祭の予感
後書きが長いです!
特に重要な事は書いていない(と思う)ので遠慮無く飛ばして下さい!!
本編をどうぞ( ´ ▽ ` )
今日、朝から皆さんバタバタしている。
ふと何か大事でもあったのだろうかと考えるが、すぐにその考えは捨てる。
合っているかは知らんが、祭の予感だ!!!
祭といえば、「雪白花は咲き誇る」ではだいたい6月くらいに行われていた女神祭。他には精霊祭とか、建国祭や収穫祭などがある。あとそうだな……武闘祭とか?
今更思うが祭多いなぁ。
まあ、我々プレイヤーにとっては祭りは好感度が一気に上がる有難いイベントだった訳だが。失敗すると、好感度はダダ下がりだけどね。
成功すると得られる物も大きいが、失敗して失う物も大きい。
まさにハイリスクハイリターンってね。
それはさておき。
まだ憶測に過ぎないが、何の祭りだろうか。
違ってたら恥ずかしいけど、何の祭りだろう?
生まれた時期がいまいち分からないから、どの祭かが分からない。
聞き耳立てたら案外すんなり分かるかも。
まあ、ドア越しだし聞こえないだろうなぁ……って、
『この花は向こうの花瓶に刺しといて!』
『それは向こうにしまっておいて!』
『ボサっとしてないで厨房にこれ運んどいてね』
『これは向こうの棚に仕舞うやつで……』
『隅々まで掃除しないと!』
『夏の一大イベントなんだから、張り切って準備しないとね!』
すごいきこえるーー
ちょうきこえるーー
【感覚強化を取得】
あっ……なるほど。道理で。
取り敢えず。聞いた言葉には、『夏の一大イベント』や『花』という単語があった。
まあ、推測するには『夏の女神祭』だろうな。
“夏の”がついていることから、春や秋、冬とそれぞれ女神祭があるのかと疑問に思う。攻略速報では、プレイヤーが運営に訊いて返ってきた言葉が載せられていた。
曰く、1年に一度だけ女神祭を開催るするそうだ。
簡単に言えば、春の女神祭の次の年に夏の女神祭、その次に秋の女神祭、その次に冬の女神祭ががあるという事だ。
それぞれ行われる季節が違い、その季節に咲く花を飾るのが伝統だとか。
というわけで今は夏だ。6月だ。
……あれ? ちょっとまて。え、悪役令嬢さんの誕生日を思い出すだけで良かったのでは??
……。
ま、まあ、思い出すのに時間かかっただろうし。
うん。スキルも取れたし、気にしない気にしない。
そういえば、魔力測定とかも一緒にやるんだっけ?
あ、それは4歳になったらの話だった。
まあ、何というか、“一周季”とやらで縁起?がいいとか、キリがいいから、らしい。
その辺はあまり憶えていないから内容は保証しない。間違ってたからって慰謝料とか請求すんなよ。私無一文だから!! ジャンプしても小銭の音しないからね!
ごほん。さて、それでは問題。
貴族達や王族は式典に参加するが、我々子供達(王族含む)は連れて行かされるのか?
3秒以内に答えよ。
♪〜(ウッドブロックとトライアングルの音)
はい。正解は、まあ当たり前ですよね。家にいます。ちなみに式典は12歳から参加出来るよ。
よっぽどの事がない限り参加させられるので、12歳以上の貴族は、ほぼ強制参加ってところかな。
いやあ、理不尽だね〜〜。例えるならそう、運動神経がそこまで良くない(例えば私とか、私とか、私とか)人にとっての『昼休みドッチボール全員参加』みたいな。当たったら、一生戻れないよね!!! ね!(涙目)
あれ、何でドッチボールの話になったんだろ?
それはさておき、我々子供は置いてかれるのだ。
言い方に語弊が生まれるかもだが、置いてかれるのだ。
置いてかれるすなわち自由。
そう、魔法の練習が、出来るのだよ!!!
念願の属性魔法!
複合属性魔法とか!!
夢が溢れるよね!
嗚呼今からでも楽しみだ。
わくわくが、止まら、ない……
……ぁ、眠く、なってき、た……
おやすみぃ……
赤子の体には、長時間の睡眠が必要なようだ。
生まれた時期を考えるのを忘れてました。
何も考えずこの花いいなぁ……と、決めていたので焦りました。
名前とか性格が花関連にしてしまったので、生まれる時期もそうしないと違和感があるので。
ローゼレイラとキヨリは双子という設定ですので急いで調べました。
薔薇の咲く時期:だいたい5月〜6月
桔梗の咲く時期:だいたい6月〜10月
ギリ被ってる!!!!!
それを見た瞬間ホッとしました。
双子なのに生まれる(咲く?)時期が違うって、もうそれは双子ではなくて、姉妹ですからね。
まだまだ設定が甘いので矛盾が、それはもうどっさり出てくるでしょう。というか、出ます。
その時は、「遠慮? 何それ美味しいの??」という感じに矛盾点などをサクッと御報告を頂けると嬉しいです。
時間がかかると思いますが修正します。
最後に。
本話を読んで頂き、ありがとうございます。
そして、すみません。とにかく更新が遅いです。
それでも読んで下さる方には感謝しかありません。
長々と話に付き合って頂きありがとうございます。
これからも日々精進致しますので生暖かく見守って頂ければなと思います。
次話をお楽しみに!
……長いですね。