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第70回

「さっそく、アキちゃんに電話しよう」

「かしこまりデス」


 そして、合成音声との通話は閉じ、アキちゃんにかける。小さなコール音。アキちゃんが出るまでに、いろいろとこれからのことを考えていた。


 ここから出たら警察に行こう。ケータイに写ってる写真を証拠に、研究所で何が行われてるのかを捜査してもらおう。絶対にあの人たちは悪者だ。僕は正義のヒーローになれるんだ。アキちゃんだってそうなれば絶対に前みたいに戻ってくれるはず。


 しかし、一向にアキちゃんは電話に出てくれなかった。出てくれない代わりに一通のメールが届いた。それを僕は読む。


「……だれかきt」


 だれかきた、と打ちたかったのだろう。


「ちゃんと隠れた?」


 と僕は返した。するとすぐに返信が来た。


「けいびのひと

もういった」


 と返ってきた。ひとまず僕は胸をなでおろす。


「こっちは大丈夫だよ。早くおいで」


 そして、数十秒後。エレベーターが下り始める音が聞こえた。アキちゃんはちゃんと▲ボタンを押せたのだろう。


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