はじめての…まほう?
今回は少し短いです。(´・ω・`)
あの後、ぐっっすりと寝た私はHPとMPの両方が満タン、いまの私のフルパワーですわ!!!
まあ、フルパワーはさて置き、今日こそ……
……魔法を使うぞ!!!!
と、まあ、張り切っている。
近くにいたメイドさんに外に出たいとせがんで、というか、暴れて庭に行き着くまで暴れ続けた。
うん。無駄に体力失ったわ。
そのおかげか、HPと体力は違うみたいだという事が分かった。ゲームではHPを体力と言っていたが、厳密にいうとHPは生命力みたいなものだ。生命の力と書いて生命力。この値がゼロになったら死ぬ。それが可視化されるってのは有難い事なのかもね。こちらの世界には、回復薬や回復魔法があるが科学はない。ああ、ないというか、発展していないだね。逆に、あちらの世界――地球では魔法はないが科学が発展している。
科学と魔法が交わったら非常に面白い事が起きそうだね。
と、この話はさておき、魔法を使うんだった。
とある小説に書いてあったのだが、魔法はイメージが大切らしい。
それがこの世界に通じるかは分からないけど、やってみるに越したことはない。
一番想像しやすいのは…水かな。
あー、けど、電子とか何とかとか、全然憶えてないんだなぁ…
やるだけやるか。……それっぽい事を。
水、水素原子二個酸素原子一個で構成されている水分子の集まり。
液体は常に動いているが気体状態より活発ではない。
えーっと、無色透明。形は決まっていない。
化学式はH₂O。
……私の想像力は当てにならんな。
取り敢えず魔力込めてやってみるか。
まさか、詠唱が、いるのか……?
練習してないからまともな発音なんか出来ないぞ?
うーん……後で試そう。
まずは、目の前に小さな水の球体がある感じを………こうかな……?
すると、循環していた魔力が抜けたような感覚を覚える。
そっと目の前を見ると、そこには手のひらサイズの水の球体が浮かんでいた。やがて、球体の形を崩してバシャッと地面に落ちた。
おおお!!!!
魔法だ!! 魔法だッ!!!!
スゲェェエエ……!!
暫く興奮状態が続き、少し落ち着いた頃に足音が聞こえた。
あー……、もう終わりか。もっとやりたかったけどまた今度にしよう。
そう思った瞬間、体が宙に浮いた。びっくりしたけど、さっきの足音の人――メイドさんだった。
私はそのメイドさんに身を任せ、部屋に連れていかれた。
……そうだ、歩く練習しないと。
悲報、連載7話目にして後悔する。
ステータスめn……記憶出来ない……!!
という事で、たまにメモがわりとして後書きに登場するかもしれません。
ステータス出てない今回に報告してもなぁ……、という話なんですけどね。
拙い文章ですが今後とも読んで下さると嬉しいです。(*^▽^*)