表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/26

開拓者らしく

武弥がログアウトすると既に陽加はログアウトしていた。


「もう今日はやめたんだ?」


「うん、一緒にしてる子たちが明日早いからって…武ちゃんこそ今夜は早いんじゃない?」


「何か16歳未満の規定にかかる子がいて街まで送る事になって送ったんだが、その子はログアウトしなきゃいけないのに自分だけ続けるのもなって思ってやめた。」


「ふふっ、武ちゃんらしいね。あっ、コーヒー飲む?」


「あ、よろしく〜砂糖2個ね。」


陽加の入れてくれたコーヒーを2人でまったりと飲む。


「そういえば来週からイベントあるらしいね?」


「んっ?イベント?どんなの?」


「団体の生き残り戦みたいよ?6人まで1つのチームで登録出来て特殊マップでクエストをクリアしながら生き残れば良いみたいだけど…武ちゃんソロだけど大丈夫?」


このイベントは武弥にとって不利な事この上ない…しかし!


「取り敢えず参加する事に意義があるって言うだろ?せいぜい他人の足を引っ張ってみせるさ!」


「頑張って生き残るじゃなくて人の足を引っ張っぱるのね…確かに6対1じゃあ、戦いとかになったら厳しいと思うけど…何だか武ちゃんは変な新境地でも目指してるの?」


「新境地か………良いな!まさに開拓者の名に相応しい目標じゃないか!」


こうして武弥は徐々にリミッターが外れてくるのだった。



手がスマホを持つのが辛い程に腱鞘炎悪化してます。もし、更新が止まったらどうにもならなかったと思って下さいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ