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第57回
「確かにそれはありますね。私の部屋でもそれは気を付けています」
「そう、それは体にも言えること。普段から機械ばかり触っておる人間に魔術は効きづらい。逆にミカドのような筋肉バカには、とても効果が出やすいということじゃ」
「なるほど、じゃあ俺は全然ダメだな……」
「ああ、お前らはあんまり相性良くないと思うぞ」
「そ、そうかぁ」
まあ、ここまで生きていられたのだから息は合ってるんだろう。
「さて、向かうか。よし、ではわしの相棒を呼ぼう」
「相棒?」
「おいで~」
ウィーーーーーーーーーン……
機械音を鳴らしながら出てきたのは、セキュリティロボだった。サーモンピンクの塗料を全身に塗られている。
「うわ、趣味悪いな……」




