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第76回
リコ「これこれ!」
そして、その資料を掴むと、一目散に景品交換所に向かった。この島でスタンプラリーをコンプリートすると、本州のお土産屋さんの景品交換所で、ウサギのケータイクリーナーが貰えるのだ。
警察「ふふ、まあ、あれはいいか」
元気なリコの姿を見て警察は微笑んでいる。まあリコは見た目16歳くらいで、少し可愛かった。子供を見て微笑ましいというのとは少し違う微笑み。ロリコンめ。
こうして、サクラの荷物チェックは始まった。結果はもちろん異常なし。サクラは警察に『ご協力ありがとうございました』と言われ、解放されたのだった。
サクラ「ふぅ、何が何だかわからないが……助かった」
漁師「すいませんね、うちの娘が」
サクラ「いえいえ、いい娘さんですね」
そんな他愛ないあいさつを交わし、解散。サクラは一人になった。
◆◇◆
サクラ「(ふぅ、なんとか切り抜けたぞ。それより、あの封筒返してもらわないと)」
リコという女の子が抜き取った封筒。実はあれこそ、この島の機密が書かれている資料だった。フェイクとして、この島のパンフレットの中に挟んでいたのだ。資料と言っても1枚の手紙と、何かしらの化学薬品の情報が書かれていた数枚のコピー用紙だ。サクラはリコを探し始めた。




