていた。

「うむ。守れぬ城と心中することはあるまい。相手が我が軍より少ないとはいえ、こちらはバラバラ。仮に打って出たとしても、まともに戦えるかどうか。あまりにも危険だ。――それにしても自分の民すらもまとめきれぬとは困ったものだ。あの様子では例えこの二千の兵があったとしても苦労が絶えぬであろう」

「とするとハサキールは落ちると?」

 守備隊長は笑って手を振った。

「それはあるまい。ハサキールはまさに堅城。過去我が軍が万の軍勢をもって何度も攻略を試みたが、その度に失敗に終わった。今更、三千の兵程度でどうこうなるものか。あの男が裏切るつもりでなければ、まず問題なかろうよ」

「なるほど。そもそもヴィンター子爵が裏切るつもりであれば、そもそも落ちるのは必定。裏切るつもりがなければ安全と。いずれにせよ、我らが残る道理はないということですな?」

「そういうことだ。人質でも送ってくれば、その心配もなかったのだがな。それに今のハサキールに我らが居続ければ住民の間に余計な軋轢が生じる可能性がある。ここは一つ試すつもりで、様子を見よう」

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