書き間違い、言い間違いが多い言葉。
今回は、よく「書き間違い」「言い間違い」が多いなと感じる言葉を集めてみました。
・「遅れ」をとる → 「後れ」をとる
・「足元」をすくわれる → 「足」をすくわれる
☆足元ではなく、足をすくわないと意味がないですよね。
・嫌気が「する」 → 嫌気が「差す」
☆嫌な予感がするとは言いますが、嫌気がするは聞いたことがありません。(私の場合ですが)
・「笑顔」がこぼれる → 「笑み」がこぼれる
☆笑顔がこぼれたら怖いですよね。
・親「不幸」 → 親「不孝」
・白羽の矢が「当たる」 → 白羽の矢が「立つ」
☆当たるだけではなく、立てないと意味がありませんからね。
・「愛想」を振りまく → 「愛嬌」を振りまく
・的を「えた」 → 的を「いた」
・体調を「壊す」 → 体調を「崩す」
☆体を壊すとは言いますが、体調を壊すとは言いませんね。
・「顔」を伺う → 「顔色」を伺う
・合いの手を「打つ」 → 合いの手を「入れる」
☆相槌を打つと混ざっている方が多いようです。
・うんちくを「たれる」 → うんちくを「かたむける」
・屈辱を「晴らす」 → 屈辱を「果たす」
・「すいません」 → 「すみません」
・後へも先へも「引けない」 → 後へも先へも「行けない」
・以上のことを、よく念頭に「入れて」 → 以上のことを、よく念頭に「置いて」
☆入れるだけではなく、きちんと置いて忘れないようにしてくださいね。
・間が「もたない」 → 間が「もてない」
☆間が持たないという言葉もあるようなので、間違いではないかもしれません。
・声を「あらげる」 → 声を「あららげる」
・熱に「うなされる」 → 熱に「浮かされる」
☆うなされるのは悪夢だと思います。
・上には上が「いる」 → 上には上が「ある」
・「ありえる」 → 「ありうる」
・眉を「しかめる」 → 眉を「ひそめる」
☆顔をしかめるとは言いますが、眉をしかめるはありません。
・明るみに「なる」 → 明るみに「出る」
・絆を「深めたい」→ 絆を「強めたい」
・二の舞を「踏む」 → 二の舞を「演ずる」
・とりつく「ひま」もない → とりつく「しま」もない
・嘘も「方言」 → 嘘も「方便」
・「うる」覚え → 「うろ」覚え
・「お目」にかなう → 「お眼鏡」にかなう
・「犯罪」を犯す → 「罪」を犯す
☆「犯罪」で、「犯す」という意味なので、「罪」だけでいいですね。
・「目覚め」が悪い → 「寝覚め」が悪い
・極め「つけ」 → 極め「つき」
・「口」を濁す → 「言葉」を濁す
・「孫」にも衣装 → 「馬子」にも衣装
・味「あわせる」 → 味「わわせる」
・「上や下へ」の大騒ぎ → 「上を下へ」の大騒ぎ
・願わく「ば」 → 願わく「は」
・身を「コナ」にして → 身を「コ」にして
・その「とうり」 → その「とおり」
・「どおり」で → 「どうり」で
・「短刀」直入 → 「単刀」直入
・「後ろ足」で砂をかける → 「後足」で砂をかける
☆後ろ足も後足も一緒じゃないの? と思いますが、違うようです。
・舌「づつみ」 → 舌「つづみ」
☆づつみの方が言いやすいですが、間違いなんですね。
・違和感を「感じる」 → 違和感を「覚える」
☆違和感で「感じる」という言葉が入っているので、「覚える」が正しいですね。
・「頭」を傾げる → 「首」を傾げる
☆頭をひねると混ざってる方が多いみたいですね。
・脚光を「集める」 → 脚光を「浴びる」
これ以外にも、よく間違えてるなと思う言葉や書き方があります。日本人なら、正しく言葉の意味を知ってほしいと願っています。